fantasia*diapsida

とりとめのないメモの山

movie10:2009

2010-01-26 00:00:00 | film・bilder++

今年もベストテンの時期ですねぇ。
数えてみたら、私が2009年に劇場に観に行った作品は、リバイバルや日本未公開含んで10本。
もっと観たい作品もいっぱいあったのに、なかなかお金も時間もないのよね…。
特にお金は。
で、なんだかんだで観ていてお気楽そーな話題作に偏っちゃうんです。
頭使わずにボケーっと楽しくノンビリしたいんだも~ん。
でも『空気人形』は物凄く観たかった…!!(上映館が近くになく、しかも忙しい時期で、観に行こうと思ったら終わってた)

でもま、折角だから一応ランクしてみますか。

【2009年LOKI:ベスト10】
1. 
District 9 (第9地区)  
2. 
アバター
3. 大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE 
4. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 / EVANGELION:2.0  -YOU CAN (NOT) ADVANCE-
5. ヘルボーイ /  ゴールデンアーミー
6. 
レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-
 >ちょっと下がって>
7. Zombieland (ようこそゾンビランドへ)
8. 
トランスフォーマー: リベンジ 
 >>超えられない壁>>
9. 
ラスト・ブラッド

10. ターミネーター4

対象外:メトロポリス (2009年に入れるには古典すぎる。)
      
長髪大怪獣ゲハラ (だってTV作品だもん。でも造りは映画だから、一応挙げる。)
      空気人形 (観てないけどたぶん2位くらい)

1位は『District 9』!ダントツ!やっぱPJ (ピーター・ジャクソン。ピーチ・ジョンではない) 最高!
日本では2010年4月公開予定です。
南アフリカ訛りやエイリアン訛り(?)がキツイこともあって、聞き取れない部分も多かったから、もいちど字幕付けて観たいかも。
アバターはまぁ、好きなもの詰め込んだ雰囲気だし。
ウルトラマンとエヴァは特撮同士ぎっちょんちょんで迷ったが、
作り手のウルトラシリーズへの惜しみない愛情と、子どもたちを楽しませようという姿勢がジンワリ温かかったウルトラマンを上に持ってきました。
エヴァは破戒に走る反面、空気感は原点に立ち返ってセブンや実相寺ウルトラ作品のパロディっぷりが炸裂!
ヘルボーイはまるでデビルマンのような陰惨さ!
それでもちゃんと万人向けのエンターテインメントに仕上げてくれるところは、さすが
『パンズ・ラビリンス』のデルトロです。
『The Hobbit』もPJとの黄金コンビで期待大だぜ!
赤壁は、曹操が敗走して後の策略の畳みかけと関羽の情けをかけるシーンがなかったから(笑)。
予想以上のものを魅せてくれたけれど、やっぱり観たいところも魅せてほしかった!でも良いっす!
 ここまではおススメ。
ゾンビランドは如何にもアメぇリカ~ンなグロたっぷりの馬鹿馬鹿しさで呆れさせてくれました。
ちゃんとツボ押さえてたんでOK。洒落の分かる人だけ観てください(笑)。
トランスフォーマーは、冒頭の上海ナイトが一番面白くて、段々しょーもなーくなっていくのが残念。途中何の映画観てるのか分からなくなる。
 ここからはむしろワースト。
でもラスト・ブラッドは、前半だけなら上位に食い込みます。
ターミネーターは、ところどころ面白いのにターミネーターじゃありません。
タイトルを『未来ロボット大戦』に変更して、もうT-800とかに拘らない方が面白くなったのかもしれない…。
T-800出てきたときキュンとしたけど。


では我が愛す映画雑誌、『映画秘宝』と『キネマ旬報』のランクを。
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まずは映画秘宝。

【2009年ベストテン】
1. イングロリアス・バスターズ
2. グラン・トリノ
3. 母なる証明
4. レスラー
5. 愛のむきだし
6. ウォッチメン
7. チェイサー
8. 
第9地区(District 9)
9. チョコレート・ファイター
10. スペル

【2009年読者ベスト】
1. イングロリアス・バスターズ
2. グラン・トリノ
3. レスラー
4. ウォッチメン
5. チェイサー
6. 愛のむきだし
7. スペル
7. チョコレート・ファイター
9. 母なる証明
10. ヘルボーイ /  ゴールデンアーミー

またまた観たかったけれど観られなかったやつばっかりやなぁ。
『母なる証明』とか、『チョコレート・ファイター』が特に。
『愛のむきだし』なんて名作の匂いがプンプンするんだけど、だって4時間もあるんだもん。
ところで『District 9』、ランクインしちゃうのね…まだ日本公開してないのに。さすが秘宝(笑)。
公開されていたらばもっと順位上がったろうなー。
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ワーストテンも作ってくれるのが、秘宝の良いところだ。

【2009年トホホ大賞】
1. DRAGONBALL EVOLUTION
2. 
ターミネーター4
3. 2012
4. 宇宙戦艦ヤマト 復活編
5. しんぼる
6. カムイ外伝
6. 13日の金曜日
6. HACHI 約束の犬
9. スノープリンス 禁じられた恋のメロディ
10. 「20世紀少年」シリーズ

【2009年読者トホホ】
1. しんぼる
2. DRAGONBALL EVOLUTION
3. ROOKIES ―卒業―
4. 笑う警官
5. レイン・フォール / 雨の牙
6. カムイ外伝
7. 2012
7. 「20世紀少年」シリーズ
9. 
ターミネーター4
10. G.I.ジョー

…ほとんど観てないけど、なんか納得だ。別にコメントもないでしょ。地雷だったのはターミネーターぐらい?
他にも、『おっぱいバレー』:「やっぱりおっぱいは見せるべきだと思った」(by. みうらじゅん先生,
他数名)とか…
一番端的で「あぁ
それ!」と思ったのが、
『「ぼく」とか「君」とか「私」とか「あなた」とかがついてたり、題名が変な文章みたいな映画全部』(by. 高橋よしき)
素晴らしい!!

ちなみに最低日本映画を決める、HIHOはくさい映画賞の最低作品賞ノミネートは
『アマルフィ 女神の報酬』『レイン・フォール 雨の牙』『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』『ROOKIES ―卒業―』『カムイ外伝』。
「たいへんに充実した年で、この5本を選ぶのは本当に大変でした。」「5本すべてがチャンピオン!」だそうです。
本当に宣伝からして人を馬鹿にしたような酷いのまであったもんね…。
秘宝のこの号は毎回ワーストの頁を読んでる方が、言いたいことを全部言ってくれているようで楽しいです❤
昨今の日本映画の駄目さ加減をズタズタにぶった切り、
「死んでほしい奴グランプリ2009」であんな人やこんな人や、映画関係ないやんみたいな事象までボコボコに扱き下ろすのが、
だいたい頷けてしまって、スッキリ。
毎回思うけど、みんな実名出してるのにこんなにボロカス書いていいのかなぁ(笑)?

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続いて、キネマ旬報の。

【2009年日本映画ベスト・テン】
1. ディア・ドクター
2. ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~
3. 劔岳 点の記
4. 愛のむきだし
5. 沈まぬ太陽
6. 空気人形
7. ウルトラミラクルラブストーリー
8. サマーウォーズ
9. 誰も守ってくれない
10. 風が強く吹いている
*次点 のんちゃんのり弁

【2009年外国映画ベスト・テン】
1. グラン・トリノ
2. 母なる証明
3. チェンジリング
4. チェイサー
5. レスラー
6. 愛を読むひと
7. アンナと過ごした4日間
8. 戦場でワルツを
8. スラムドッグ$ミリオネア
10. イングロリアス・バスターズ
*次点 ミルク

意外と秘宝と被ってますね。
じゃ、2009年の邦画は『愛のむきだし』、『空気人形』(秘宝では26位)がよさげ?
『沈まぬ太陽』とか『罪とか罰とか』とか。
やっぱ『母なる証明』と『イングロリアス』、観りゃよかったなぁ~。
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と、いうわけで、
総じて2009年は…まとめにくいんだけど…個人的には『第9地区(District 9)』が1番!ということでした。
やっぱPJ最高!
何度も言うけど、日本公開は2010年4月予定!観るべし!

映画『第9地区』特報


あとは『イングロリアス・バスターズ』と『母なる証明』(それにしてもポン・ジュノは凄い!)と『空気人形』(←ひいき)かな。
観たいなぁ~。

映画 母なる証明 予告


空気人形 予告編



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