一杯の水

動物であれ、人間であれ、生命あるものなら誰もが求める「一杯の水」。
この「一杯の水」から物語(人生)は始まります。

オーム(om)!

2005年05月28日 11時08分02秒 | インド哲学用語集
オーム(om)

ヴェーダ聖典の始まりや終わりで唱えられる聖音オームは、本来は祭官らが呼び交わす声であったと言う。
全ての音は、オームに集約され、ついにはウパニシャッドの精髄、そして絶対者ブラフマンと同一視されるようになる。

また、字音を分解し、「ア音」を覚醒時のアートマン、「ウ音」を夢眠時のアートマン、「ム音」を熟睡時のアートマンにあて、無音時の第4位のアートマンこそ、吉祥なる不二のアートマンであるともする。


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