おちよな毎日2

続「おちよな毎日」。

「タイムマシンに乗れないぼくたち」

2022-08-06 21:25:02 | 
8月5日(金)

この2日間ほど最高気温が30度を下回り、しのぎやすいのは本当に嬉しいです。今日は職場の同僚が「ラーメン食べてかない?」と誘ってくれたので近所の行列店に並んで(まあでも昼よりはましだと思う)食べて帰りました。初めて食べたのですが、さすがに美味しい上品な味でした。誘ってくれて感謝です。ラーメン屋では長居できないので、その後カフェに移動し、会社のことや老後についてなど、普段できない話をあーでもないこーでもないと言い合いました。よく笑った楽しい夜でした。

ここしばらく通勤時に読んでた本;

「タイムマシンに乗れないぼくたち」(寺地はるな);職場や学校や家で「さえない」「無害で便利」「いないも同然」「こうあるべきレールから外れている」といったレッテルをはられたり、軽んじられたりといった扱いを受けている主人公達の短編集。「いろいろある世界から逃亡したくなる」閉塞した状況や気持ちにありながら、でも、心に小さな灯がともるような存在の誰か(や何か)がいて、その命綱みたいな存在が幸せでありますようにと祈るような気持ちが沁みました。夫に死なれた妻が夫の「夢の女」と暮らす話には涙が出ました。

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