宮内庁が大嘗祭で古来からの伝統である大嘗宮の「茅葺き屋根」を廃止し「板屋根」に変えることを決定しています。宮内庁はあくまで予算の問題だと言いますが、国産の茅葺屋根にするのに何十億もかかりますか?
上皇、上皇后の仮住まいにするだけの住居費でいくら使っていますか?東宮御所の改装費用はおいくらですか?隠居する老夫婦に多額の費用をかける意義とはなんですか?
伝統を守ることが必要な神事のルールを、宮内庁の都合で変えさせてはいけません。
伝統は一度破壊したら二度と戻せなくなります。
散々皇室の伝統を破壊してきた上皇后に対し、BBは怒りを感じています。
ぜひ皆さんの真摯な声を内閣府に届けてください。
手紙でも、葉書でも、メールでも構いません。
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数の力があれば宮内庁も考え直すしかなくなるでしょう。
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祓え給い、清め給え、神(かむ)ながら守り給い、幸(さきわ)え給え
大嘗祭では松明やかがり火を使いますが。
茅葺き屋根は非常に燃えやすいことから、歴史的建物として保存されている場合なども火気厳禁です。
違法で尚且つ人命を守れる対策を講じられない建物で儀式をしろと国に要求するのは無理がありますよ。
茅葺き屋根にする代わりに松明やかがり火は使わず懐中電灯にしますか?
これ、本当でしょうか。
実際日本各地に未だに茅葺き屋根で生活している人が数多く存在するけど、家屋内では火気厳禁なんでしょかねね~、そんなことないと無いと思いますよ。
防火のための対策をとればいいだけのことでしょ。
平成の大嘗祭も茅葺きでしたのに令和になったとたん火が危なくてできないのでしょうか?
それともお役人の怠慢?
茅葺きということは意味のあることのように思います。
神社新報(平成31年02月11日付 5面 )の記事より抜粋させていただきました。
(文章をまとめるのがヘタなのでコピペでお許しください。)
「大嘗祭は茅葺きで 筑波大学名誉教授・日本茅葺き文化協会代表理事 安藤邦廣」
(略)
茅葺きの継承
稲作農耕の拡大とともに日本の農村の屋根はほとんどが茅葺きになり、神社仏閣にも広く普及してきたが、近代化や工業化の中で、茅葺きは急速にその姿を消しつつある。その中で、文化庁は昨年、日本の伝統的な木造建築技術の世界遺産への登録提案をおこなった。この伝統建築工匠の技として登録提案がされた大工等十四の職種のひとつに茅葺きも含まれてゐる。
(略)
世界的にみると、ヨーロッパでは、近代化の中で衰頽した茅葺きが今日見直されてゐる。それは、伝統文化の再評価のみならず、茅葺きが環境問題や資源問題の中で見直され、そのやうな社会背景を受けて茅葺きは復活を果たしてゐる。それを受けて、平成二十三年に国際茅葺き協会(International Thatching Society=ITS)が、イギリス、オランダ、ドイツ、デンマーク、スウェーデン、南アフリカの六カ国によって設立され、日本は二十五年に加盟してゐる。ITSでは二年に一度各国持回りで国際茅葺き会議を開催し、各国の茅葺きを取り巻く社会的状況や技術的課題についての情報交換や研究発表がおこなはれてゐる。その第六回大会を、今年五月に岐阜県の世界遺産集落白川郷にて開催することが決まってゐる。日本大会には、海外からおよそ百五十人の茅葺き職人が集合するが、彼らは、日本の独自に発達した地域性豊かで高度な技術を持った美しい茅葺きについて高い関心を寄せてをり、日本の職人との技術交流を楽しみにしてゐる。
(略)
この時期に大嘗宮が茅で葺かれることは、日本の茅葺きの歴史を遡り、茅葺きが稲作農耕と深く結びついてあることの意味をあらためて考へ直すよい機会といへる。伊勢の神宮の正殿をはじめ主要な社殿が茅で葺かれ、それが式年遷宮として永く繰り返されてきたことにもつながる重要な意味がそこにはある。
大嘗宮の茅葺きが次の即位に際して途絶えることがあるとすれば、その文化的損失は計り知れない。大嘗宮の茅葺きに費用がかかりすぎるといふ議論がされる中で、簡易な葺き方である古来の逆葺きに戻すことは、その費用の削減にもつながる。また、簡素で機能的な美しさは、賞讚すべき日本の文化の特質であり、新しい世にもその変はらぬ姿を示すことはとても大切なことではないかと考へる。関係者をはじめ国民の幅広い議論の中で、大嘗宮の屋根が正しく選択されることを願ふものである。
全文は↓(直リンは避けました。)
h ttps://www.jinja.co.jp/ycBBS/Board.cgi/00_backnumber_db/db/ycDB_01news-pc-detail.html?mode:view=1&view:oid=105268&opt:htmlcache=1
やはり古来から脈々と受け継がれている事柄には現代しか知らない、現代の価値でしか考えられない今の人々が想像する以上の重みがあるのですね。
海外にも報道されるでしょうに板屋根なんかかえってみっともないと思います。
ぜひ茅葺で行っていただきたい。
例によって、宮内庁の嫌がらせだなあと、うんざり。
取り上げてくださり、ありがとうございます。
政権が秋篠宮家のフォローに回ったようで、今後はこんな陽の陰の嫌がらせが減ればなあと、期待しています。
パブコメ、りんどうも出します。
ただしどんな法律にも例外規定があり、建築基準法でもこの例外規定を適用すれば可能と思われます。
恐らくですが、平成の即位時もこの例外規定を適用したのではないでしょうか。
伝統を守ることは単に形式を守るだけでなく、付随する技術を保存し次代へ継承していくという役割も果たします。費用の面だけで決定してよいものではありません。
例えば伊勢神宮のご遷宮は20年毎に行われますが、20年の間隔だったからこそ、建築技術や奉納品の織物技術などがそのまま残っているのだそうです。
あまりにも間隔が開くと、技術保持者が亡くなったり高齢化して伝承が難しくなる、と。
宮内庁はこの点をどう考えているのでしょうね。
茅だって現代は簡単に手に入らないから、伊勢神宮は自前で何十年もかけて準備している訳で。
今上陛下は中継ぎです。
中継ぎにそこまで手をかけお金をかけると、本流に手をかけお金をかけるのが難しくなりますよ。
さすがに中継ぎだからと表立って言えないし、皇室も宮内庁もいろいろ理由をつけて中継ぎを簡素にしようとしているのに、なんでそんなに鈍いのでしょう。
中継ぎの即位にそこまで拘る必要ありますか?
つい先日 知人からこれと同じチラシを手渡しでいただいたいた時にお聞きしたのですが、大手ゼネコンが板葺きを担当するそうで、結局茅葺きにした場合よりも高額の工事費になるのだそうです。 伝聞なので、具体的な金額など裏付けはまだとれていないのですが。なぜ 茅葺きにしない?! 天皇の霊的なパワーを落とすためなのか?(まあ 期待できないお方ではありますが)天との繋がりすら絶たれたら、もうただのおじさんですよね。