実は私、5連休だったりします。
とはいえ、全部雨。
出かける予定もありませんので、家で何か作りましょう。
コロナ感染者も増えてることですしね。
少し話が脱線しますが、私、月の初めに何か買うことにしてます。
だいたい予算は1万円。
最近は主に工具やアウトドア用品とかが多いですね。
YouTubeを見てると、これ欲しい、ってものがよくありまして。
とりあえずAmazonで欲しい物リストに入れておきます。
あとは値段と優先度を考えてポチるというわけです。
それで今月買ったのがなんと、レザークラフト用品一式。
いえね、アウトドア関係の動画見ますと、出てくるんですよ。
「ナイフのシース、革で作りました」みたいなの。
見たら作りたくなるじゃないですか。
まあ初めからナイフのシースはハードルが高いので、まずは練習。
そこで今回、ホルンのプロテクターってのを作ります。
いわゆる金管楽器というのは真鍮でできたものが多いです。
真鍮は銅と亜鉛の合金なので、錆びると緑青が発生します。
錆びないまでも、輝きはすぐに消えます。
それは困りますので、全体にラッカー等で塗装されてます。
しかし、持つ場所はラッカーも剥げてくるのですね。
そこでプロテクターの登場です。
要するに革製の持つとこカバーですね。
ただし、プロテクターは音の響きに影響があるそうです。
ラッカーすら良くないってことで、ノーラッカーの楽器もあります。
ま〜私は、もともと響きが悪いので気にしませんがw
では革の裁断から。
使った革ですが、東急ハンズで買ったハギレ詰め合わせです。
革って高いですねえ。
それはさておき、コピー用紙を楽器に巻きつけ、だいたいの形で型紙としました。
それに沿って裁断しますが、今回はセットに付属の革包丁を使用しました。
が、普通のカッターの方が使いやすいですね。
単に使い慣れの問題でしょうけど。
ついでに少し角も丸めて裁断終了。
では、ヒモを通す穴を開けます。
軽く跡がつく程度に千枚通しで線を引き、等間隔に印をつけます。
今回はディバイダーが家にあったので、それを使いました。
あとは印通りにポンチで穴を開けていくだけです。
写真上のゴム板は写り込んでるだけで使いません。
下に敷くと、柔らかいのでポンチが効きません。
専用の硬いゴム板を使いましょう。
分かりにくいですが、こちら裏面です。
トコ面と言いまして、毛羽立ってる面ですね。
この毛羽立ちを滑らかにします。
トコノールというクリーム?を満遍なくトコ面に塗り、ガラス板等でこすります。
一回でツルツルになりますね。すご。
あと、切り口にも一応トコノールしておきました。
薄い革なので、あまり意味はないかと思いましたが、見た目は綺麗になりました。
さて・・・これで完成です。
革切って穴開けただけですねw
レザークラフトというには縫い工程も合わせ工程もありません。
その辺りはまた次の機会に。
なにぶん初めてなのでこんなもんでしょう。
早速楽器に取り付けます。
イイですね〜。
ヒモなんですが、ダイソーで買ったものです。
「スエード調 手芸ひも」という商品名で、色違い4本入りです。
楽器にフィットするように、少々引っ張りながら締めていきます。
ヒモが切れそうでしたが、見た感じと異なり、かなり丈夫でした。
裏から見るとこんな感じ。
このくらいの量ですと、換算して革の値段が100円ちょい。
ヒモが25円ですから、原価130〜140円くらいでしょうか。
ちなみにレザークラフトセットがAmazonで6000円くらいでした。
買い足したのはトコノールと革ですね。
まだまだ革も余ってますし、また何か作ります。