BASS MAGIC

なんやかんや好きなことやってます

4連休とはいうものの

2020年07月26日 | DIY

実は私、5連休だったりします。

とはいえ、全部雨。

出かける予定もありませんので、家で何か作りましょう。

コロナ感染者も増えてることですしね。

 

少し話が脱線しますが、私、月の初めに何か買うことにしてます。

だいたい予算は1万円。

最近は主に工具やアウトドア用品とかが多いですね。

YouTubeを見てると、これ欲しい、ってものがよくありまして。

とりあえずAmazonで欲しい物リストに入れておきます。

あとは値段と優先度を考えてポチるというわけです。

それで今月買ったのがなんと、レザークラフト用品一式。

いえね、アウトドア関係の動画見ますと、出てくるんですよ。

「ナイフのシース、革で作りました」みたいなの。

見たら作りたくなるじゃないですか。

まあ初めからナイフのシースはハードルが高いので、まずは練習。

そこで今回、ホルンのプロテクターってのを作ります。

 

いわゆる金管楽器というのは真鍮でできたものが多いです。

真鍮は銅と亜鉛の合金なので、錆びると緑青が発生します。

錆びないまでも、輝きはすぐに消えます。

それは困りますので、全体にラッカー等で塗装されてます。

しかし、持つ場所はラッカーも剥げてくるのですね。

そこでプロテクターの登場です。

要するに革製の持つとこカバーですね。

ただし、プロテクターは音の響きに影響があるそうです。

ラッカーすら良くないってことで、ノーラッカーの楽器もあります。

ま〜私は、もともと響きが悪いので気にしませんがw

では革の裁断から。

使った革ですが、東急ハンズで買ったハギレ詰め合わせです。

革って高いですねえ。

それはさておき、コピー用紙を楽器に巻きつけ、だいたいの形で型紙としました。

それに沿って裁断しますが、今回はセットに付属の革包丁を使用しました。

が、普通のカッターの方が使いやすいですね。

単に使い慣れの問題でしょうけど。

ついでに少し角も丸めて裁断終了。

では、ヒモを通す穴を開けます。

軽く跡がつく程度に千枚通しで線を引き、等間隔に印をつけます。

今回はディバイダーが家にあったので、それを使いました。

あとは印通りにポンチで穴を開けていくだけです。

写真上のゴム板は写り込んでるだけで使いません。

下に敷くと、柔らかいのでポンチが効きません。

専用の硬いゴム板を使いましょう。

分かりにくいですが、こちら裏面です。

トコ面と言いまして、毛羽立ってる面ですね。

この毛羽立ちを滑らかにします。

トコノールというクリーム?を満遍なくトコ面に塗り、ガラス板等でこすります。

一回でツルツルになりますね。すご。

あと、切り口にも一応トコノールしておきました。

薄い革なので、あまり意味はないかと思いましたが、見た目は綺麗になりました。

さて・・・これで完成です。

革切って穴開けただけですねw

レザークラフトというには縫い工程も合わせ工程もありません。

その辺りはまた次の機会に。

なにぶん初めてなのでこんなもんでしょう。

早速楽器に取り付けます。

イイですね〜。

ヒモなんですが、ダイソーで買ったものです。

「スエード調 手芸ひも」という商品名で、色違い4本入りです。

楽器にフィットするように、少々引っ張りながら締めていきます。

ヒモが切れそうでしたが、見た感じと異なり、かなり丈夫でした。

裏から見るとこんな感じ。

このくらいの量ですと、換算して革の値段が100円ちょい。

ヒモが25円ですから、原価130〜140円くらいでしょうか。

 

ちなみにレザークラフトセットがAmazonで6000円くらいでした。

買い足したのはトコノールと革ですね。

まだまだ革も余ってますし、また何か作ります。


雨ばかり続きますね。

2020年07月18日 | DIY

このところ、休みの日は必ず雨です。

休みの日に限らず雨なんですけどね。

出かける気にもならず、家で何かしようと思い立ち、ナイフを研ごうかと。

いちおう、持っているナイフはこまめに研いでありますので、切れ味に問題ありません。

そこで100均で購入したナイフを研いでみます。

今回用意したのは、こちらのダイソー6徳ナイフ。

ナイフ・栓抜き・缶切り・プラスドライバー・コルク抜き。

あと、無理くり感はありますがマイナスドライバー。

こういったマルチツール的な物は持ってませんので、ちょうど良いかなと。

8徳ナイフもあったんですが、見た目でこちらにしました。

 

 

さて、開封して使ってみたところ・・・

予想通りですが、使えません。

各部、詳しく見ていきましょうか。今回、写真が多いです。

あ、コルク抜き、プラスドライバー、栓抜きについてはそのまま使えると思います。

まずはメインのナイフ。

刃はついてるようなついてないような。まあ切れません。

そうですね〜例えばバーベキューの時、ウインナーの袋を開ける、というのは難しいです。

切っ先も刺さりませんので。

で、こちらが研ぎ上がり。

400番で刃をつけ、1000番、3000番、6000番で研いでます。

研げばよく切れます。当たり前ですが。

刃持ちはあまり期待しないでおきましょう。

それほど使用頻度は高くないと思いますし。

 

では次。どんどん行きます。

これが缶切り。

刃がありません。

先も丸いので、缶に刺さりません。

こちらも研ぎます。

缶切りなので、綺麗に刃をつける必要はなく、ルーターで削ります。

こんな感じです。

刃の部分を削り、先端を尖らせました。

空き缶で試しましたところ、十分使えるようになりました。よかったよかった。

問題としては、今日び缶切りを使うような缶詰があるのか?ということくらいですね。

 

さて、最後となりました。

栓抜きなのですが、先端部分がマイナスドライバー。

ちょっと無理がありますよねえ。

栓抜きの方なんですが、現在使うとすれば瓶ビールくらいでしょうか。

うちにはないので検証してませんが、形状的に大丈夫かと思われますのでスルーです。

とりあえずこちらも削りましょう。

ドライバーのサイズ的にどのくらいか分かりません。

ですが実際にはネジを回すことはほとんどないかと思われます。

それよりも何かに差し入れて、こじる、という使い方が多いと思います。

というわけで先は比較的薄めにしてます。物が切れるほどではありませんが。

で、ついでと言ってはなんですが、栓抜きの背中部分も削ってエッジを立てました。

何に使うかと申しますと、

フェロセリウムロッドのストライカーとして使います。オマケです。

と、試行錯誤しつつ、まあ普通に使えるマルチツールとなりました。

 

さて、はじめに使えねえ、とか言ってますが、基本の構造はしっかりしてます。

実は基本構造こそが大事で、100円でこのクオリティは素晴らしい。

刃は自分で研げますが、本体は作れませんからねえ。

これは何本か買っておく価値がありますね。