明けましておめでとうございます。
忙しかった年末もようやく終わり、無事に新年を迎えることができました。
今年もゆる〜くやっていきましょう。
さて今回。
分割式の「箸」を去年買いました。専用ケース付きです。
とはいえ、食事するにはスプーンとフォーク、ナイフも欲しいところです。
そんな折、BE-PAL1月号に4WAYカトラリーセットという付録が。
先割れスプーンとナイフのセットです。
で、このセットですが、箸を畳んだ時の長さとほぼ同じ。
まとめて入れとけば、一つで完結できるのでは?と、箸のケースに入れてみました。
がしかし、所詮箸のケースですから幅が入りません。
ならば全部入るケースを作りましょう。
一見、入りそうな気がするんですけどね〜。
全部まとめては無理でした・・。
今回使う革です。
赤いのは床革。黒いのはこの前のホットサンドメーカーで使った革の余りです。
箸ケースと同じ感じで作りますが、フタの部分の色を変えてみました。
床革じゃなくて普通の革もあるのですが、色目がこっちの方がいいかなと思いまして。
では裁断していきます。
なぜかこの写真だけ変な発色してますね。気にしないで下さい。
まず本体の床革を切り、折り曲げます。
色の濃いところは水で湿らせたところです。
ここで折り曲げて、クセをつけます。
クランプで挟んで乾燥させます。
黒革も同じ幅に裁断し、角を丸めておきます。
革のパーツはこれだけ。単純構造です。
しかし今回はホックを使いません。
ギボシというのを使います。
ねじ式になっていますので、穴を開けるだけ。
穴の大きさですが、現物を計って決めました。確実ですね。
取り付け側の革にはネジの径を、フタ側の革にはギボシの足の径の穴ですね。
ギボシの頭の大きさがありますので、フタ側の穴に切れ込みを入れておきます。
こういう短い切り込みは難しいですね。少々曲がってしまいました。少々・・
こんな感じでフタが止まるよ、ってことです。
ただ、フタ側の革が柔らかいので、裂けてこないか若干不安ではありますかね。
それでは縫い方始め。
菱ギリは使いませんでした。
縫いあがり。
あとはフタつけて、コバ処理すれば完成です。
ほい、出来上がりました。箸とナイフ・スプーンの間に仕切り入れた方がいいかもです。
気が向けば縫っておきます。
完成してみたら、なんか地味ですね。
気のせいでしょうけど。そう、気のせい。