04年シーズンのセカンドステージ第6節~第9節以来、J1では2回目の4連勝達成が懸かる京都パープルサンガ戦。
対戦相手のサンガは、ディビジョン1降格を免れようと、今月になって、泥縄のように監督を更迭したのはご承知のとおり。
柱谷さんの後任は、美濃部直彦さんという方だけど、申し訳ない吾輩、この方のことをよく存知ませぬ。
今のところ、口ひげの印象しかありません。
サンガ黎明期にプレーしていたそうだけど、全然、覚えてませんm(_ _)m
で、リサーチしてみました、美濃部監督のこと。
・サンガサポは、<ミノさん>と呼んでいる。
・守山高校サッカー部OBで、井原さんの2年先輩。
・サンガの初代キャプテンで、サンガのJリーグ参入の立役者の一人。
アルビで例えるなら、山口素弘選手のようなポジションかね。
だから、サンガサポの支持率は高い感じ。
・サンガユースのスタッフを務め、六車も指導した。
更に更に調べていったら、美濃部監督ご自身の公式サイト&ブログを発見。
ブログを読んで分かったのは
競馬好きなオヤジさん
ということ。
滋賀県出身なので、栗東の影響で競馬好きになったのでしょうかね。
ま~それにしても、美濃部監督、いきなりキツイ条件下で監督職を背負ってしまいましたね。
吾輩が美濃部監督の立場だったら、逃げ出したいですよ。
ぶっちゃけ、15位以内でフィニッシュすることなど、9割方無理と思ってます。
現実問題として、如何にして入れ替え戦に廻れる16位になれるか、その一点に絞っている事でしょう。
そ~んなサンガ相手ですから、目下3連勝中のうちらが勝つ確率は限りなく100%に近いように思われます。
それに、〝内弁慶〟のアルビに有利なビッグスワンでのゲームだしね。
totoのアルビ勝利支持率も、悠に60%を越えてるし。
だけど今の時期の<崖っぷちランキング>チームってのは、優勝争いをしているチームよりも性質が悪い
例えるならば、合コンで女の子を〝お持ち帰り〟しようと必死になっている男子くらい、降格争いチームは、ガツガツして来ます。
実際、アルビも04年シーズンと05年シーズン、降格争いを演じていたチームとの対戦で、苦汁を舐めているんですわ ( ̄、 ̄A)
04年は柏レイソルとセレッソ大阪に敗れ、05年は東京ヴェルディ1969とヴィッセル神戸とレイソルに引き分けちゃいました。
だからね、ボーっとしていると、サンガに負けたり、ドローに持ち込まれたりするかもしれんのです
それにアルビは、サンガとの相性が悪い
ハッキリ言えば、サンガに勝った試しがない
J2時代の2001年シーズンは、4戦4敗。
今季5月の対戦も、なんとか追いついての引き分け。
相性ってのはバカに出来ませんからね。
では、勝つためのキーポイントは何でしょう?
それは第一に、パウリ―ニョをどう封じ込めるか、ではないですかね。
パウリ―ニョはここまで11ゴールを挙げていますが、これはサンガの総得点の3分の1を占めます。
つまり、パウリーニョを抑えれば、サンガの得点奪取能力は、かなり減るのです
5月に西京極で戦ったときも、アイツにしてやられましたからね。
そこでポイントになるのが、千葉ですよ
中野が復帰したけど、おそらく、慶治と共にセンターバックを務めるのは千葉でしょう。
ワシントンや高松に高い授業料を払った甲斐あって、オランダから強制送還された電柱や、ドラゴン久保を見事に抑え切りました。
今度はパウリーニョを封じる番です
確かにパウリーニョは手強いけど、どうにもならない相手ではありません。
ここ2ヶ月で急成長した千葉が、サンガの得点源に仕事させないことが、勝利へのキーポイントです。
次なるキーポイントは、エジの代役が誰か、です。
おそらく、システムは、4-5-1(4-2-3-1と言う方が、個人的にはしっくりします)。
誰がワントップを務めるのか?
普通に考えたら矢野なんだろうけど、前節の横浜Fマリノス戦のようなパフォーマンスでは、厳しい。
前節の矢野は、今季最悪の出来だったからねぇ( ̄∩ ̄#
きっとアルビ広報の長岡さんが録画したFマリノス戦のビデオを見て、矢野は、原博実さんの〝愛ある厳しいダメだし〟に凹んだでしょうが、原さんの叱咤を糧に、良いプレーを出来れば、と強く願っています。
もし矢野が練習でも不調のままでスタメンで使えないというのであれば、吾輩は、岡山先輩のワントップを勧めます。
もしもスタメンならば、J通算300試合出場達成です。
300試合出場を勝利を飾りたい
自分自身のゴールで祝いたい
とモチベーションが高くなるは必至。
チームメイトも岡山先輩のメモリアルゲームを、負け試合にしてたまるかというのが人情です。
ま、とにかく、矢野にしろ、岡山先輩にしろ、ワントップに上手くボールが収まれば、亜土夢・慎吾・松下・ファビといった2列目が調子が良いし、サンガの守備はお世辞にも堅いと言えないので、ゴールネットを揺らすのは時間の問題でしょう。
きっと手島がゴール前に立ちはだかるでしょうが、ワントップが手島に競り勝てば、大量得点も夢ではない、と予想します。
それから累積警告で出場停止となった寺川の代役もキーですね。
亜土夢や松下の華々しい活躍に隠れているけど、汗かき役・寺川の貢献ぶりを見逃してはいけません。
寺川が、セカンドボールやルーズボールを拾えているので、中盤を支配できて、守備が安定してきました。
また、セカンドボールを寺川が拾ってくれるのでリズムが生まれ、ダイナミズムある攻撃を繰り出せるのです。
千葉・松下もボランチできますが、それぞれセンターバックとサイドハーフでの起用でしょうから、やはり勲がスタメンでしょうな。
シルビが戦線離脱中は、勲がボランチとして出場していましたが、あまり良くなかった(T_T)
シルビと上手くバランスを取って、如何にミスを少なくし、セカンドボールを拾いまくるか、それが肝要でしょう。
あとは、最近3試合同様に、前へ、縦への意識を強く持って、アグレッシブに戦えるか、ですね。
ビッグスワンでのゲームなので、多分大丈夫でしょうが、受身に廻ると、サンガの必死のアタックに、してやられるでしょう。
ところで、<ビッグスワン×京都サンガ>といえば、2001年5月19日の杮落としゲームを思い浮かべるアルビサポは、少なくないことでしょう。
アルビといえば、「ビッグスワンに満員のサポーター」というのが、一種の枕詞になってしまっているけど、それもこれも、全て5月19日から始まっているんですよね。
吾輩は、当時、新聞紙面やサッカー専門誌でしかアルビの動向を追いかけていませんでした。
ビッグスワンに3万人が詰め掛けたといっても、一時的なことだろうと冷めた見方をしていたのを覚えています。
ところが予想に反して、その後もビッグスワンで試合をするたび、2万人くらいは入っていて、そして徐々に増加していき、いつの間にやら常時4万人前後のサポが入場するようになったんですからd(⌒ー⌒)
初めてビッグスワンに足を踏み入れ、4万人で埋め尽くされたスタジアム内の光景を目の当たりにしたときに感じた強烈な印象を、吾輩は今も忘れません。
吾輩が、東京から新潟にゲームを観に行くのは、もちろん、純粋に直に応援したいというのもあるけど、満員の観衆と一緒にゲームを味わいたいというのもあるんですよね
こういったことを考えると、サンガとのビッグスワンのゲームは、単なるJ2の1試合ではなくて、アルビの転換点になった試合なんですよね。
ただ、5年前は残念ながら延長に突入の末、負けました。
また秋にも、再びビッグスワンでサンガと戦い、これまた延長戦になり、敗北しました。
4連勝達成、7位以内の目標達成のためにも勝たなくてはいけませんが、杮落としのときに受けた借りを返すためにも、明日のゲーム、是が非でも勝って頂きたいもんです
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そうなんですよねぇ・・・相性がよくないんですよねぇ・・・何でだろう?
でも、明日でその嫌な流れを変えて欲しいですね。そして4連勝です。
亜土夢とファビがスタメン・・・キショーはベンチ・・・と、言う事で。。。
無理して欲しくないけど、出たからには頑張って欲しいですね。
あと、洋司も久々のスタメン、頑張って欲しいな
エジのスタメン出場は、多くのサポに、驚きをもって迎えられたようですね。
無理して出たせいでしょう、動きは良くありませんでした。
休むのはエジにとって屈辱でしょうが、休む事も重要な事です。
勇気のいることですが、ダメなら治療に専念してもらいたいと思います。
それで、誰も責めませんよね。
中野のサイドバックは、まずまずだったと思います。
あのオウンゴールは、必死に守りに行っての結果ですから…。
内田の先制点が生まれたクロスは、中野によるものでしたしね。