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映画「進撃の巨人 前編」朝日新聞と読売新聞が出資して人間が喰われる!

2015年08月09日 16時30分00秒 | 映画・テレビドラマ・漫画
昨日、映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」を大スクリーンで観てきた。

原作漫画と異なる筋立て、登場人物設定に賛否両論、というより否が多い様相だけど、それがしは気にならなかった。
たとえば、ミカサが原作と大きくかけ離れていたけど、却って先が読めなくて良かった。
戸惑いはあったけどね。

他も大して気に障らなかったし。
原作の大人気キャラクターを出さず、原作に出てこないキャラクターが出たり、そのへんも拙は割り切れた。
リヴァイ、そりゃ出してくれたらそれに越したことないでしょうよ。
でもあれほどの超人気人物、誰が抜擢されてもイメージと違うって叩かれると思うなあ。
だったら、映画独自の人物シキシマを設定した方がいい。

どっちにしろ、漫画・小説の実写映画って賛否両論なんですよ。
登場人物の姿形、外見を忠実に再現すればいいって話でなく。
「海月姫」は、オタク女子の格好は見事に実写化してたけど、しかし、原作の肝が反映されてなくて筆者は不満でしたからねえ。

それとも自分が「進撃の巨人」原作に、深く深くのめり込んでいないせいかな。
漫画は読んでいるけど、気違い染みたファンじゃないから。
熱狂的だったら、拒否反応が濃かっただろうか?


「ジュラシック・ワールド」の人間補食場面なんか、この作品のそれに比較したら、かわいいもんだ!
ってくらい、巨人に人間が食べられる描写と演出は、諫山創先生の原作に忠実たらんとして、好感が持てたなあ。
コンプライアンスだとかなんだとか煩いご時世、地上波込みのテレビ放送を考慮して、残酷な描き方を抑制する力が働いてもおかしくないのに、よくぞ補食場面を惨たらしく映像化しました。

作品本編が終わると、映画はスタッフ紹介などがされるけど、作品出資法人として読売新聞社と朝日新聞社が並記されているのを目にしたときは、たまげた。
朝日新聞と産経新聞ほどでないにしても、読売と朝日は不倶戴天の商売敵みたいなもんでしょ。
これが、読売新聞社と日本テレビが金を出し合いました、テレビ朝日と朝日新聞社とが資金を提供しました、だったら理解るけど。
よくこんな協力を取り付けられたもんです。
こんな世界的に一、二を争う出版部数を誇る新聞社が出資したからこそ、ぼやかすことなく人間補食場面を描けたのかもね。
建前として、表現の自由は新聞社の金看板なわけだし。

昔々の東宝特撮映画「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」の影響が散見された印象。
やはり、樋口監督世代になると、どうしても影響が発露してしまうんだろうな。

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