# EOS 40D + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
(写真:京都洛西、嵯峨野/11月中旬の祇王寺。<京都府右京区>)
今回は、11月中旬に訪れた祇王寺を紹介します。
このときは、楓樹が色付き始めたころで、まだまだ緑色の世界でした。
三尾~清滝~嵯峨野と紅葉狩りをして来た時の様子になるのですが、
この時の紅葉の様子はほとんどUP出来ていません、ね…
***記事はこちら↓****************************************************
・高雄山神護寺#1(参道)・#2(金堂)
****************************************************************************
トップの写真は、祇王寺の苔庭です。
ご覧のように苔庭の楓樹の葉はまだまだ緑色で、草庵の周りの楓樹だけが色付き始めていました。
まだ嵯峨野の紅葉の行楽シーズンに入る直前だったためか、人はそれほど多くなかったので、
ゆっくりと苔庭を眺めることが出来ました。
<<祇王寺(ぎおうじ)>>
住所:京都市右京区嵯峨鳥居本小坂32
拝観:9:00~17:00、拝観料300円
祇王寺は、平家物語の祇王の段に語られる
時の権力者、平清盛の寵を得た白拍子の祇王に由来します。
清盛公の寵を受けていた祇王であったが、
ある日、芸の売り込みにやってきた白拍子の仏御前を
とりなしたところ、
たちまちのうちに仏御前に清盛公の寵が移ってしまい、
館から追い出されてしまう。
祇王は悲しみにくれながらも、館から出る際に襖に一首の歌を書きつけます。
萌え出づるも枯るるも同じ野辺の草 いづれか秋にあはではつべき
萌え出づる、とは仏御前
枯るる、とは祇王であり、「離(か)るる」=清盛公に捨てられるを懸けてある
秋、も「飽き」=清盛公の寵を失うを懸けてある
あはではつべき、とはどのような草もいずれは秋に枯れ凋んでしまう、との意で、
いかに清盛公の寵を受けようとも、いずれは飽きられてしまことを
避けることができましょうか、との意を託しているそうです。
その後、仏御前の慰みのために何度も清盛公に呼び出され、
屈辱と悲嘆にくれる祇王は、
死を決意したのだが、母親の言葉に死を諦めて
嵯峨の山里の、この祇王寺の地にて
母・刀自と妹祇女とともに髪を剃って尼となり仏門に入った。
さて、夕暮れ時も過ぎたある日、竹の編戸をほとほととたたく者があった。
不審に思いながらも出てみると、そこに立っているのは仏御前であった。
仏御前は、思いもかけず清盛公の寵を受けたが、これは自分の本意ではなかったこと、
襖に書かれた祇王の歌を詠んで、ああその通りであると思ったこと、
などを滔々と述べ、かぶっていた衣をとりのけると、尼になっていたのであった。
以降、四人は朝夕仏前に花香を供えて、熱心に念仏に専念したので、
みな往生の本懐を遂げたという。
実は、最近平家物語を読み始めているのです。
全然読み進められていないのですが・・・
さて、祇王寺には以前にも訪れています。
+++<以前の記事>++++++++++++++++
2006紅葉 祇王寺
+++++++++++++++++++++++++++++++
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# EOS 40D + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
草庵。
# EOS 40D + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
# EOS 40D + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
苔庭には、このように落葉がちらほらと見かけられました。
# EOS 40D + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
# EOS kiss DX + EF50mm F1.8II
# EOS 40D + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
# EOS 40D + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
草庵。
# EOS 40D + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
草庵の吉野窓。
影が虹の色に表れることから、虹の窓、とも呼ばれる。
# EOS 40D + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
# EOS kiss DX + EF50mm F1.8II
# EOS kiss DX + EF50mm F1.8II
# EOS 40D + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
草庵を最後に目にして、祇王寺を後にします。
<<旅のもくじ近畿地方/京都府・滋賀県/京都市域/洛西>>
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(写真:京都洛西、嵯峨野/11月中旬の祇王寺。<京都府右京区>)
今回は、11月中旬に訪れた祇王寺を紹介します。
このときは、楓樹が色付き始めたころで、まだまだ緑色の世界でした。
三尾~清滝~嵯峨野と紅葉狩りをして来た時の様子になるのですが、
この時の紅葉の様子はほとんどUP出来ていません、ね…
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・高雄山神護寺#1(参道)・#2(金堂)
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トップの写真は、祇王寺の苔庭です。
ご覧のように苔庭の楓樹の葉はまだまだ緑色で、草庵の周りの楓樹だけが色付き始めていました。
まだ嵯峨野の紅葉の行楽シーズンに入る直前だったためか、人はそれほど多くなかったので、
ゆっくりと苔庭を眺めることが出来ました。
<<祇王寺(ぎおうじ)>>
住所:京都市右京区嵯峨鳥居本小坂32
拝観:9:00~17:00、拝観料300円
祇王寺は、平家物語の祇王の段に語られる
時の権力者、平清盛の寵を得た白拍子の祇王に由来します。
清盛公の寵を受けていた祇王であったが、
ある日、芸の売り込みにやってきた白拍子の仏御前を
とりなしたところ、
たちまちのうちに仏御前に清盛公の寵が移ってしまい、
館から追い出されてしまう。
祇王は悲しみにくれながらも、館から出る際に襖に一首の歌を書きつけます。
萌え出づるも枯るるも同じ野辺の草 いづれか秋にあはではつべき
萌え出づる、とは仏御前
枯るる、とは祇王であり、「離(か)るる」=清盛公に捨てられるを懸けてある
秋、も「飽き」=清盛公の寵を失うを懸けてある
あはではつべき、とはどのような草もいずれは秋に枯れ凋んでしまう、との意で、
いかに清盛公の寵を受けようとも、いずれは飽きられてしまことを
避けることができましょうか、との意を託しているそうです。
その後、仏御前の慰みのために何度も清盛公に呼び出され、
屈辱と悲嘆にくれる祇王は、
死を決意したのだが、母親の言葉に死を諦めて
嵯峨の山里の、この祇王寺の地にて
母・刀自と妹祇女とともに髪を剃って尼となり仏門に入った。
さて、夕暮れ時も過ぎたある日、竹の編戸をほとほととたたく者があった。
不審に思いながらも出てみると、そこに立っているのは仏御前であった。
仏御前は、思いもかけず清盛公の寵を受けたが、これは自分の本意ではなかったこと、
襖に書かれた祇王の歌を詠んで、ああその通りであると思ったこと、
などを滔々と述べ、かぶっていた衣をとりのけると、尼になっていたのであった。
以降、四人は朝夕仏前に花香を供えて、熱心に念仏に専念したので、
みな往生の本懐を遂げたという。
実は、最近平家物語を読み始めているのです。
全然読み進められていないのですが・・・
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2006紅葉 祇王寺
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草庵。
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苔庭には、このように落葉がちらほらと見かけられました。
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草庵。
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草庵の吉野窓。
影が虹の色に表れることから、虹の窓、とも呼ばれる。
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草庵を最後に目にして、祇王寺を後にします。
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