久々の「疑似ビルディング」。
今回のはちょっと変わり種で、外見を「ビル」風にしておきながら、そのてっぺんに何故だか疑似瓦が付いている、というもの。一列だけ。どういう意図があってのことなのだろうか。ビル風の外見、つまりは西洋の建物風にしたいのであれば瓦は邪魔なのではないか。
子供の頃、屋根の上に向けてボールを投げ、転がり落ちて戻ってくるボールをキャッチしてまた投げる、という一人キャッチボールとでもいえるような遊びをしていたことがある。その時にはもちろん、真っ当な屋根の付いた家屋でそれをやっていたのだからボールが戻ってくるのが道理というもの(もちろん遠くに投げ過ぎたら戻ってはこないのだが、子供の力ではそうなることはまずなかった)だが、もしもその遊びをこの家に向けてやったらどうなるか。ボールは絶対に戻ってこないのだ。今は隣が空いているのでその正体が「疑似ビル」であることは容易に見てとれるが、隣も二階建て以上の家があった時には多くのボールがこの家に飲み込まれてしまっていたことだろう。
そうか、この瓦は子供たちからボールを奪うためのトラップか。ブラックホールか。
(そんなことはないよね)
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