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ですから、市民の草の根的な運動だけでは環境問題の解決はおぼつきません。私たちがいまなすべきことは、経済拡大を目的とした古い考えや社会制度をそのままにして「身近なこと(ところ)から始める」「出来ること(ところ)から始める」ではなく、「現状をよく知ること」です。
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各人が「ことの重要性」に気づき、「出来ること(ところ)から始める」という考えは、日本ではきわめて常識的で合理的で一般受けする穏便な考えですので、とくに市民団体から好まれます。日本の社会の仕組みはきわめて強固で、目の前には困った状態が迫ってきているので、とりあえず「出来ること(ところ)から始める」とか、「走りながら考える」とかいった発想になりがちです。
この発想だと、むずかしいことは先送りすることになりかねません。このことはマスメディアが「政府の決定の先送り」を頻繁に報じていることからも明らかです。
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