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総務省(旧郵政省)では、2010年末までに、「現在のアナログ方式の衛星放送、地上波、CATV」を「デジタル化」することが、すでに決まっています。
この計画によれば、いま使用中の「アナログ方式のテレビ受像機」のままではテレビが見られなくなるので、各家庭に普及している約1億台のアナログ・テレビ受像機の大部分が、デジタル放送受像機に切り替えられることから、大きな新規市場が創出できると期待されています。
国民の多くが常に「景気の回復」を求めている日本では、これらの計画は魅力的かもしれませんが、規模の拡大を前提とした従来型の経済成長の考えでは、「1億台と推定され得ているのアナログ・テレビ受像機」の大部分や数1000万台に達する旧型パソコンが廃棄物となることは、火を見るよりも明らかでしょう。
消費者は、「これから普及が期待されるハイビジョン・テレビやワイド・テレビ、マルチメディア対応テレビ、デジタル対応テレビなどは、これまでのテレビに比べて消費電力が各段に大きくなる」という実際にテレビ開発にたずさわっている家電メーカーの技術者の声に耳を傾ける必要があります。
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記事を拝見して改めてTVを観察しましたところ、2004年製で、生まれたときから寿命が7年と分かって買ったのを思い出しました。
あの時は7年も使えば十分と思っていましたが、どっこい寿命まで半分に迫っても全く順調に映ってくれています。全く不便は感じません。
ちょっと昔を思い出せばTVは早々買い換える代物じゃなかったように思います。七年で元は取れたという感覚ではなかったような気が・・・。
気がつかないうちに、経済成長の波にのまれているのでしょうか。
ちなみに、現在の消費電力は122Wで、買い換えるならこれと思うものは157Wでした。
これは“新たな日本の挑戦”ですね。
国を挙げて、“持続可能な社会”をめざすべき時に
アナログTVの廃棄物の山を積み上げてどうするのでしょう。
私のブログの「ITと環境問題」のシリーズは私の環境論の柱の一つである、4月4日のブログ「今日の決断が明日の環境を原則的に決める」という経験則をもとに書かれています。もう一度4月4日のブログをご覧ください。