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最近は映画の感想がメインですが、
元は戦車模型のblogでした。

たみおのしあわせ

2009年11月29日 | 日本映画 評価3
2007年 岩松了監督
    出演 オダギリジョー、麻生久美子、
    小林薫、原田芳雄、大竹しのぶ、
    石田えり、忌野清志郎 他
『父と暮らす服のセンスの悪い青年は未だに独身。
 一方、父は子供を理由に再婚も出世も断ってきた。
 ある日、父の上司の紹介の見合いが上手くいき、
 ついに青年は結婚することになった。』

新評価 3.0 (たぶん)

たまに善人しか居ない、つまらない映画がありますが、
驚いたことに、これは出てくる人のほとんどが悪い人。
と言っても警察が絡むような人たちではなく、
これくらいの根性・性格が悪いのは普通に居るような。
でも人情劇では、ちょっと人数が多すぎて苦笑いです。

最初は煮え切らない息子や、子離れしない父親に、
違和感やイライラを感じながら笑えるのですが、
彼らの周りに居る人が少し変なのです。
例えば・・・

息子の結婚式の日取りを早くさせようとする仲人。
もてもてな父親に嫉妬して嫌味をいう同僚。
居酒屋で同席の同僚をおいて携帯で話し続ける男。
囲碁店で初心者にあからさまに嫌な顔をする店員。

父親の恋人と義理の弟はすこしワルですが、
それ以外は飛び切り悪人ではなく、
普通に周りで有りそうなケースで。
そこの部分だけ取り上げるから変なだけで・・・。
でも、そこでだけ接触していると嫌な人ですよね。

私の周りにも居ますよ。誰か書かないけど(笑)。
私自身がそうでもあるでしょうし。

それ故にラストは衝撃の展開。
でもバスに乗るまでは納得できます。
その後で畑の中に入るのは・・・。
ちょっと意味がわからなかったな~。


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