サヨナラ COLOR

2004年　竹中直人監督　竹中直人、原田知世主演
『海が見える病院に子宮ガンを患う女性が入院した。
　彼女の担当になった主治医は高校時代の同級生であり、
　彼の初恋の相手は彼女だったのだが、
　彼女は印象の薄かった彼のことを憶えていない・・・』

満足度　４．０

レンタル屋でずっ～と気になっていたので借りました。
まぁ、竹中直人と原田知代が同級生というのには、
目をつぶって見ないとアレですが、
最近の恋愛映画の片方が必ず死ぬ物語とは、
また趣きが違って、すごく純粋な物語です。
原田知代の存在が清楚でいいですね。

プラダを着た悪魔

公開中　デヴィッド・フランケル監督
　　　　メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ主演

女性のためだけの映画じゃないでしょう。

新評価　５．０

予想以上に良い映画でした。ファッション業界の話ですが、
働いている人には共感できる部分が多いと思います。
確かに主人公の上司は要求の厳しい人ですが、
仕事については、ずば抜けて有能な人です。
私も一時そんな上司の下につき苦労しましたが、
「無能で横暴」な上司の下につくことを考えたら、
1億倍もマシで実りの有る時間と気づくはず。
それに同僚も優しい人ばかりで彼女は幸運です。

レディス・ディに見たので周りは女性だらけでした（汗）。

THE 有頂天ホテル

2005年　三谷幸喜監督　役所広司主演
『大晦日を迎えたホテル「アバンティ」では、
　年越しカウントダウンパーティーの準備で大忙し。
　そこには様々な事情を抱えた客が訪れ・・・』

満足度　３．０

さすがは三谷監督、テンポの良さと豪華な出演人もあって、
ドンドン話に引き込まれます。
が、どこもかしこも舞台的な演出の気がします。
見終わって残ったのは松たか子の演技力の高さくらいか。
麻生久美子の役どころはちょっとね？？？。

ラストシーン

2001年　中田秀夫監督　ジョニー吉長、麻生久美子、西島秀俊主演
『映画斜陽期の1965年。スター俳優の三原も輝きを失いつつあった。
　2000年。新作映画の撮影スタジオに端役で１人の老人が訪れた。
　小道具係のミオは雑用で彼の世話を任されるが、
　彼こそは往年のスター三原であり、ミオは当時の彼を知らない・・・』

最初の40分(1965年のシーン)を乗り越えられたなら。
満足度　４．０

ホラー映画で有名な監督のようですが、私は知りませんで、
麻生久美子目当てで見ていました、もちろん◎。
しかし老人役のジョニー吉長って人も良い顔ですね。
色んな役柄を通して見ると、映像業界の裏側も見えて来そうです。

リンク紹介 １２

ブックマークにFtoyokiさんのＨＰを追加しました。
量産タイプのモデラーさんでは有りませんが、
その作品からは品格を感じさせます。

実は氏もご近所さんです。昨日はどうもでした。

大阪市内にて (1125)

船越町にて
キャリパー72 US WWII BAGS　1260円
置いて貰っていた作品を回収しました。

本町にて
キャリパー72 WADING STACKS 1470円
コンコルド 7027　1995円

最近買ってばかりですが、
今日のイベントで少しモチベが上がりました。
たぶん・・・。
はっちさんお疲れ様でしたm(__)m。

SAYURI

2005年　ロブ・マーシャル監督　チャン・ツィイー主演
『ゲイシャ・ムービー』

アメリカ人の作る芸者映画で、しかも中国人が主役？
と、かまえて見ましたが、正直参りましたm(__)m。

新評価　５．０

細かなところで別の星の日本みたいな描写が有りましたが、
そんな事は無視して良いくらいストーリーが素晴らしい。
そして中国女優たちも、では彼女達を日本人に変えるなら？
と問われても適当な名前が出てこないくらいの適役。
ただ英語音声にはかなり違和感が・・・、
劇場で見ていたら辛かったかもしれません。
なのでＤＶＤで見る場合は日本語音声で見るのが◎。

マコ岩松（7月21日没）に合掌。

ナイト・オブ・ザ・スカイ

2005年　ジェラール・ピレス監督　ブノワ・マジメル主演
『航空ショーでフランスのミラージュ2000戦闘機が姿を消した。
　近くで訓練飛行中のマルシェリ大尉とヴァロワ大尉が捜索し、
　飛行中の機体を発見するが、戦闘機は彼らに攻撃をかけてきた。』

満足度　３．０

「TAXi」の監督作品です。
ストーリーはいかにもフランス的なヒネリ有りなのですが、
それでも、この終わり方は“なんじゃこりゃ”ですね。
この映画は続編ありきで作られているのでしょうか？？？

戦闘機の飛行中の描写は実写にこだわった撮影により、
かなり気持ちの良い映像となっています。
この点については一見の価値ありですね。

春の雪

公開中　行定勲監督　妻夫木聡、竹内結子主演

新評価　１．０

辛目です。
この監督をもってしても、三島文学を描ききれなかった訳で。
抑圧された階級社会での男女の切ない恋物語と思ったら、
春を知った猿が文明という雪に凍死するだけ・・・。
これじゃ主演の２人も輝きどころ無し。

イン・ザ・プール

2005年　三木聡監督　松尾スズキ主演
『個性的な精神科医と彼の３人の患者の物語』

新評価　３．０

先日見た「亀は意外と速く泳ぐ」と同じ監督作品です。
大げさに笑わせる訳でなく、細かいところをキッチリして、
クスクスと笑わせる映画なんですけど、
どうも患者さんを笑い者にするのが馴染めなくて・・・。
可笑しいんですけどね。