あんなこと、こんなこと

人生もそろそろ林住期にはいりはじめた昭和女ですが、まだまだ現役!

卒業式

2009-09-26 19:48:01 | 陶芸
9月25日は横浜いずみ陶芸学院の卒業式だった。卒業生は6名出席者は在校生5名に講師4名と私のミニミニ卒業式だ。まるでどこか山村の小学校みたいな規模である。

それでも形式どうりに私や講師からの祝辞(とっても苦手なんですけど)があり、そのあと卒業生、在校生一人一人の挨拶がある。短い人で2年、長い人で4年在籍していたことになるが、それぞれが、短い間でもいろいろ悩みや困難にぶちあたり、継続することの難しさに悩みながらもそれを克服して卒業式を迎えられたことに喜びと満足が感じられた。感極まって涙が出てしまう人もいる。何か物事を成し遂げた満足感、達成感の涙は美しい。そしてそんな涙を流せることは人生そうそうないものだ。

彼女たちもこれから陶芸の世界に一歩踏み出すわけだが、先のなが~い道なので大変だが、今日の感激を忘れずに、そして諦めることなく歩んでいってほしいと思う。(ちょっと照れてしまう上から目線です)

こんな小さな学校の卒業式でも私は胸をはってすばらしい卒業式だと自慢できる。
式のあとは在校生の手作り料理でお別れ会。毎年えんえんと何時間も続く・・・。
別れがたいから?いえいえ、単に飲みたいから(?)・・・。

学校を運営していくには考えもつかないような問題が次々に起きて、気持ちがなえそうになってしまうことも度々だけれど、卒業式を迎えて、学生たちの涙をみるたびに、私はこの感動のために学校を続けているんじゃないだろうかと思う。