studio ZERO-G BLG

当ブログは引っ越しましたので、こちらは過去記事の
アーカイブとなります。

工作所開設への道<127>-進めてみる

2009-05-21 18:26:13 | 機械工作
素材の下加工をし、必要な工具を取り寄せて作業を進めては
いるものの、色んな所で何かしら問題が出る。

今回はロータリーテーブルに材料を載せてセンター出しをし、
さてフライスのテーブルに載せてみると・・・

高さがありすぎて切削出来る状態では無い(^-^;




こりゃどーすりゃいいんだか。

工作所開設への道<126>-取りかかってみる

2009-05-13 22:21:07 | 機械工作
試作用の材料となるアルミ棒を、いつもの如くジョーシン
テクノランドにて調達して来る。

長さは300mmで、私のミニ旋盤で加工出来る最大の長さだという事を
初めて知りました(^-^;

回転センターで支えないととても保持出来ないのですが、センターに
何らかのくぼみが無い事にはいかんともしがたいので、やむなくセンター
をけがいてからハンドドリルでもみ付けましたが、案の定ズレました(T_T)

保持出来る直径もスペック上では20mmですが、無理矢理くわえさせて
加工しやすい長さに突っ切りましたが、ちょっとでも切り込みが深いと
クロステーブルが傾いてバイトが変な切り込み方をしてしまうようで、
回転がすぐに止まります。

なんとか数時間がかりで材料の一部を保持出来る寸法まで削り込んで
とりあえずは終了です~。




工作所開設への道<125>-製品第一号は・・・

2009-05-08 22:18:44 | 機械工作
現在生産しようと目論んでいるのは、この「セキュリティシックス」と
いうウエスタンアームズ製のモデルガンのパーツなのだ。

コイツはおよそ20年ばかり前に発売されていたもので、現在でもヤフオク
などでは定価の倍以上の値がついて取り引きされている、地味に人気が
あったりするモデルだったりする。

しかしこのモデルには大きな欠陥がある。弾倉のエキストラクターという
薬莢を押し出すための部品が破損して作動しなくなるという問題です。



私はこれをジャンク品としてヤフオクで手に入れたのですが、分解して
みるとやはりこのように割れてしまっています。




何故なのか検証してみると、まず先端のめねじ部が極めて肉薄である
という事。材質が亜鉛合金というもろいものを使っているという事が
大きな原因だと思われる訳です。




実銃の寸法を忠実に再現しようとしたためなのかは不明ですが、この
薄さでは割れて当然だと思います。設計した人はこうなる事は分かって
いたと思うのですがねぇ。
さらに良く見るとネジが左ねじになっています。分解する時に普通のネジ
のつもりで反時計まわりにゆるめようとするとさらにねじ込む事になり、
「ゆるまないなぁ~」と思って力を入れると「バキッ!」と割れるという
事態に・・・。

そんなこんなで、世に存在するWA製のセキュリティシックスの7割くらいは
ココにトラブルを抱えていると思われます。

これをより丈夫な材質で作れれば、そんなユーザーのニーズに応えられる
のでは、という事で計画にかかっております。
もちろん第一号の試作品は自分用なのですが(^-^;

このために新兵器を導入しました。コイツです



■ドレメル STYLUS(スタイラス)

工作所開設への道<番外>-当初の目標

2009-05-07 22:21:57 | 機械工作
ほぼ一月更新していない・・・(^-^;

フライスのNC化は滞り気味だが、当初の目標である少量生産商品
の第一号を作ろうと、新しい電動ツールや刃物なんかを手配中。

どうも第一号商品は手作業メインのものになりそうな気配。
しかもハードルになりそうなポイントがいくつかあったりと、結構
頭を悩ませているのだった。

とりあえず週末に試作品を製作する予定。