ボル中

~ボルダリング中毒~

集中力と忍耐力。

2014-01-29 22:08:23 | 神戸


 今日は子ペンギンの6ヶ月検診。


 身長70.1cm、重さ9.27kg という堂々たる体躯で異常なく検査終了。


 風邪ひとつひかずに元気に育ってくれて、ありがとう子ペンギン。


 お礼に檜原村までドライブに連れて行ってあげよう(笑)


 もちろんペンギンとは契約を交わしてあるのだ。


 高級そばと和菓子土産を (私の小遣いの中から) 買い与えると言う事で・・・・


 そして目指すは未知の神戸ボルダー。11時過ぎの出発。時間的に昼も夜も外食となりそうな感じである。これは生後半年の子ペンギンを連れては至難の業。


 そこでコレ。エルゴの抱っこ紐をおんぶ紐とする。





 これなら吉野家やラーメン家さえ可能。このまま椅子に座り早飯をすませればいいのだ。何故か子ペンギンはおんぶが大好き(笑)



 神戸園駐車場に到着。妻と子にはしばしの間、好きに生きてもらうしかなかろう。


 来た事のない岩場の上に時間が無い。家族を野放しにするのは1時間強が限度と考える。一応名目はドライブである。


 私がやると決めていたのは〝ディバインドア〟〝男坂〟の二つの1級。


 前者は高く下地も微妙、チョーク跡ナシという私が燃えるパターンこの上ないが、苔落とし等の掃除で持ち時間が終わるので却下。


 〝男坂〟に狙いを定める。


 チョーク跡全くなし。見た瞬間に【お買い損】なのが分かるホールド。


 高さがあり下地は斜め、上部は苔。だが楽しそうじゃないか!


 上級者向けの岩場らしいが、下地が悪いと無視されるのか・・・


 そんなら俺がやってやるよ。  と思ってた時期が30分ほどありましたが・・・





  難っ!悪っ!  止めかけたんですがね・・・


 超斜めな下地なんぞ少しも怖かないが、バランス悪くて飛びづらいじゃないの。


 時間が無いので方針変更。右の縦カチを使う〝女坂・2級〟へ。


</object>
            女 坂・2級


 難しいな神戸は。歯ごたえ抜群だなこの2級も。


 しかし何でこのラインが放置されるのか。私が人と気が合わな過ぎるのか(笑) 二段とか四段やるならアップで出来そうなもんだが・・・



 終了のお知らせに来たペンギンには勿論無抵抗。


 速やかに撤収し、いつもの武蔵五日市近くの高級蕎麦屋へ。








 あー美味い。 私の小遣いからじゃなければもっと美味い・・・


 次は和菓子屋へ。〝秋川どらどら〟〝秋川酒饅頭〟等を購入し食べながら車を走らせた。美味い。 私の小遣いからじゃなければもっと美味い・・・


 家族連れのボルダリングは、時間が限られる上に経費がかさむ。一発で仕留める力や、爽やかな支払いが必須・・・


 集中力や忍耐力を養えますな。




頭で勝負。

2014-01-17 23:00:00 | 湯河原


 久々にK上と登る機会が訪れた。〝2級の素晴らしさ〟を共に味わう為、最近通い気味な湯河原ボルダーへ。


 登れないと半ば決めつけていた〝フィンチ・2級〟


 誰も登っていない2級である。何故なら後半はほとんど苔に覆われている。それを落としホールドを探る・・・


 出だしの数手を解決したトライでまさかの完登。


</object>
          フィンチ・2級


 フリクションのないホールドばかりだが、探れば何とかなるものである。


 どうせトライされないだろうが、登り応えのある課題。


 安全を確認したK上もクリア。





 そして安全第一のK上〝ヤビツ・2級〟も成敗。私の様な変態トゥムーヴではなく、ヒールムーヴだ。





  私がムーヴを提供した気がするが、まぁいいだろう。


 そして〝世付・初段〟が意味不明なことを今日も確認してから大地岩へ。


 K上は〝湯河原ジャンプ〟という名の課題を、左手出しのデッドポイントで解決。


 せっかくのランジ課題が、安全第一な〝湯河原デッド〟になってしまった。


 次はその右隣、というかランジなしで登る〝大地〟へ。これは2級になる。


 </object>
           大 地・2級


 これも面白い・・・ 湯河原ジャンプだけじゃないな、この岩。


 安全が確認された2級課題など、K上の敵ではない(笑)





 早々にクリア。 ムゥ・・・

  強い、強いのだが・・何か引っ掛かる気が・・・分からん・・・


 久々に〝バーリアル・1級〟をチェックしにいったが敗退。





 コレは力がみなぎっている時にやった方がいい。


 色々限定した〝米蔵〟に跳ね返された後は近くにある2級〝玄米〟へ。


 木や石が邪魔な上に低すぎて、スタート法が分からず諦めかけた・・・。 だが、閃きの『膝立ちヒールフック』


 明るいうちに完登。


</object>
           玄 米・2級


 疲労困憊ながら K上 も完登。 疲労よりも安全保障の方が糧になるようだな。体力も指皮強度もコイツには勝てん。


 そういや私も今年の7月で40歳。フィジカルで勝負するのはキツくなってくる。


 力の有り余った若武者と岩場で張合うには、それを補って余りあるほどの【ムーヴ】を生み出さねばならない。


 オヤジならオヤジらしく、今年は頭で勝負だな。



隙を見て(再投稿)。

2014-01-07 23:00:00 | 湯河原

 家族旅行で湯河原へ。


 生後半年の子ペンギンも湯を堪能出来る、温泉風呂付きの部屋を予約。何気に2回目である。


 全ては我が家の総帥であるペンギンが決定を下している。


 私に出来ることと言えば・・・


 隙を見て湯河原ボルダーの点検をすること位°・(ノД`)・°・

    ホンの2時間位です。


 要点検な岩は 氷雨岩。トポによるとライン1が 氷雨(1級) で、ライン2が 雪雲(?段)


 だが 雪雲(?段) の解説は左へ左へトラバースとある。コレは“1”のライン。


 氷雨(1級) と思ってたラインは、雪雲(?段) だったのか! 難しすぎるワケだ。

  と思っていた時期が二週間ほどありましたが・・・





   なんと湯河原ボルダーのトポをこの世に提供して下さった〝役人〟さんからコメントを授かりました!

    左へ左へのラインが氷雨だそうです!

           人生甘くはないものです・・・





 最近は “食って飲んでペンチプレスして増量中(2kg)” という、クライマーを否定しているかのような生活をしているがコイツは登りたい。


 こんなに低い課題に夢中になるとは思わなかった。


 下の岩を足場に使ってよいのか、そしてスタート左手のガバとはどれなのか・・・寝っ転がってヒールをかけた状態からスタートするのか・・・


 偉大なる初登者のご意向に背いた可能性を危惧しつつも、私なりに自然と思われる離陸法を決意。左足は下の岩との間にジャミング気味でスタートし、その後はトゥー。最初から最後まで楽な箇所が一つもない。手も足も(笑)


</object>
            氷 雨 ・ 1 級


 似たような課題の“田島ハング(小川山)” より難しい。使うホールドや手順を確定させるまでに時間がかかった。

   でもボク、タジマの時はyoutube ガン見だったからな~


 悪い両手に悶絶しながらぶら下がって、足をスローパーに乗せるところが情熱的。


 そういや、茅ヶ崎エリアの一部が崩落したという事で、そっち側からの接近はやめた方がよさそうだ。


 氷雨岩を点検する際のアプローチには注意されたし。


 一時間半の勝ち戦を終え、跳ぶようにして温泉宿に戻る。この宿は昨年11月末以来2回目の利用。最近は大変湯河原に世話になっているので、家族旅行は湯河原で決まりである。





 ペンギンお気に入りのパン屋もあるし、なんとその近くにベルギービールを売っている店もある(笑)



       グーデン カロルス クラシック


 肝臓がいくつあったって足らないじゃないの。ウフフフフ。


 小川山、安達太良、具志頭・・・最高の岩場は色々あるけど、


 今は湯河原が天国だな。 ベビーもご機嫌だぜ。