ボル中

~ボルダリング中毒~

ペンギンのつぶやき1

2010-12-29 15:20:53 | 独り言
ペンギンがボルダリング・登山をはじめたきっかけは、なんであろーーか。
勝手に記憶を巻き戻して考えてみる。

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私の実家は山の中
きれいな緑や空気、動物(鹿、猿、たまにカモシカ)がお出迎え。

それが結婚を機に、街中で暮らしはじめた。
駅近で、歩ける範囲でなんでも揃う生活。
今までは何をするにもバス・バス・バス!
そんな生活から解放されたのである。

ルンルン♪♪


ルンルン♪♪♪ルンルン♪♪♪

仕事に行くときの、職場の最寄り駅~職場まで歩いているときに見える大山。
すごいなー、あんな山のふもとに住んでたよー。いやー、山だよー。山-。
まあ、自然環境は良かったけどねー、今の生活は便利よー!
おほほほほほほほほ。

こんな生活も1年を過ぎた。

イライライラ…イライラ、、、イライライラ…
…なんかイライラするーーーー!!


どして?どしてーーー?


便利な生活。なんでもある生活。
でも何か足りない。足りない。足りない。
むむむ。

あっ!!!!!!!!!!!!


山だーーーーーーーーーーー
自然だーーーーーーーーーーーー


わたしの身体が欲しているものがわかったーーー
便利さに目がくらんで、大切なもの見えてなかったーーーーーー


それからというもの、
毎朝、大山を眺めては…いいなーー。山いいなーーー。早く山にふれたいー。
おいしい空気吸いたい。青々と茂る木々の中にこの身をうずめたい。
動物達に逢いたいーーー。もう、いいからとりあえず山用意しろやーーーーーーー!!


そんな時、ボル中旦那が外岩にはまりだした。
外岩は大自然の中にあることが多い。ふむふむ。
一緒に行けば自然にたんまりと触れられる。ふむふむ。
最高じゃないっすかーーーーーーー。
楽しい楽しい自然に触れる時間がやってまいりました。

…だが、自然に触れるだけじゃ旦那がゆるさない。
私も岩に登らせようとする。
自然に触れるだけでいいのに…ちっ。。。

ボルダリングは楽しいけど、岩質によっては手がめっちゃ痛いし、
下地がいいとこなんてそうそうないから、落ちたとき怖そうだし。
ボル中旦那はスパルタ鬼コーチすぎて、出来ないとキレるし。
だから、鬼コーチがキレる前に、できねーーよってこっちが先にキレることにした(笑)。
これでだいぶダメージを受けないで済むからね。

一度、高くて怖くて岩の途中で本気で泣いた。
もう登るの無理だなって思った。

でも、この出来事が私のボルダリングの何かを変えた。
しばらくは、岩と離れようと思ったけど、下地が万全で出来そうな級をみると
登りたいかも
と思っている私がいる。今まででは考えられない。

何か…ボルダリング…本当に…ちょっと、楽しくなってきたかも…
がんばれるところからがんばろう!

 小川山 眠り岩

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てな感じで、ペンギンは、登山(にボルダリング)に夢中になったのであーーーる。



トレッキング in 神津島

2010-12-27 21:37:43 | 旅行
 神津島旅行2日目のメインは天上山登頂。
 8:00起床時には山は麓まで薄暗い雲にすっぽり覆われ、宿のおばちゃんにトレッキングは無理と言われてしまった。『何も見えないよ』と・・だがその一時間半後、雲など一切れも見当たらなくなった。不思議な山である。登山口まで宿のおばちゃんに送ってもらう。登山口には杖がたくさん用意されている。標高560mの低山にさっそくアタック。
 心のどこかで登山の感動は標高に比例すると感じていたが、天上山にこの法則は当てはまらない。

 岩と白砂の登山道


 表砂漠


 人も全くいない為、秘境にいる気分が味わえた。また、傾斜が緩い為嫁は元気一杯、ウザい位である。

 裏砂漠




 裏砂漠展望台


 頂上付近に現れる岩達は大好きな花崗岩。殺傷力抜群のガラス製流紋岩ではない。

 天上山頂上

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 新東京百景展望地



 朝は予定変更を考えた程の悪天候であったが、登山を開始してから日が陰ることがない、とういうか雲がない。

 絶景登山道


 この標高でここまで満足出来る景色を拝めるのは素晴らしい・・

 ちなみにこの山は頂上付近だけすっぽりと雲に覆われることが多いそうだ。確かに昨日撮った写真でもそうである。


 今日は終始晴れて運が良かった。無事に宿まで歩いて下山し、3時間の山行を終えた。

 やがて空港に到着。帰りたくないという思いが強い中、セスナ機の到着を待つ。行きは19人乗りのもので、本当に平気かハラハラしたものだった。

 帰りは9人乗りだった・・・



 さらに帰りたくない思いが強くなったのであった。


 

 







DWS in 神津島

2010-12-27 19:18:14 | 旅行
 ここ二三日は寒い。これだけ寒いと夏を思い出してしまう。そういや今年は神津島で面白いことをした。

 調布飛行場から約45分で着くと、さっそく125ccのスクーターを借りて海沿いを走り出す。嫁と二人乗りである。
 この島は岩が多い。


 そしてボルダーらしき岩までさっそく発見。

 だがこの流紋岩はガラス質過ぎてボルダリングには適さない。デッドでスローパーなんぞ取りにいったら、人類の皮膚ごときでは血だらけになりそうである。マットもないし無理無理。観光名所の赤崎遊歩道へ。ここには有名な飛び込み台がある。着水後も近くに階段が海面につながっており、深さもあり水もキレイ・・安全に飛び込みが楽しめる。
 スクーター二人乗りで尻を痛め変な歩き方をしていた嫁が、目を輝かせながら挑戦すると言ってきた。
 私が夢中の岩を『登る』事には至極消極的なのだが、飛び『降りる』に関してはこの魅せられ様である。

 赤崎遊歩道ジャンプ台

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 この後数回飛び込んだ上に、物足りないということで夕方また来るハメになった。けったいなヤツである。

 そんな事よりボルダリング中毒の目には左にそびえ立つ岸壁が目に入ってしょうがない。DWS(ディープウォーターソロ)が出来るではないか!さっそく泳ぐふりして下地となる海中をチェック。邪魔な岩はなさそうだ。ウォーターシューズで登れるほどガバだらけなのが分かる。

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 ボコッと空いた穴が主なホールドで、手にも足にも困らない。・・しかし、岸壁下部のホールド内にはフナムシがうじゃうじゃである。そして岩がガラス質の為、身体を擦らない様に登ったつもりであったが膝には血が滲んでいた。恐るべし神津岩。要するに核心は高さ痛さフナムシだ。

 二人とも満足し再びスクーターを走らせる。有名なブットーシ岩に立ち寄る。


 岩が作るトンネルの向こうにはキレイな海が見える。最近は小川山ばかりだが海もいい。次は多幸湾へ。



 この島で一番キレイに見える海岸だと宿のおばちゃんに聞いていた。その上に飲める湧き水まである。



 海のすぐそばの飲める湧き水は珍しい気がする・・塩辛そうなものだが、そんなことはない。

 その後も二人乗りで島中を見て回った。初めて来る島をバイクで走り回り観光するというのは、ボルダリングの楽しさに匹敵する行為である。存分に走り回り疲れ果てて宿に戻ると、尻が痛いはずの嫁夕日を見ると言い出した。僕は夕飯まで部屋でゆっくりビールを・・・等とは言えない。宿から坂を300メートルほど下った海岸沿いから夕日を臨む。



 残念ながら沈みかけていた・・・予想通り私のせいにされるが、やっとビールの飲める宿に帰ることが出来、無事一日目を終了したのである。

 



木漏れ日・1級&貴船・初段

2010-12-24 23:58:39 | 湯河原
 本日は12月24日。・・世間はクリスマスイブ等と浮かれ模様である。
 が、ボルダリング中毒の私には全く関係ない。今日はメリーボルダリング湯河原である。職場の後輩の車で正午過ぎに幕山公園駐車場に到着。天気予報から暖かさを期待していたが、どんより曇っている上に強風であった・・回復に期待し梅林ボルダーに向かう。
梅林ボルダー

 風は大分弱まり日差しも出てきた。まずは『ガンバレ西村君・5級』でアップする。中々高さのあるボルダーである。どさくさに紛れて外岩に関して素人同然の後輩も早々と西村君をクリアする。
 私はこの岩で目当ての『木漏れ日(1級)』をチェックする。下部から中間にかけてが核心のように見えたが、実際そうであった。完全にスタティックでつないでいくとなるともう少し時間を要したと思うが、デッドを使って動きを省略することにより完登が早まった。

 木漏れ日・1級
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  ( 初 完 登 動 画 )

 また、そのすぐ下にある貝殻岩において4、5トライで初段課題を落とす。

  貴船・初段
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 ( 初 完 登 動 画 )

 この岩の初段課題である『パイプライン』を既にクリアしているが、それより簡単だったように思う。ダイナミックなムーブが面白いが、足が地面に当たりそうになる・・ 強風の中での完登となった。湯河原でも日が沈んだ上に強風だとかなり寒い。

 夢中で中々気がつかなかったが、貝殻岩すぐ前の梅の木のつぼみが色をつけていた。

 冬期は何度かこの地に通うことになると思われる。岩に興味のない嫁を連れて来た時の為にも、梅の成長をこれからもチェックしていこうと思う。

 湯河原は最近激混みだと聞いていたが、今日は閑古鳥。屈強なボルダラーも昼間っから『メリクリ』とか訳の分からない事を言ってしまっているのだろうか。ちなみに帰りの道はメリクリのおかげで大渋滞であった・・・
 帰宅後は嫁と近所の焼き鳥屋で、おでんと焼き鳥をたらふくビールで流し込み、色気のかけらもないクリスマスイブを過ごしたのであった・・

飯盛山

2010-12-22 23:10:14 | トレッキング
 小川山に一泊二日で来ると、嫁の意向で必ず1日は周辺の低山トレッキングとなる。出来るだけ早く切り上げ、午後は岩場に・・等とは言えない。先日は飯盛山に登った。

 駐車場は広くトイレも完備。ただ冬期につき閉鎖中であった。

 すぐ近くにはしし岩がある。

 ししの形をしているということであろう。


 駐車場からの素晴らしい景色。 

 頂上まで約一時間であり、景色を楽しめるポイントも頂上付近までほとんどなかったが、代わりに上質?の霜柱が登山道脇を埋め尽くしていた・・長いもので15センチはあったのではないか。


 踏むとサラサラであり、想像していたザクザクした感はなかった。一心不乱に踏み尽くす嫁を視界から外し足を進める。

 間もなく登頂

 頂上に着いたが、この山の上だけ凶悪な雲が居座って離れない。『駐車場と景色変わらないね』等と嫁に言うわけにはいかない。記念撮影だ。ここは記念撮影しかない!
 
 この写真を撮る為に(嫁を柱に乗っける)私がこなした重労働については割愛する。 無論、撮影後の柱から下ろすという重労働についても割愛する。

 この山はいい。登山道が整備され傾斜も弱く歩き易いので、性別年齢問わず楽しめる。そして往復二時間かからないという行程が素晴らしい!11時前に下山出来たのだ。 おかげで午後は岩場に行けたのである。