花と英語と音楽と、ときどき×××

趣味の園芸、英語、音楽そのほかいろいろ

〈花〉越える強さ

2012年11月15日 | 

街行く人々もコートに身を包むようになり、いよいよ冬めいてきました。

花壇の整理もだいたい終わり、
あとはベランダで種から育てている苗を大事にして春を待つのみ、
ガーデニング作業も冬はいったん休止です。

そんななか、思いもかけない花が咲きました。

 

去年の秋購入したストック

 

この秋購入したストック、ではありませんよ。
「去年の」秋です。

ストックは春に咲く1年草(ある季節のみ咲いて枯れるもの)で、

ふつう、夏を越えることはできません。
実際、2株購入したうちの1つは、今年、本格的な夏を迎える前に枯れました。

この株はひょろひょろになりながらも生きていたので、
とりあえず水だけはやっていましたが、
いずれ枯れるもの、という感じでたいした世話はしてませんでした。
真夏の炎天下でも日なたに出しっぱなし、
外出先から帰ると水切れでシナシナ…なんてことも一度や二度ではありませんでした。

それなのに。

まさかここまで残り、また開花するとは。

厳しい夏を越えるだけでも、かなり力を尽くし、弱ったはずです。
それでもまた、子孫(種)を残そうと、再びその身に花をつける。

いのちは、すごいですね。

植物の強さは、幾度となく、私に感動を与えてくれます。