花と英語と音楽と、ときどき×××

趣味の園芸、英語、音楽そのほかいろいろ

〈おでかけ〉新宿サザンライツ

2010年12月22日 | 旅行・おでかけ

今日は新宿駅南口の紀伊國屋へ洋書を買いに出かけました。

新宿駅南口からタカシマヤ・紀伊國屋へ行く歩道は新宿サザンテラスと呼ばれ、
冬はイルミネーションで飾られます。

 



新宿駅南口側から眺めた、たそがれどきのサザンテラス




「新宿サザンライツ」と名づけられたこのイルミネーションも
今年で11回目だそうです




これはJR東日本本社前の「Suicaのペンギン」




こちらもJR東日本本社前。多くの家族連れが写真撮影していました




サザンテラス側からタカシマヤと紀伊國屋を望む




タカシマヤ・紀伊國屋側から眺めるJR東日本本社

 

たまたま用事で出かけて遭遇、という感じでしたが、
やっぱりこうしたものを見るとクリスマス気分が盛り上がりますね。

〈花〉なんとか収めました

2010年12月15日 | 

寒くなってきましたねえ…
まっ、もう師走(しわす)ですからね。

トチ狂って買いまくった花苗も、とりあえずなんとか定植しました。




ビオラ、ミルフル。
先に購入したパンジーと花色をそろえました


あとは種から育苗中のものがいくつ春まで持ちこたえられるか、です。


〈コラム〉ジョン・レノン命日

2010年12月13日 | 記事・コラム

128日はジョン・レノンがニューヨークのダコタ・ハウス前で殺害された日です。

今年はそれからちょうど30年目にあたる年でした。

さまざまな報道のなかで、私が目を通して最も心に残ったのは、オノ・ヨーコが発表した手記です。

The New York Times
"The Tea Maker"
http://www.nytimes.com/2010/12/08/opinion/08ono.html?_r=1&scp=1&sq=The%20Tea%20Maker&st=cse

※オノ・ヨーコ自身のサイト、「IMAGINE PEACE」でも読めます(しかし画像が多く、かなり重い)。
IMAGINE PEACE
"The Teamaker"
http://imaginepeace.com/archives/13454

英語を読まない方のために、つたない翻訳を載せますが、
できればこれは原文で読んでほしい。


※ ※ ※

ジョンと私は真夜中のダコタ・ハウスの台所にいる。サーシャ、ミーシャ、チャロの3匹のネコがジョンを見上げている。ジョンは私たち2人のために茶を淹れている。

サーシャは全身真っ白で、ミーシャは真っ黒。2匹とも目がくらむほど優美なペルシャネコだ。その一方、チャロはノラネコだ。ジョンはチャロをとりわけかわいがった。「おもしろい顔をしているね、チャロ!」。彼はよくそう言っては彼女の頭をなでたものだ。

「ヨーコ、ヨーコ、最初にティーバッグを入れるんだ、お湯はそれからだ」。ジョンはイギリス人だったから、茶を淹れるのは彼の役目だった。私は彼に任せていた。

真夜中、しんと静まり返った家で、ジョンの淹れてくれた茶をすすりながら起きているのはすてきなことだった。だがある晩、ジョンはこう言った。「今日の午後、ミミ叔母さんと話をしたんだ。叔母さんが言うには、最初にお湯を入れて、それからティーバッグなんだって。誓って、僕は最初にティーバッグを入れるって教わったんだよ、でも…」

「つまり、私たちずっと間違っていたってこと?」

「ああ…」

私たちは2人してどっと笑った。1980年のことだった。私たちは2人とも、それが共に過ごす最後の年になるとは思ってもいなかった。

ジョンがもし今生きてここにいたなら、今年は彼の70回目の誕生日の年になる。だが人は、彼が生きているかどうかなど尋ねはしない。ただ彼を愛してくれ、彼はその愛によって生き続けている。私は世界中から手紙をもらい、この地上での短い40年という歳月で、ジョンはたくさんのものを私たちに与えてくれた、そのことを感謝して今年を祝っていると教えてもらう。

私たちが彼から受け取った一番大切なものは、言葉ではなく、行動だった。彼は真実を信じていた。そして恐れることなく声を上げた。私たちは皆彼がそのことによってある権力者たちを怒らせたことを知っている。だがそれがジョンなのだ。彼にはそうした方法をとることしかできなかった。もし彼が今ここにいたら、彼はいまだに真実を叫んでいただろう。真実なくして、世界の平和はなしえないだろう。

彼が命を奪われたこの日、私は彼と2人して茶を飲みながら笑い転げた夜を思い出す。

10代の若者は、これといった理由もなくすぐに笑うという。このところ、私は多くの若者が悲しみに沈み互いに怒りをぶつけ合うのを目にする。ジョンと私は10代の若者などではなかった。だが思い出の中の私たちは、いつも笑っていた。

アーティスト オノ・ヨーコ

※ ※ ※


なんと静謐(せいひつ)な文章でしょう。

私はビートルズ、ジョン・レノンは好きですが、オノ・ヨーコのファンではありません。
この人の、いわゆる前衛芸術というものは、正直よくわからない。
特に音楽に関しては、近年再評価されてきているようですが、
個人的には「……」という感じです。

ですが、この文章を読んで、ああ確かにこの人はアーティストだな、と感じました。
そして、1人の女性として、
この静けさにたどり着くまで、どれだけ歳月が要ったのだろうと思いました。

この人は昔も今も「平和」のために闘っています。

「平和」というと、
戦争撲滅、核兵器廃絶、地雷撤去、
そうしたことがいろいろと挙がってきますが、
その本義は、「心穏やかにいれること」なんだと思います。

愛する人と互いに笑い合い、穏やかに日々を過ごせること。

この手記のなかでも記されていますが、
「平和」とは、すなわちそうした日常のささいな「幸せ」のことなのではないでしょうか。

手記に添えられた写真のなかの2人の表情は、とても穏やかです。

あらためて、奪われるはずのなかった命が奪われてしまったことに対し、
偉大なソングライターの命が奪われてしまったことに対し、
深い哀悼の意を表します。

――合掌。



John Lennon was assassinated by a man named Mark Chapman
in front of their home in The Dakota on November 8, 1980.
1980128日、ジョン・レノンはマーク・チャップマンという若者によって
ダコタ・ハウスの自宅前で殺害された。

On that day, people offers many floral tributes in front of The Dakota
and on Strawberry Fields in Central Park.
命日には、ダコタ・ハウスと
セントラル・パーク内にあるストロベリー・フィールズに多くの花が供えられる。
※ストロベリー・フィールズ:ニューヨーク、セントラル・パーク内にあるジョン・レノンをしのぶモニュメント

The bereaved woman, Yoko Ono, has been working on peace
with one of the most beloved songs in the world, Imagine.
オノ・ヨーコは、ジョンを失った今も平和のために活動を続けている。
――世界で最も人々に愛されている曲の1つである、『Imagine』とともに。


〈Bon Jovi〉東京ドーム2days 2/2

2010年12月09日 | Bon Jovi

(→1/2 からの続き)

さて肝心のライブ模様はというと。




開始1時間前くらいの会場


照明が落ち、流れてきたのは
ずんずちゃっちゃずんずちゃっちゃずんずっず~ん♪
This Is Our House』の「あの」イントロ。
体はリズムをとり出し足は床を蹴り出します。
Blood on Blood』でオープニングを迎えると、会場は一気に歓声の渦に。

今回は前回ツアーに比べて映像の演出が派手でした。
Bad Medicine』では
ボンドガールズのようなセクシーなねーちゃんのシルエットが舞い、
Work for the Working Man』では
なんとゆーか、カクカクしたアニメの「Working Men」がザッザッと行進してました。
シリアスな歌なんだけど…なんつーか、このアニメはちょっとコミカル。
Check it on YouTube!)
かたや『When We Were Beautiful』では、ニューヨークの摩天楼でしょうか、
透き通るような青い空を背景にしたビル郡に、くるくると針の回転する時計の映像。
歌詞とあいまって、私は9・11のイメージを強く感じました。
「僕たちが美しかった頃 無邪気だったあの頃は 
いったいどこへ行ってしまったんだろう…」

もちろんいつものロックナンバーもばりばり全開。
We Got It Going On』や『Raise Your Hands』など、
これはまさにライブのための曲でしょう。歌って踊らんでいったいどうする!

そして盛り上がらないはずのない、Bad Medicine
ここでは他のアーティストの曲を入れ込んでくるのがいつものパターン。
今回は1日目に『Pretty Woman』、そう、あの映画のナンバーがきました。
ジョンが「Pretty Woman ~♪」と歌うところを想像してくださいよ。
あっ、もう思い出しても…めろめろ。
日目は『Roadhouse Blues』、The Doorsのナンバー。
たぶん有名な曲。でも私は知らん。
会場の多くの人もそうだったようで、これは日目ほどは盛り上がりませんでした(涙)。

リッチーが曲歌うというのも最近の公演のパターンで、
今回は『Lay Your Hands on Me』、いきました。
以前のツアー時の『These Days』よりかはハマってる気もしましたが、
個人的には、やっぱりジョンの歌はジョンに歌ってほしい。

今回はティコ、ディヴィッドも珍しく前に出てきて、
観客席間に設けたステージで、アコースティックVersion
Something for the Pain』『Someday I'll Be Saturday Night』、いきました。
歌ったあと、暗転したなか必死に本ステージに駆け戻っていく姿には爆笑。

Keep the Faithはいつものマラカスダンス♪
毎回ジョンはイッちゃってる人みたいになりますが、
これが出てくる頃はだいたい観客も同じようにイッちゃってる(笑)。
背景のスクリーンにはどどんぱと花火の映像。
キレイです。が、New JerseyNJ)、Meadowland Stadiumでは、これ、本物でした。
Faith!でバーン!と四方から上がる色とりどりの花火。
私はあのときの盛り上がりを思い出し狂喜しました。

そしてencoreBon Joviといったら忘れちゃいけない、
なんといってもこの曲、
Livin' on a Prayer
毎回のことですが、ほかの曲ではなかなか英語の歌詞が出てこない観客も、
この歌だけは本当に一致団結、大合唱となり、超
感動!
正面スクリーンには各国のファンのビデオが映し出され、
まさにメンバーとファンがひとつになる瞬間。たまりませんなあ~。
ちなみにMeadowland Stadiumでは、正面スクリーンだけでなく、
スタジアム360度スクリーンに映像が映し出されました。

 

ちょっとボケボケなんですが、
NJMeadowland Stadiumでの『Livin' on a Prayer』です。
ステージの上にオビのようなスクリーンがありますね?
これがスタジアムをぐるりと囲んで360度!



ところで今回、たぶんファンにとって最も大きな出来事だったのは、
会場内カメラ持ち込み・撮影可能だったこと。
これは、ファンクラブが会員に「持ち込み可」と案内してしまったため、
プロモーターのウドーが仕方なく突如認めたというのが真相。
初日はそのことを知らない人が多かったようですが、
日目はここぞとばかり携帯やカメラをかざしている人が多かったです。
たぶん次回のツアーではまた禁止に戻ってしまうでしょう、
今回撮れた人はいい記念になったかもしれません
(私はMeadowland Stadiumでしこたま撮っているので今回は撮っていません)。



グッズ売り場ディスプレイ。
財布の中身も燃え尽きました

 

今年は、NJMeadowland Stadium公演にわくわくしながら年を迎え、
東京公演の余韻にひたりながら年を送ることになりました。
ビバ! ワンダフル2010

〈Bon Jovi〉東京ドーム2days 1/2

2010年12月09日 | Bon Jovi

燃え尽きたぜ…真っ白に…。

なんのことかって? 決まってるでしょう東京ドーム2days公演

今回は平日・東京のみの公演ということで、
かなり涙をのんだファンも多かったことと思いますが、
私は当然のごとく、両日とも参戦してきました。
いや~時間に融通の利く仕事でよかった。東京に勤めててよかった。


はりきりすぎて、初日は朝8時に会場入り(←バカ)。
朝日に輝く正面ゲート


ちなみに今回のセットリストは以下のとおり。

11/30/2010

Blood on Blood
We Weren't Born to Follow
You Give Love a Bad Name
Born to Be My Baby
Lost Highway
Whole Lot of Leavin'
When We Were Beautiful
It's My Life
I'll Sleep When I'm Dead
We Got It Going On
Bad Medicine ~ Pretty Woman (Roy Orbison Cover) ~ Bad Medicine
Lay Your Hands on Me (Vo. Richie Sambora)
What Do You Got?
Make a Memory
I'll Be There for You
Something for the Pain
Someday I'll Be Saturday Night
Work for the Working Man
Runaway
Have a Nice Day
Who Says You Can't Go Home
Keep the Faith
~ encore ~
Wanted Dead or Alive
Livin' on a Prayer


12/01/2010

Blood on Blood
We Weren't Born to Follow
You Give Love a Bad Name
Born to Be My Baby
Lost Highway
Whole Lot of Leavin'
When We Were Beautiful
It's My Life
I'll Sleep When I'm Dead
We Got It Going On
Bad Medicine ~ Roadhouse Blues (The Doors Cover) ~ Bad Medicine
Lay Your Hands on Me (Vo. Richie Sambora)
What Do You Got?
Make a Memory
I'll Be There for You
Someday I'll Be Saturday Night
Work for the Working Man
Runaway
Raise Your Hands
Who Says You Can't Go Home
Keep the Faith
~ encore ~
Wanted Dead or Alive
Livin' on a Prayer


ハイライト部分は日目と日目で違ったところ。
今回はあんまり変わりなかったですね。

日目はまだまし?でしたが、
日目はジョンの体調が悪かったようで、けっこう声がかすれたりトンだりしてました。
日目の『Have a Nice Day』が消えたのはそのせいかな、と思います。
日目、サビがあまり歌えていませんでしたから。

これだけヒットナンバーを入れてくれているのになんですが、
選曲に関して欲を言えば、アルバム『Circle』のナンバーをもっと入れてほしかった。
グレイテストヒッツを出したあととはいえ、一応、Circleツアーなんだから。
私はこの春のNew JerseyNJ)、Meadowland Stadium公演にも参戦していますので、
「『Superman Tonight』と『Love's the Only Rule』が消えている???」

「なぜ『Circle』より『Lost Highway』からの曲が多いのだ?」
「『Make a Memory』も確かにいい曲だが、どうして2日続けてやるのだ!?」

「『Bed of Roses』や『Always』をなぜやらん!?」
と、どうしても聞き比べてしまう部分がありました。

まあそれでも好きなもんは好き、
いろいろと思ってしまうのは、これまたみんな愛なのね。

さてさてお次は実際のライブレポです(→2/2 に続く)。

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