読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

「海猿」のリメーク版と呼ぼう、「守護神」(アメリカ/2006年)

2007-06-27 10:58:35 | 映画;洋画
監督:アンドリュー・デイビス
脚本:ロン・L・ブリンカーホフ
音楽:トレヴァー・ラビン
出演:ケビン・コスナー、アシュトン・カッチャー、ニール・マクドノー、メリッサ・サージミラー、クランシー・ブラウン、セーラ・ウォード

「アメリカ沿岸救助隊に所属するレスキュー・スイマー、ベン・ランドール。数々の命を救った伝説的なスイマーだった彼だが、ある任務で相棒を目の前で失い、心に深い傷を負ってしまう。妻にも別れを告げられ、失意に沈むベン。そんな重い気持ちの彼は一時現場を離れ、レスキュー隊員を養成する学校・Aスクールに教官として赴任する事になった。そしてそこで元高校水泳チャンプの訓練生、ジェイク・フィッシャーと出会い…」。

「海難レスキューで危険な任務を担うレスキュー・スイマーを題材にした、熱いドラマ。ケビン・コスナー演じる伝説のレスキュー・スイマーと、アシュトン・カッチャー演じる新人レスキュー・スイマーの二人の関係を中心に、男と男の絆、命を救う事の意味、そして人命救助に命を懸ける男たちの姿を描いていく。ケビン・コスナーは伝説の男を渋みの増した演技で表現」。

「一方のアシュトン・カッチャーは若々しく苛立ちを表に出した演技を見せてくれている。表面的には対照的な二人だが、心に刻まれた傷や想いは同質のもの。それゆえに互いを認め合うシーンや、ベンがジェイクを救出に向かうシーンでは、深い感動を味わう事ができるはずだ」。(goo映画)

これは明らかに「海猿」のリメイク版としなければならない映画ではないでしょうか?似た映画にはテーマは違いますが、アメリカ海軍深海ダイバーを描いた「ザ・ダイバー」(ジョージ・ティルマンJr監督/2000年)があることにはありますが、レスキュー・スイマーを描いたのならこれは本作はそう謳って欲しい作品です。

原題の「The Guardian」は「保護者、後見人」の意。ベン・ランドールの末路を知れば、これを「守護神」と名づけるのは頷けます。一方の「海猿」。海中で猿のように敏捷に活躍することからこの名が付けられたといいますが、あくまで漫画・映画・ドラマでのフィクションであり、実際の海上保安官がこう呼ばれているわけではないそうです。

バディ制度とは、「OJT制度の一種で、先輩社員のひとりを新入社員ひとりの教育担当としてあてがい、社内ルールをはじめ、職務指導などを担当者制度のもとで面倒をみる制度のこと。バディ(仲間)をエルダー(先輩)と呼びかえることもある」。(exbuzzwords)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿