読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

いま一つのスリラー「THE ROOM」(ベルギー/2006年)

2007-03-20 07:38:49 | 映画;洋画
監督:ジル・ダオー
脚本:モルテン・アスルリュッド、ジル・ダオー
出演:パスカル・デュケンヌ、カロリーヌ・ヴェイ、フィリップ・レジモン、フランソワーズ・ミニョン

「車椅子生活のアレックスは、不安定な父、虐待を繰り返す母、父親のわからない子を身ごもる妹と暮らしていた。ある日、すべてのドアや窓がロックされ、謎の部屋が現れる…。突然現れた謎の異次元空間“ルーム”の恐怖を描く、シチュエーション・スリラー」。

ちょっとがっかりでした。突然現れた謎の部屋に対する家族たちのリアクションが不自然です。また家族それぞれのキャラクターが不自然です。そして結末はあまりにも安易です。ただ、ダウン症の俳優パスカルは好演していました。


パスカルには、先日取り上げた「隠された記憶」で主演を演じたダニエル・オートゥイユとの共演「八日目」という秀作があります。偶然ビデオ屋さんでピックアップした作品がともにフランス語の映画で、それぞれの主演が一つの映画で共演していたというのが私にはミステリアスでした。


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