早生者日記 by K.MITSUNAGA

早生者(わさもん)=
熊本弁で「新しいものが好きな人」という意味
毎週月曜更新(2009年12月開始)

良 縁/志摩観光ホテル

2016年12月19日 | 良縁



三重県と言えば25年ほど前に車で太平洋側を一周したり

その後も仕事で伊勢に数回訪れたのみで
今回は初めての場所の訪問となりました。
今年の5月にサミットが開催された名門の志摩観光ホテルです。

これは本館のザ・クラシック
その他に新館のザ・ベイスイートと別館のザ・クラブがあります。



サミットを取り仕切った総料理長とはいったどんな方なのか… 
その前にご紹介をいただいたお茶屋さんの女性社長とザ・クラブでランチです。

どこかで見た事のあるような素晴らしい作りです。
開業当時のままに残っている村野藤吾の手によるものです。



かっこいい…



こちらのワインバーで軽くランチをいただきました。
さすがはワインバー(あ、仕事の前だからアルコールはなしですよ)



テーブルに備えられた砂糖に液糖まで用意されているのは初めて見ました。



さてさて…いよいよ総料理長にお目通り
私の想像ではあの帝国ホテルの村上シェフのような
恰幅のある初老の男性…ところが



名門、志摩観光ホテルの樋口総料理長は40歳の女性!
この方が半年前に世界各国の首脳をおもてなししたつわものなんです!



ベイスイートの最上階は庭園になっています。



先端まで行くとまるで天空の庭のようですが
ここは伊勢志摩国立公園の中なので
植えられる植物は全てこの地方に昔からあるものだけなんだそうです。



風が冷たいのにコックコート姿の樋口シェフ
丁寧な説明付きで散策させてくださいました。
お庭の一番先端には…

サミットで9名のトップたちが記念撮影をした場所です。



なんと、ちゃんと足を置く場所が細かく指定されています。
もしサミット当時の写真を見ることができたら比べてみてください。
確かにみなさん、説妙な立ち位置で収まってますよ。
あっぱれ!



さて、それぞれの館が車で移動するくらいの広い敷地内にレストランが6軒
それを全て取り仕切る総料理長の身でありながら
かなりの時間を割いてくださった樋口シェフ…
仕事はとっても厳しいと聞いていますが
実際の彼女はとっても穏やかな線の細いステキな女性です。

ご紹介いただいた社長も私よりお若い女性でしたので
気持ちのいい時間を過ごさせていただいたのは間違いありません。
商談が成立してもしなくても
今回の訪問はとってもありがたく心に沁みるものでした。
ご縁って素晴らしいですね。


 


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2 コメント

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Unknown (きなこママ)
2016-12-20 21:50:12
志摩観といえば高橋シェフの「あわびのステーキ」のイメージ。
情報に疎くてすみません、今は女性のシェフだったんですね。
それも素敵に有能な。

志摩はいいですねー。三重県、いいですねー。
Unknown (久)
2016-12-22 20:04:50
名古屋に近いから親近感あるでしょうね。
九州人にとっての三重は「伊勢エビ」と「伊勢神宮」のイメージ。
私としてはそれプラス「赤福」かな。(笑)
それにしてもここのなんと遠いことか!
そうそう何度も行けないと思うけど
本当にステキなシェフでしたよ。

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