早生者日記 by K.MITSUNAGA

早生者(わさもん)=
熊本弁で「新しいものが好きな人」という意味
毎週月曜更新(2009年12月開始)

美 味/塩 麹

2012年04月30日 | 美味


        

        ネットショップでも「塩麹」 
        スーパーでも「塩麹」
        塩麹って何?

        スーパーで目にする塩麹はたいていがビン詰め。
        私の経験からするとこの手のものには
        敬遠したい合成調味料が多いのです。
        知ってはいたもののなかなか手が出ない理由はこれでした。

        ところが好奇心から表示を見てみると麹と塩だけ。
        酒粕好きとしては敬遠する理由はありません。
        早速ゲットして塩麹レシピの毎日が始まりました。 

               

        大好きな菜の花をさっと湯がいて塩麹をまぶしてみました。
        ちょっと塩辛いなあ…


                 


        お次は温泉卵に合わせてみました。
        結構バランスがいいです。

 
               


        一番相性がいいような気がしたのは
        豚肉を1日塩麹に漬けたもの。
        焦げやすいですが塩麹がついたまま焼きます。
        塩…のはずなのになぜか甘くなる…不思議不思議
        超美味! オススメです。


        結論としては(私としては)あまりときめきませんでした。
        やっぱり酒かすの方が使い勝手がいい。
        何よりも塩を取りすぎるような気がします。
        要注意です。



 


良 縁/コドモノクニ

2012年04月23日 | 良縁



               
        1920
年代に出版されていた児童向けの月刊誌「コドモノクニ」

        この雑誌が最近復刻されて人気を呼んでいます。

 

        全5巻にまとめられた分厚いこの本には

         「コドモノクニ」が戦時下で休刊となった

        1944年までの歴史が収まっています。

        付録も当時のままです。

               

        懐かしい! よく遊びました…着せ替え

 

               

        いろはかるた

 

               

        こんなものまで…

        クレヨンの紙をぴりぴりっと手で破る感触が蘇って来ます。

 

 

        大日本帝国の子供たちの情操教育に…

        というコンセプトで刊行されていただけあって

        私の目から見るとこれはもう大正モダニズムのデザイン本です。

               

        手書き文字の暖かさに愛を感じます。(サトウハチロー)

 

               

        すごい感覚! 

 

                

        この時代には子供は国家の財産だったんだなあ…(今でもそうだけど)

        こんな上質な芸術を普段の生活で味わえたなんて…

 

        作家には野口雨情や北原白秋、

        挿絵には当時まだ若き東山魁夷や竹久夢二…

        子供の本と侮るなかれ! 驚きです。

        ページをめくっていくと、そこには美しい日本の情景と

        当時の人々の生き生きとした生活感が描かれています。

                

        若き日の東山魁夷の挿絵

 

        立ち止まって己を見直さなければならない現代の日本人にとって

        この90年前の児童書が何かの道しるべになる…かもしれませんね。




景 色/DAIKANYAMA T-SITE

2012年04月16日 | 景色



        30年ぶりくらいに足を運んだ代官山
        20代の頃は近寄りがたい憧れの大人の街で
        いつかここに住んでやるぞ!…と思っていましたっけ。
        今訪れてもお洒落な雰囲気はそのまま
        でも自分が歳をとった分だけ若い街に変貌していました。

        今回どうしても見ておきたかった「代官山T-SITE」
        メインの施設はなんといっても最新の「TSUTAYA」です。

               

        2階建で離れになった3棟の建物に
        ジャンル毎に本が分かれて分類されています。
        例えば私などはお料理関係や雑貨を見たいから
        3号館だけでこと足る…というわけ。

               

        おまけに併設するステキなスタバと共に
        朝7時から深夜2時までという営業時間は魅力的です。

        迷路のような店内はまるでどこぞかの図書館みたい…
        ウッディーな落ち着いた雰囲気は
        “どうぞ長居して行ってください”と言わんばかりです。

               

               

        代官山T-SITEにはその他にもレストランをはじめ
        ペットショップ、自転車専門店、輸入玩具屋さんなどがあります。

               

        超人気のレストランも朝7時から朝食OK。
        ランチでいただいたレモンのリゾットはとってもリーズナブルで
        イケメン店員さんたちの力がなくても十分美味(笑)。

               

               

        いいもんめっけ! これってワンちゃんのトイレエリア?

               


        DAIKANYAMA T-SITE  http://tsite.jp/daikanyama/




美 味/花よりだんご IMURI(福岡市)

2012年04月09日 | 美味



               

        このブログでもう何回もご紹介しているイムリ
        私の一番のお気に入りレストランで
        先日「お花見ランチ+デザートビュッフェ」の案内がありました。
        なんて素敵な催しでしょう。
        女性にはたまりません。
        3日間限定・・・限定ものに弱い私・・・ で、行って来ました。

        イムリには久留米在住のお花の先生が専属でおられ
        毎週火曜日に店内のインテリアグリーンが一新します。
        毎年このシーズンになると圧巻なのが桜
        お店の中がどこを見ても桜、桜、桜になるのです。
        ホ
ントこの時期だけのお楽しみです。

               

        通常のランチにワンコインをプラスしての今回の催し。
        福岡が春の嵐に見舞われた日でしたが
        店内は春爛漫
        私のおつむも春うらら

               


        IMURI  http://www.kanzan.net/imuri/ 



良 縁/新顔野菜

2012年04月02日 | 良縁



        毎年見たことのない新しい野菜が登場します。
        品種改良に力を注ぐ農家の若者の顔を想像し
        日本は捨てたモンじゃないなあ…と嬉しくなります。 

        今年、私の目に留まった新顔です。
        故郷熊本の「あやめ雪かぶ」(字余り…)

               

        なんて美しいルックスでしょう!
        サイズは小さめの卵くらいです。
        皮をむかずに生でいただけるのが特徴。
        塩とブラックペッパー、オリーブオイルで
        シンプルに素材の美味しさを楽しめます。

        お次はスーパーで面白い野菜の詰め合わせを発見。

               

        舌を噛みそうな長い名前の生産者は「テヌータ カンピ フレグレイ農園」
        ナポリ出身のイタリアンシェフが北九州で作る
        スローフード、スローライフから生み出されたイタリア野菜です。
        名前も分からないキレイな野菜ばかり。
        まるで宝箱のようです。
        とりあえずサラダで…

               
        
        すご~い! それぞれ味も香りもしっかりと主張しています。

         好奇心がうずくので今度このシェフが経営するレストランを訪れる予定。
        近々ご紹介しますね。

 

        イタリア農園テヌータ カンピ フレグレイ http://www.occiorientale.com/