私にとっては初めてのウルトラとなる「鯖街道ウルトラマラソン」。
その昔日本海で獲れた鯖を京都に運んだ道をたどるこの大会、距離は76kmと短いけれど、800m級の山を3回越えることと平坦地が少ない事で脚への負担は2割増しとも言われる大会です。
でもでもこの大会はそんな距離がドウのとか、タイムがコウのって事はお構いなし?のユニークな大会です。したがって公式のタイム計測や表彰なんかは有りません。う~ん、走りの原点かも・・・
大会前日の土曜日雨の中、福井県の小浜に向かったのは
出走組
①ryujiさん
②じじさん
③もりかわくん
④私
応援隊
⑤和尚さん
⑥ryujiさんの奥さん
の6人です。私以外のランナーはウルトラ経験者です。
車中でアルコールローディングを始めた私達は、宿の豪華な夕食で盛り上がり、部屋でも昨年のビデオで更に盛り上がり、結局酔いつぶれたのか疲れたのか分からないまま布団へ。
当然翌朝は「爽やかな目覚め」とは程遠い状態での起床となったのでした。
バタバタと準備して出発。
和尚さんのクルマでスタート地点まで移動します。
心配された雨も上がり、徐々に回復の予報。よしよし。
しかし、寒いなぁ・・・。ストレッチもする気になれず、クルマの中で待機です。
やっと5分前にスタート地点に移動。
初めて長い距離に挑戦と言うのに、緊張感もなくのんびりしたものです。
最後尾に並び、談笑していると前の方でスタートのピストルの音。
「ありゃ」あわてて写真を撮ったらブレてしまいました。
出だしはこの先の事を考えて、かなり遅めのペースです。でも昨晩の宴会の影響か、それとも遅すぎるペースのせいか身体がシャンとせずに少し辛い感じです。
じじさんに至っては、「汗をかいてアルコールを抜くんや」と言ってペースを上げてダラダラ続く坂道を上がっていきます。
17km程舗装道路を走っていよいよココからが本番です。
足元も思ったほど悪くなく、まだまだ元気だったので比較的余裕をもって標高を稼いでいけました。
新緑が綺麗です。
でも山頂付近は霧。周囲のランナーも霞んで見えます。
下り道。
踏み後は付いているが、ハイキングコースの様に整備されている訳ではありません。気を抜いたら事故になりそうです。
実はこの後私は転倒して頭から一回転してしまいました。手足に擦り傷が出来たり、ひと一倍広いオデコにコブを作ってしまいましたが、大事には至らず一安心。ボーっとしていたらいけませんなあ・・・。皆に迷惑かけてしまいます。
下ったら滋賀県です。田植えが終わったばかりの田んぼの間に農家が点在する日本的な綺麗な田舎。道も下り基調で走りやすくて楽しいランです。
走り始めて5時間あまり。中間点のエイドに到着。
ここで出だしから調子の上がらないryujiさんが、応援の奥さんに「ビール!!」コールです。イチかバチかガソリン(奥さん曰くハイオク)を注入します。
私は「エ~ッ・・・」。
ここからこのコースで一番の難所の2つ目の峠超えに行きます。ここからが頑張り所かな。
かなり長い上り一辺倒を終わると、今度は尾根道を走って峠超え。
少し脚に来た感じで50kmを過ぎて、最後の峠である杉峠にチャレンジ。
このコース殆どが山間部なので携帯電話は圏外なのですが、京都市に近いこの峠では見通しが利く所では所々通じるようで、突然メールの着信音が。見ると女房からの応援メールです。ムフ、少し嬉しいなぁ。
杉峠のエイドではYOKKOさんにお目にかかれました。「早いですねぇ。余裕ですよ。鞍馬では温泉入っても時間内にゴールできますよ」って言われてしまいました。そんなアホな・・・。(笑)
乗せるのが上手いんだから。応援有難う!!
ここでも綺麗な景色も見ることが出来て、元気いただきました。
ず~っと向こうは琵琶湖だそうで、見えるのはラッキーとの事。
ここからは20kmあまり。下り一辺倒で気持ち良く走れます。
我々四人組みは㌔4分半程のペースで前のランナーをゴボウ抜き。長い道中で知り合ったランナーに挨拶しつつ駆け下りて京都市内へ。
最後はかなりヘバリましたが、何とか歩くことも無くガッツポーズでゴールテープを切ることができました。
初ウルトラの大きな目標である、楽しんで走ることも笑顔でゴールする事も出来て非常に満足できました。
めっちゃ楽しかった一日でした。
ゴールして仲間から「とうとうウルトラの人になったネ」って言ってもらえましたが、こんな良い気分でゴールできるように一緒に遊んでくれた仲間に感謝です。
途中で撮影していただいたビデオを見る機会があれば、また盛り上がりたいものですわ。
参加賞です。
焼き鯖一匹。長袖Tシャツ。ビール2缶(当然飲んでしまった)でした。
その昔日本海で獲れた鯖を京都に運んだ道をたどるこの大会、距離は76kmと短いけれど、800m級の山を3回越えることと平坦地が少ない事で脚への負担は2割増しとも言われる大会です。
でもでもこの大会はそんな距離がドウのとか、タイムがコウのって事はお構いなし?のユニークな大会です。したがって公式のタイム計測や表彰なんかは有りません。う~ん、走りの原点かも・・・
大会前日の土曜日雨の中、福井県の小浜に向かったのは
出走組
①ryujiさん
②じじさん
③もりかわくん
④私
応援隊
⑤和尚さん
⑥ryujiさんの奥さん
の6人です。私以外のランナーはウルトラ経験者です。
車中でアルコールローディングを始めた私達は、宿の豪華な夕食で盛り上がり、部屋でも昨年のビデオで更に盛り上がり、結局酔いつぶれたのか疲れたのか分からないまま布団へ。
当然翌朝は「爽やかな目覚め」とは程遠い状態での起床となったのでした。
バタバタと準備して出発。
和尚さんのクルマでスタート地点まで移動します。
心配された雨も上がり、徐々に回復の予報。よしよし。
しかし、寒いなぁ・・・。ストレッチもする気になれず、クルマの中で待機です。
やっと5分前にスタート地点に移動。
初めて長い距離に挑戦と言うのに、緊張感もなくのんびりしたものです。
最後尾に並び、談笑していると前の方でスタートのピストルの音。
「ありゃ」あわてて写真を撮ったらブレてしまいました。
出だしはこの先の事を考えて、かなり遅めのペースです。でも昨晩の宴会の影響か、それとも遅すぎるペースのせいか身体がシャンとせずに少し辛い感じです。
じじさんに至っては、「汗をかいてアルコールを抜くんや」と言ってペースを上げてダラダラ続く坂道を上がっていきます。
17km程舗装道路を走っていよいよココからが本番です。
足元も思ったほど悪くなく、まだまだ元気だったので比較的余裕をもって標高を稼いでいけました。
新緑が綺麗です。
でも山頂付近は霧。周囲のランナーも霞んで見えます。
下り道。
踏み後は付いているが、ハイキングコースの様に整備されている訳ではありません。気を抜いたら事故になりそうです。
実はこの後私は転倒して頭から一回転してしまいました。手足に擦り傷が出来たり、ひと一倍広いオデコにコブを作ってしまいましたが、大事には至らず一安心。ボーっとしていたらいけませんなあ・・・。皆に迷惑かけてしまいます。
下ったら滋賀県です。田植えが終わったばかりの田んぼの間に農家が点在する日本的な綺麗な田舎。道も下り基調で走りやすくて楽しいランです。
走り始めて5時間あまり。中間点のエイドに到着。
ここで出だしから調子の上がらないryujiさんが、応援の奥さんに「ビール!!」コールです。イチかバチかガソリン(奥さん曰くハイオク)を注入します。
私は「エ~ッ・・・」。
ここからこのコースで一番の難所の2つ目の峠超えに行きます。ここからが頑張り所かな。
かなり長い上り一辺倒を終わると、今度は尾根道を走って峠超え。
少し脚に来た感じで50kmを過ぎて、最後の峠である杉峠にチャレンジ。
このコース殆どが山間部なので携帯電話は圏外なのですが、京都市に近いこの峠では見通しが利く所では所々通じるようで、突然メールの着信音が。見ると女房からの応援メールです。ムフ、少し嬉しいなぁ。
杉峠のエイドではYOKKOさんにお目にかかれました。「早いですねぇ。余裕ですよ。鞍馬では温泉入っても時間内にゴールできますよ」って言われてしまいました。そんなアホな・・・。(笑)
乗せるのが上手いんだから。応援有難う!!
ここでも綺麗な景色も見ることが出来て、元気いただきました。
ず~っと向こうは琵琶湖だそうで、見えるのはラッキーとの事。
ここからは20kmあまり。下り一辺倒で気持ち良く走れます。
我々四人組みは㌔4分半程のペースで前のランナーをゴボウ抜き。長い道中で知り合ったランナーに挨拶しつつ駆け下りて京都市内へ。
最後はかなりヘバリましたが、何とか歩くことも無くガッツポーズでゴールテープを切ることができました。
初ウルトラの大きな目標である、楽しんで走ることも笑顔でゴールする事も出来て非常に満足できました。
めっちゃ楽しかった一日でした。
ゴールして仲間から「とうとうウルトラの人になったネ」って言ってもらえましたが、こんな良い気分でゴールできるように一緒に遊んでくれた仲間に感謝です。
途中で撮影していただいたビデオを見る機会があれば、また盛り上がりたいものですわ。
参加賞です。
焼き鯖一匹。長袖Tシャツ。ビール2缶(当然飲んでしまった)でした。