八景亭の間取りは上図のようになっています。
宿泊できる客室は20帖の松の間と13帖の浮見堂。池に浮かんで見えるのがこの二部屋。
他に昼食や夜の宴会だけで利用する小部屋が3つ。これは近代になってから増築したものです。
宿泊客は私たちだけでしたので、松の間に泊まりましたが食事は空いていた浮見堂で供されました。まさに全館貸切です。
お料理は地元の食材、琵琶湖で採れた魚や近江牛を使ったもので八品。全品お見せします。長いよ。
八寸。鮒ずし、発酵したコメを塗ったパン、よもぎもち、柿のチーズ巻き、むかご・ぎんなん、鯉卵固め、しゃぶしゃぶ、菜の花。
鮒ずしは初体験。噂には聞いていましたが、口に入れて噛んでいると一気に強烈な発酵臭が。あっかーん。
琵琶湖の鯉のお造り。とろろ芋と。
聖護院蕪と角煮。
お部屋の風景。鑑定団に出てきそうな屏風。昔のお殿様はここで家臣の娘の舞など見ながら酒食を楽しんだのかも。（根拠なし）
出てくる器も時代物。この蒔絵の見事なこと。
お椀の中身は海老と三つ葉。濃厚昆布の吸い物が美味。
揚げ物。大葉、パプリカ、蕗の薹、琵琶湖の鱒、うなぎ。
焼いたモロコを酢味噌で。酢味噌のことは「ドロ酢」と言っていました。
近江牛。醤油と味醂ですき焼き風の味付け。
鴨なべ。
この後でご飯とお漬物が出て。
最後にデザート。
全部で2時間くらい。ゆったりとした素敵な時間でした。お料理もサービスも気配りが行き届いていました。
これだけの料理をたった二人のために、、、、と思うとなんだか申し訳ない気持ちにもなります。
量はかなりのものでした。これを食べきれる女性はそうそうはいないのでは。Rさん、さすがの完食です。
次は、築300年の建物に泊まるということ、注意点などをお伝えしようと思います。
鮒寿司とはうまくいかなかったようですが、美しい石垣は楽しめましたか？
(鮒寿司も店によって随分違いますよ)
他にこういう文化財クラスの宿ってどこかにあるでしょうか。
鮒ずしは・・・・・。
これだけのお料理を出すところの鮒ずしですからけっこう良いもののはずです。
ですので、だいたい分かりました。私はもういいです。（腰が引けてる）
彦根城も堪能しました。
本当にいい旅行でした。
写真を撮ると、他の人にも見せることができます。
それが最高に楽しいです。
適当に取り混ぜて撮影しています。
他の人も楽しんで見てくれればいいのですが。
自由学園なんかでもそうですけど、文化財とかになると火気厳禁になったりするから、使うのは結構大変みたいですねぇ。
単に、古いところは結構ありますけどね。
１００点です。
んで、こちらも目で満腹になりました。
あー美味しかった。
でも「らしい」ってことは、自分で各種体験したわけではないのね？
今、隣の楽々亭という別の古い建物の解体修理をやっていて
それが終わったら八景亭も解体修理の計画があるそうです。
中に入るならその前がいいかも知れません。
カメラえらい。
Reeさんはこれ食べきれるかな。
料理の盛り方も素敵です
お城ツアー 着々と進んでますね
次はどこ？
一尾もらって、一部残す+ヨーグルトっぽくなったコメの部分を使ってお吸い物というか、汁物にしてもらったんですが、とても美味しかったです。
# クサヤも、ジンギスカンもホルモンも平気というか好きな人間なので、まぁご勘案あれ。