廊下の壁に投影される虹の模様。
実はこんな状態でできています。ドアのガラス部分がステンドグラス風に作られているこのドアはイタリアはCOMECA社のもの。
ガラスの周辺が面取りしてあって、そのおかげで光の角度によってプリズムの効果で壁に七色を描く時間があります。
・・・・・・・というような日記を書くつもりで上の写真を撮ったのは3月5日のこと。
その1週間後の朝、歯磨き終わって部屋に戻ろうとした時に見えたドアにな~んか違和感が。
蝶番に近い方の下のガラスが浮き上がって隙間ができている! わかりますか?
ガラスを囲んで押さえている金属の線(鉛線というそうですが)を繋ぐ半田がはずれてガラスが室内側に押し出されています。あちゃー。
このままではガラスが落ちて危険なので修理しなければなりません。「室内ドア ステンドグラス、修理」で検索して出てきた一番上の工房の「修理例」を見てみたら
なんとページの一番上に我が家のドアとまったく同じドアの写真が出ているではないですか。
『★イタリアコメカ社製で、2000年前後にマイキャスル系マンションに施工された物件が多いです。気圧や部屋の温度差や風圧や金属疲労による原因でガラスが飛び出すことがあります。』
とキャプションに書かれていました。そうか、うち以外でも同じこと起きているんですね。
早速修理以来のメールを出して、火曜日の夕方に引き取りに来てもらいました。
修理には1週間から十日くらいだそうです。なので今うちのリビングは玄関から素通しです。けっこうまだ寒いのでエアコンつけていますが効率悪い悪い。早くドア帰って来て。
ということで今うちに遊びに来ると寒いです。
ところで、マイキャスル系マンションって表現を初めてみたんですが、固有名詞のマイキャッスルのことなのか、それとも俺の城だぜい!的な物件の事を言うんでしょうか?ゲーリーさんに聞いてみたい。
こんなトラブルが起きるのですね。
気付かずにドアを閉めて、ガッシャーンとならなくて良かったです。
マイキャッスルにした方が検索で引っかかりやすいでうよと話したら
今度直しておきますと言っていました。
ゲーリーさん本当に金髪でしたが、日本語はまったくネイティブに聞こえました。
私もこのドアは気に入ってます。
20年以上働いて少しくたびれたんでしょうね。
修理ははずれた場所だけでなく、
一度全部バラバラに外してから組み直すそうです。
錆びた銅線もピカピカになるそうで帰って来るのが楽しみです。