海辺のカフカ

遅れに遅ればせながら読んだ！
一言で言えば「とても面白かった！」
久しぶりに味わったどんどん先を読みたくなる感覚！
何とも言えない静かなわくわく感！「さすが」である。

隠れ「ハルキスト」（どこかの大学の先生も
「私は超ハルキスト・・・」とこの間新聞に書いてたので
まだまだ「ハルキスト」と言う言葉は生きてるもよう）を
自認している私なのだが、
あまりの超人気ぶりに何故か「読む気」にならなかったのだ。
「ＩＱ８４］とて同じ・・・

１ヶ月半ほど前、本屋さんに「ＩＱ８４」の第３巻の発売に合わせて
シリーズ全巻と「海辺のカフカ」２巻が売っていたので
やっと読む時期が来たのかなーとまとめて購入。

エッセイ等は読んでいたが、村上さんの「小説」としては
「ねじまき鳥クロニクル」以来だ。
長ーい時間がたったような気がするが何年ぶりだろう。
　
随分面白くなっっている！
展開も内容も言葉遣いも文体も「大衆的」になってる気がする。
悪い意味ではないけど・・・
分かりやすく読みやすくなってる。
くすっと笑いを誘うような文章や流れが
これまでの村上作品ではあまりなかったような気がする。
安西水丸さんと組んだ「村上朝日堂」のシリーズ等では
よく見られたけれど・・・
短編・長編合わせても今までの作品と比べて
小説としての硬質感が少ないように思う。
ちょっと物足りないかも・・・の感じもある・・・
　
しかし特に「星野くん」と「ナカノさん」のかけあいの部分は
とても楽しく面白かったし分かりやすい大衆的な言葉の使い方も
面白いと言えば面白い。
　
そういう意味でも一般的により広がりやすく
多くの読者に支持される要因にもなっているのだろう。
書かれていることの本質やテーマは
あまり変わってはいないと思うのだが。

世界の読者を惹き付けていること
ハルキストとしてはとても嬉しいことだ。
「書くことの意味において」時間の流れの中で
何か変化したものがあったのかしら・・・

「ねじまき鳥・・・」の当時から
読者である私の「時」も「内部」も随分変化した！
奥深い読みの部分でも読み手として
今までとはかなり異なってきているだろう。

さらっと読んだだけで、「全て？！」が
理解！？できているわけではないが
触発される何かが自分の中で膨らんだ気がしている。
他では中々得られない感覚のものだ。
優れた「文学の力」？！かなーと思っている・・・
そのアタリを少し深く読み込むと共に
自分の中に探ってみよう・・・遅ればせながら・・・

パワースポット

世は「パワースポットブーム」！
テレビ・雑誌等も長くやむ様子がない。

「パワースポット」とは和製英語らしいが。

やっぱりご利益があるのかしら！？

メディアの特集は暇だとついつい見てしまう。

　

京都の場合は大体が行った所であることが多い。
鞍馬寺とか清明神社とか、、、。
確かに「気」がいい所もあるが、
やはりちょっと分かれ目と言うか裂け目と言うか・・・
そういう場所は大概において方向が変わると
ちょっと怖いと言うか危険でもある。

「御蔭を貰う」というのは基本的に好きではない。
純粋にエネルギーを浴びたいと言うのはいいことなのだけれど、・・・

下心が過ぎると同じように「お陰」は頂けることもあるけれど、
後で必ずちがったエネルギーが流れ出す。
だから「念」の使い方は非常に難しいと思っている。
パワースポットやパワーグッズの使い方は心することも必要かと・・・

でもワイワイがやがや、何にも考えないで楽しむのも
自分を元気付けることができるのでまあいいか・・・

楽しくポディティブになる前向きになれることはいいことだから・・・

「パワースポット」に出かけるときは
「心持ち」を大切に、
心地よいエネルギーーを貰ってください！

京都はもう「祇園祭」の気配でいっぱい。
「祭り」と言うのもすごい「パワースポット」？！だ。
大きな大きなエネルギーが動く。

人は無心になれるとき一番パワーを発揮できるのだと
この頃つくづく感じている・・・

妖精夜

今日は夏至。その時間は夜８時２８分。
こんな夜は不思議なことが起こるかも知れない。
そんなことを思うだけで楽しくなってくる人は
十分その資格がある。

妖精は森の緑やすがすがしい風
新鮮で薫り高い果物
あまくて美味しいお菓子やキャンディがお好みらしい。
そして何より美しく可憐な花々・・・

昼の時間が一番長くなる日
森の入り口に立つと妖精が出迎えてくれるかも。
それともいらずら好きの妖精たちに惑わせれて
不思議な体験が出来るかも・・・

いつかの夏の夜
信州は蓼科の森の少し開かれたところで
「妖精パーティ」を開いた。
妖精を呼ぶ「玉」をおき
果物やおかしやキャンディも飾ったっけ。
簡単な料理もしたような気がする。

そして姿を見せてくれたのは
大きな尻尾のきつねさんと和製のフェアリーたち。
「妖精」って感じではなく
「座敷わらし」に近かった。

失礼な話、だいぶ後まで「その方たち」が
お招きした「妖精さん」たちとは気がつかなかった・・・

　

その夜は星の降る夜
周っている人工衛星まではっきり見えて
ＵＦＯも次々現れた。
初めてのＵＦＯ体験で興奮したのを覚えている。

そして今夜は「夏至」の夜
妖精たちがコンタクトをとってくれるかもしれない日だと言う。
時間は夜８時２８分。
その前後２時間ぐらいは十分可能性があるらしい。

今夜は星は出るかしら。
青い夜を歩いてみよう！
時には、神秘に想いを馳せてみるのも素敵なこと・・・
もうすぐ神秘の夜が始まる時間だ・・・

                                                                                 

みどり雨…奈良・まほろば散歩

大和の国、東大寺本坊から眺めるお庭の緑の美しいこと、
そぼ降る雨の中で咲くまっすぐ上を向いた睡蓮の
優しく可憐な姿にうっとりする。
浄化された池にたくさんの睡蓮が咲いている。
幾多の緑が織り成す日本庭園の美しさはこの季節、また格別だ。

以前にも本坊に寄せてもらったことは何回かあるが
こんなにも見事なお庭の美しさに見惚れたことはなかった気がする。
後ろには若草山が雨にけむっている。

風景と言うのはその時々の心持ちによって
見え方の深さが大きく変わるものかもしれない。

　

今日は久しぶりの本格的な雨模様。
もう入梅の季節になった。
東大寺でも長い歴史を持ちこたえ
また新しくしていくことの大変な中
日々整備が進んでい様子をお聞きした。

　

一週間前、二月堂から大仏殿やその周辺を
歩いて巡ったときにすごく感じたことがあった。

蒸し暑さの中、奈良町からまず興福寺に向かったのだが
坂を上っていくと、鹿の糞のあの臭いが充満していた。
臭いにことの他敏感な私はその臭いに絶えられず
本堂にも近づけず退散した。

そして東大寺境内へ。
ここにも当然鹿はいっぱいいたが臭いが本当に少ないのだ。
境内に数ある池の水は来る度に美しくなっているが

先週は臭いへの効果にびっくりした。　
Ｅ・Ｍ効果なのだ。
東大寺のＳ師から聞いてはいたが本当に実感した。

興福寺でもＥ・Ｍを使ってほしいものだと痛感したのだが
Ｅ・Ｍを使うことに関する外部からの批判や非難は
相当あると今日も聞いた。
しかしこんなに効果があることは事実なのだ。
でもそんなことなど何処吹く風で
推進していくと聞いて安心した。
新しいＫ管長も東大寺から環境問題を発信していくと述べられていた。

鹿と共存する奈良の社寺全体で取り組んでほしいものだ。

雨の中、おとなしい鹿の姿がかわいい。
緑が映える苔むす境内をゆっくり歩いたり
じっと立ち止まっている鹿の姿は本当にのどかで
今日は優雅にさえ見える。
見ている人間の心持ちを柔らかく優しくしてくれる。
長がーい歴史とともに奈良の街は鹿とともにあるのだ。

俊乗堂を見学しその像の前で平家によって焼かれた東大寺を
十数年かけた勧進により再興した重源上人のお話を伺った。
また快慶作と言われる「阿弥陀如来立像」の見事な美しさに感激した。

まほろばの街は雨も良く似合う。


                                                                

奈良・まほろば散歩・・・奈良町

大和は国のまほろば。
初夏の奈良を歩きで巡って見た。

まずは「奈良町」！

以前来た時は「奈良町」を知ってもらおうと言う取り組みが
始まったばかりの頃でさるぼぼちゃんが目立っていたぐらいで
お店等も少なかったけれど今や全国区。

町全体がきれいに整備されこざっぱりとして
素朴な情緒が漂う。
小さい雑貨屋さんがたくさんあり
それぞれに個性を出した食べ物やさんが此処彼処に。
月曜日だったので公的なセンターや
老舗の珍しい（例えば蚊帳屋さんとか）お店が
休業していたのが残念だった。

奈良らしい雑貨としては、「鹿皮の眼鏡拭き」！
店の人が観光客に熱心に説明していた。
きちんとした布地の眼鏡拭きのように袋に入っていた。
白くなめした鹿皮って以前は
奈良の観光地の店先でもよく売られていたことを思い出した。
奈良以外では見たことないけど。

　
そしてもっと昔おばあちゃんがなめした鹿皮で
なにかを磨いていたり
奈良生まれの人がマニキュワの変わりに
爪磨きに使っていてとてもきれいだったこと等を思い出した。
買い損ねたので次回見つけたら是非。

　
骨董やさんの店先で袋に入った古布を見つけた。
お金を払おうと店のガラス戸を開けようとしたら閉まっている。
店先にはいろんな売り物が所狭しと並んでいるのに、、、。
張り紙に「８０メートル先の長屋にいます・・・」と書いてあった。
袋を手にした以上仕方がないではないか・・・
８０メートルぐらい行くと細い路地がおくにズズーッと続き
その奥に食べ物やさんらしい店が３軒ほどある。
みんな入ってみたがよく分からない。

１件目に戻って店の人にこれと袋を差し出すと
「はい、・・・円です！」と何事もなかったように言われた！
「何なのこれ！？」
お金を払うまでに１５分はかかっている。
さすが奈良町！のどかと言えばのどかである。
京都ではありえない！
黙って持って行こうと思えば十分持って行ける。
みんなそこそこの値段は付けてあったけど、
持って行かれてもしれてる物ばかりなのかしら・・・
マア話のネタに面白かったのでいいことにしよう。

観光客も連れ立ってのそぞろ歩きを楽しんでいる。
ちょっとまほろば気分。
貸し自転車もお手軽。のどかさが楽しめる町だ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

☆数霊占い・・・６月

東京で会った友人のAちゃんのｂｌｏｇを見たら
「数霊占い・・・６月」がアップされていた。
「面白そう！」とさっそく占い方に従って数を出してみる。

例えば、１９８２年３月１９日生まれなら

　１＋９＋８＋２＋３＋１＋９＝３３

　次に３＋３＝６

　６に６月の６を足して１２

　１＋２＝３

　この場合は、数霊「３」となるようだ。

　　

私はと言えば「６」になった。
ラッキーストーンは「ローズクオーツ」！

今月はローズクオーツのブレスをつけることにしよう！！

　「６」：ローズクオーツ（紅水晶）

○全体運　

　あなたの才能にスポットが当たっています。
　もっと実力を発揮したいと思っていたあなたにとっては
　待望のチャンスが訪れるでしょう。
　思わぬ出来事から昇進の機会がもたらされたり
　引き抜きの話が舞い込むかもしれません。
　自分の能力を試すいい機会だと思ったら

　迷わず引き受けて！　
　きっと成功するはずです。
　対人面は、荷の重いことを負かされたり
　厄介な事を持ち込まれるかもしれません。
　出来る限り期待に応えることも大切ですが

　自分の負担が大きいようなら
　早めにお断りしたほうがいいでしょう。
　金運は給与アップが望めそう。

○恋について

　恋は予想通りにいかないものだけど
　なかでも今月はちょっと困難がありそうです。
　シングルの人は思い描いていた相手とは全くタイプの
　異なる相手に惹かれたりライバルの多い彼に心を奪われて
　苦労するかもしれません。
　恋の成就まで長期戦になりそうだから
　じっくり戦略を練って！　
　カップルはマンネリを感じたり
　もっと違う相手がいるかもしれない・・と
　心が揺らめきそう。
　冷静にお互いを見つめることが大事ですよ。

　と言うことだった！「恋について」はともかくとして
　全体運が今の心境やこの間からの東京での出来事と
　リンクしてるので「ちょっと嬉しい」！！

　新しい風が吹くように

　くるくる回ってみましょうか？！

東京日和

東京にはキザシの風が吹いていた。
去年の秋にはどこか不安感が漂っていたけれど、、、
何か明るさを感じさせるちょっと前を向いて
微笑んでみたくなるような・・・
風向きがすぐに変わり幾多の波がすぐ興っては反す
東京は不思議な街だ。

そのアタリ京都とは随分違う。
東京へマアご縁も出来てよく出かける様になって
京都とは違う東京のマア言えば「軽やかさ？！」が好きになった。

いつもは神谷町界隈が多いけれど
今回は恵比寿のホテルに宿を取った。
恵比寿には何度か来たことがあるけどお洒落な街だ。
欧風の素敵な建物も多いし街もお店もキレイ！

銀座で用事を済ませて恵比寿のホテルで友人のＡちゃんと待ち合わせ
広尾のもう一人の友人Ｏちゃんの知り合いのお店へ。
インターホンでＯちゃんの名前を言って
ドアを開けて貰って入る。
ちょっとどきどきした。
入ってみるとかなりお洒落だが居酒屋風でもあるお店だ。

Ａちゃんは西洋占星術研究家・ホロスコープカウンセラー
ストーンセラピスト・アロマセラピストとして
多方面で活躍中の売れっ子さん。
もう知り合って十数年だ。
雑誌等の連載も多く本もたくさん出ている。
（今日のことブログにも書いてくれてた）

Ｏちゃんも超売れっ子のメークアップアーティスト。
十数年前に知り合ったときからすでに超がつく売れっ子だった。

お店も経営されてるけどこちらも多方面で活躍。
海外撮影とかで大忙し。
今日は本当にたまたまコマーシャルの撮影が早く終わって
待ち合わせ時間に来れたようだ。
これもご縁の深さ！？
（ちなみにそのコマーシャルとは「ウイスキーがお好きでしょ、、」
　このコマーシャル、賞も取ったらしい）

Ｏちゃん、Ａちゃんとは別の友人を通じて知り合った。
結構長い月日が経ちその二人が通じ合っていて
二人と今ここでお付き合いを深めている
本当に深いご縁あってのもの…
我々夫婦とＡちゃん・Ｏちゃんだけで「お食事会」をするのは
初めてだったけれど話は大いに広がりおお盛り上がり。
Ａちゃんに数年前初めてホロスコープをよんで貰った時も
当たっていると言うか大きな可能性を見てもらって
びっくりしたけれど
今日はＯちゃんにいろいろ見てもらってすごかった！
納得もしたしこれからの方向性も見えて嬉しかった！
元気も沸いてきた気分！

なんかいい感じの時間が流れて気がつけば１２時を超えていた！
「明日朝６時だ！」Ｏちゃんの声！

「たまには東京に来ないとね！」
しょっ中大阪や神戸には行ってるけど（前日は大阪で演劇を見た）
やっぱり空気はなかなか変わらないね！

明くる日は池袋のサンシャイン劇場で劇団キャラメル・ボックスの
「バイバイ・ブラックバード」を観劇。
その後、目白の椿山荘でお食事。
お庭を巡りながら飛び交う蛍を見た！
こんなに寒いから無理かと思ってたけど
たくさん美しい光を放って飛んでいた。
蛍はやっぱり幻想的でいい！
（以前来たときは確か７月の初めだった。
　５月に蛍が見れるなんて・・・）
そのあくる日は銀座の友人と恒例の「築地でにぎり」を、、、

ちょっと寒かったけれど
「東京日和」と「東京グルメ」を満喫！
新しい風を受けて
まずは自分が軽やかな風に乗ってみなければ・・・