なにかと社会保険庁が問題になってます。
5000万件の記入もれがあるとか、
職員の横領とか……枚挙にいとまなし……って感じですね。
私はフリーになる前に企業のデザイン部にいたので厚生年金をかけてました。
退社してフリーになった日から国民年金に移行手続きをしたので
今回の問題には関係無いと思ってました。
さて、世の中は不景気です。
一部では好景気なんて言われるらしいですが……実感はありません。
ノンキな私でも、多少は将来もらう年金を増やしたいなんて思い始めました。
手っ取り早いのは国民年金に「国民年金基金」をプラスすればいいのですが……
これが思っていた以上に高いのです。(女性ってだけで高いのは「長生き」するから?)
国民年金+年金基金を払うのは正直60才まで続けられるか心配になりました。
(う~ん、22才超えてから厚生年金に入ったので65才まで支払わないとダメなのかな)
「ちょっとの負担でアップできないかな~」なんて都合のいい事を思ってたら
フジテレビの実写「ちびまる子ちゃん」のクイズコーナーで
社会保険庁の方が解りやすく(子供でも解るレベルで)説明してたのが
「付加年金をプラスする!」でした。
毎月の国民年金に400円をプラスして支払い、
最終的に払い込んだ月数×200円が年金に加わる計算です。
つまり25年払えば、25年×12ヵ月で300ヵ月。
300ヵ月×200円で60000円が年金(年額)にプラスされます。
それを12ヵ月で割れば1ヵ月5000円アップ!!!!
払いこんだお金は2年で回収できるそうです。(社保庁HPにも書いてありました)
http://www.sia.go.jp/top/gozonji/gozonji04.htm
さっそく駅前の住友ビルに入っている社保庁の出先機関「年金センター」で
手続きをしてきました。(8月末に)
付加年金の手続き事態は、呼ばれた番号の窓口で話をして書類にサインするだけです。
で、そこで問題が発生~
職員の人が「あれ?、前に厚生年金かけてらっしゃいましたよね?」
なに~~~
まさか自分の厚生年金分の記録が無いとか?
私は退社した時にもらった書類を持参していたので
係の人はそれを見てクリック~クリック~してコンピュータ記録から無事発見。
「ありました!統合しておきますね」の声に一安心
そう自分も5000万件の中に入ってたのです。(平成組だからと安心してちゃダメです)
会社を移ったり、結婚で名前が変わったり、引っ越しただけでも
前の記録と後の記録が分断されていて「未統合」となってしまい
不明な状態が5000万件あるそうです。
1度でも職場を変えた人、名前が変わった人、引っ越しした人は
社保庁で記録が統合されているか確かめておいた方が良いかもしれませんね。
自分の年金は大丈夫
なんて過信はダメ……と実感しました。
9月22日、社保庁から「国民年金定額+付加年金口座振替通知」が届き、
今月末から8月分が銀行引き落としされる事になりました。
年金って1ヵ月ずれて引き落とされてる事を……実は今日知りました。