最近TVや新聞で「孤独死」とか「孤立死」とか報道されてます。
一人暮らしの高齢者だけでなく、40代の夫婦が亡くなっていたり、
親子や兄弟姉妹といった若年層・働く世代がひっそりと
街中で社会と無縁になり亡くなっていく……
でも「実感」としては薄いですよね。

しかし、20日の金曜日に「それ」が生じたのです。
朝8時過ぎに、我が家の裏にあるメゾンに
救急車が停まってるのを窓越しに発見しました。
「誰か具合でも悪くなったのかな?」
このメゾンの入居者は、学生と働く若者世代。
(子ども入居不可なので基本的に単身者が多い)
たぶん大したコトないだろ〜と思ってたら警察が到着。
(まさか事件
)
ドアを開けて見てみると警察官数名が
黄色い「立ち入り禁止テープ」(KEEP OUTテープ)を貼ってるじゃないですか。
メゾンの住人も出勤の為に出て来て
「何ごと?」って顔になっていました。
しばらくすると救急車はからっぽのまま帰り、
警察は「事件性は無い」と判断しテープは外されました。
いったい何が起こったのでしょう?
状況はこうでした。
1Fの角部屋の住人が、ここ2日ほど会社に出勤して来ないので
同僚が様子を見に来たら室内で倒れていた
救急車を呼んだが、現場を見た隊員は
警察に通報、
警察の結論は……「突然死」……遺体回収で終了。
「ええ、20代で突然死?」と私は驚きました。
元気に会社員をしてたのに……死んでしまうって有りですか?
私は毎日、メゾンの建物の横を通り敷地の駐車場を歩いています。
(メゾンの駐車場と我が家の庭は木戸で行き来できるので)
木曜日の夕方も「皆お仕事に行って日本経済に貢献してるな」と
私は思いながら歩いてました。(駐車場が全部空だったので)
でも……その時点で角部屋の方は亡くなってたんですね。
今回の事はTVにも新聞にも報道されませんでした。
確かに一人で亡くなっていたけど
数ヶ月も発見されない「孤独死」や「孤立死」では無いからでしょう。
会社に属し、友だちも仲間も(実家には家族も)居たけど、
一人暮らしの部屋で突然に具合が悪くなって死んだ・だけ・だから。
そこで考えてしまいました。
私たち日本人は死を「家」で迎える習慣がありません。
たいていは老人になり病院で最後となります。
家は「通常の生活ができる人」だけが住んでいる場になってます。
だから住宅街やマンションで「死んでいた」場合
驚愕してしまいニュースになってしまいます。
一人暮らしが増えれば当然、具合が悪くなった時に助けを呼べず
今回の様な状況に至るわけです。
これからは、ますます単身者世帯が増える時代。
健康な若者、友人がたくさん居る人でも突発的な病に襲われたら
OUT
これは私だってありえます。
そう、これから先は誰もが「ひっそり」の可能性を持つのです。
友人や社会とつながっていても、家族がいてもあり得るのです。
私たちのすぐ側に「死」は存在する時代になるのだ……
と今回のことで考えてしまいました。