アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

速く流れる初秋の川

2011-09-24 | アークツアー 晩夏~初秋

 最高気温30度。

 今朝は、本日のツアースタート地点の網代休憩所から、携帯での登校、あ、ちがった投稿です。

早朝の四万十は涼しく、思わずフリースを着るほどでしたが、

山から陽が顔をみせれば、日差しは、まだ夏をおもわせる強さがあります。

空の高いところに、うろこ雲うろうろ。

 

 8:00。四万十川は、約1メーターの増水。2つのダムの放流量は、約80トン。

笹濁りの水は、少し力をこめて自転車のペダルを漕ぐほどの速さで流れてます。

パドルであまり漕がなくても、カヤックはスイスイ下ってゆけそうです。

わっ、ここまで文章を打つのに30分もかかってしまった・・・。

せっかく打ち終えた最初の文章は、なんの手違いか?あっという間にドロンするし・・・悲。

「ぼくは、けいたいめーるが、にがてです」

 

 さて、そろそろゲストが到着したようです。

さぁ、今日の流れを、ツアーを楽しみに、行ってきまーす!!


初秋~秋のアークツアー画像 

2011-09-22 | フォトチャンネル・アークツアー

 

 

おだやかな陽差しとやわらかな風が心地良い、

「初秋~秋のアークツアー画像」を集めてみました。画像はときどき追加しています。

  「初秋~秋のアークツアー」 

秋の四万十   ネイチャー MENU

・透明度が良くなる水温の高い川・長い夏の翳りを残した陽差し

・いなわらの匂いがほのかに混ざるやわらかな秋風・高くすんだ青空、星空、月

・ひろびろとした川原でのキャンプ、焚き火・黒尊渓谷 黒尊山塊のブナ林の紅葉

・ツガニ、栗、アケビ、キノコなど川や山の幸などなど・・・。

秋の四万十川を、「リバーピクニック」でのーんびり楽しみませんか。

 

アークでは、2011年 11月3日 4日 5日の日程で、

(あるいは4日5日6日で)秋の2泊3日キャンプツアーを計画しています。

内容は・焚き火キャンプ・カヌーツーリング

・黒尊山ブナ林トレッキング・MTBで黒尊川沿いを下るなどを予定しています。

日程、集合時間&場所など詳細については、メール or 電話にてお問い合わせください。

メール:canoe-5@yacht.ocn.ne.jp 電話:0880-38-2626

 


よく晴れた初秋の日に

2011-09-22 | 四万十川 初秋

 最高気温28度。

 10時00分現在。

約2メーター増水した四万十川は、抹茶を薄めたような水の色。2つのダムの放流量は270㌧。

これまで増水はグングンと順調に引きましたが、

今の水量から平水に戻るまでが、いつも少し時間がかかるのです。

水の透明度までバッチリ良くなるのは、週明けあたりからとなりそうです。

 今日は、久しぶりに朝からスッキリした青空が広がりました。

明け方までゴウゴウと吹き荒れた風。

それも今は弱まり、まだ暑さを残した陽と乾いた空気が肌に心地よいです。

庭に一斉に咲きはじめたヒガンバナのまわりを、アゲハ蝶がひらひら飛んでいます。

電線にとまって眼下を見張っている、一羽のモズ。

このところ続いた暴風雨を、彼らはいったい何処でやりすごしていたのかな?

 大風に揺れ、電線にからみそうだった木の枝を高枝切りバサミでカット。

「うーん、順序が逆ではないか・・・」

本来は台風がくる前にすませておくべきことなのに。ズボラなのです。

 

 ついでに、玄関前の伸び放題だった木の枝や、

裏山の林から、屋根の上におおいかぶさるように伸びた木の枝も、バッサリ切る。

ああ、スッキリ。

それにしても、ちょっと放っとくと(ちょっとじゃないか)、

グングン育って、庭や家をおおいつくそうとする植物たちの生命力には、びっくりです。

 

 そういえば以前、なんらかの事情で地球から人間がいなくなり、

その後の地球の変化をCGにしたテレビ番組を見ました。

人間がいなくなったあとの地球は、植物、生き物たちの天国です。

1000年もたつと、都市などの人工物は侵食され分解されあとかたもないそう。

「うーん、本当にそうなるんだろうなぁ」 

とリアルに思えるのは、植物がよく育つあたたかな僻地で生活しているからでしょうか。

 

 それにしても、気をつけていたのに、知らぬまにハゼの葉か木に触れたらしくかぶれてしまった。

しかもうっかり・・・かぶれを掻いた手で、また、また、股のアソコにもさわってしまったのです。

「あー我が小象がアフリカ象になってしまう。パオーン!ううっ、痒っ・・・」

このかぶれには、すぐによく効くクスリはないようです

皆さんも、腫れ物にはくれぐれもご注意を!


夏から秋の水へ

2011-09-21 | 四万十川 初秋

時々

 皆さんおはようございます。

台風15号が本州に上陸しそうですね。

台風本体はもちろん、離れたところでも前線の影響でひどい大雨になっています。

「的確な予報と正確な情報をもとに早めの判断を」

7時30分現在。四万十川は約6、5メーターの増水。

2つのダム(家地川&津賀ダム)併せての放流量は、約1000㌧。

 「ずざぁーずざぁー」

激しくたたきつける雨音で僕は目が覚めました。つきっぱなしの蛍光灯がまぶしい。

んんっ、時計を見る、2時を少し回っています。

いつの間にか眠ってしまったもよう・・・。かたわらには、読みかけの文庫本、飲みかけのビール。

ネットと携帯で・川の水位・雨雲レーダー・ダムの放水量をチェックです。

川の水位は、昨夕からほとんど上がっていません。

大雨は、夜の早いうちにその峠を越えたようです。ほっ。

 

 昨日の夕方。

「川の水位が今よりあと2メーター上がったら、荷物やカヌーを2階に上げよう」と考えていました。

でも、夜に向かい、水位も降水量も落ちついてきて、

「まぁ、ダイジョーブだろう」とたかをくくった僕は、ビールを飲みはじめたのでした。

増水のピークは昨夜、水位は約8メーター上がりました(通常の水位から、我が家付近)。

 早朝、今度は肌寒さで目がさめました(昨夜までは蒸し暑く、ハダカで毛布に包まっていたのに)。

熱いお茶を片手に厚手の長袖を着てベランダに出る。

上空も風が強い。ゴンゴンと流れる雨雲の切れ間に、スッキリした青空が見えました。

 

 この増水で、川は夏の水から秋の水へと入れかわり、風も秋のかわいた風になるコトでしょう。

陽差しあたたかく風さわやかな秋は、晴れ間も多く、アウトドアで遊ぶのによい季節。

「カヌー・ピクニック」や「のんびり焚き火キャンプ」がサイコーな秋の四万十です。


いつもより早いサイクルで川をめぐる水

2011-09-20 | 四万十川 初秋

 最高気温28度。

 四万十は早朝から、激しい雨が窓や屋根を叩きはじめ、強い風が庭の木を大きく揺らしはじめました。

雨と風は、時々ふっと止んで、あたりを静寂につつみます。やれやれと一息つくかのように。

沖縄付近で大きく進路変更した台風15号は、明日の早朝、もっとも四万十に近づく予報です。

 

 12:00現在。四万十川は約6メーターの増水。二つのダムの放流量は、約1100㌧。

近所の沈下橋は、すでに1メーターほど泥水の下です。

1100㌧というダムの放流量のわりには、川の水位が高い。

それは、ダム下流や支流の山々でも、かなりの雨量になっているからです。

 ふだんは枯れてる山の小さな沢。

そこにも、どどどっと水が流れて、あふれた水と石と木くずが山道をふさいでいます。

分水嶺の四万十側に落ちた大量の雨水は、山肌を滑り、沢を走り、支流を下り、本流を流れ、河口で海に入る。

じゃんじゃん集まり、太く速くなってゆく流れ。雨水は、いつもより早いサイクルで川をめぐってゆきます。

そんな泥濁りの増水の川で、近所のおんちゃんは、

腰まで水に浸かりながら網をかまえ、カーブ内側のゆるい流れに避難した魚を狙っていました。

 

 夕方には、村を走る国道441号の低いところが泥水に浸かりそうです。

僕はすでに車を高台に逃がしました。

あとは雨の様子を見て、明るいうちに1階艇庫の荷物やカヌーを2階まであげる判断をしなくては。

明日朝までにどれくらいの雨が降るのか?長い夜になりそうです。んが。


ときどきザァザァ降りのサンデー

2011-09-18 | 四万十川 初秋

 最高気温29度。

 週末3連休が2週つづきますね。皆さん、最初の連休を楽しめてますか。

「働きたくとも漕ぎだせず、わが暮らし水ショーバイ、じっと手を見る」

皆さん、こんにちは。最近は、ドン ウオーリー ビー ハッピー!が口癖のアーク佐野です。

空は、あいかわらずごきげんナナメ。小雨→くもり→ザァザァ降り→くもり→小雨の繰り返し。

 

 9時30分現在。四万十川は約4メーターの増水。ダム放流量は、約850㌧(ツアーにはNG)。

川は、昨日に比べ水量&放流量も少しずつ減ってきています。けど、まだ雨は止んでません。

この先の台風や前線の動きかた次第で、川は再度大きく増水するかもしません。

最新の予想進路では、台風15号は沖縄で折り返す!とのこと。どーなってんの?

台風は再び、四国の南を通過し、東北方面に抜けてゆくようです。


ただいま増水中

2011-09-17 | 四万十川 初秋

 

 四万十は昨日に引き続き、昨夜から今朝にかけても断続的に激しい雨が降りました。

未明に四万十川は6メーター以上の増水。沈下橋は泥水に沈みました。

(両ダム併せた放流量は、約1600㌧)

 9時30分現在。空は曇り、雨は小康状態。

上流部の累加雨量は、200~350㍉。水位は、少しさがり約4、5メーターの増水。

(両ダム併せた放流量は、約850㌧)

 

 近所の沈下橋は、コーヒー牛乳色の流れからその姿を見せはじめています。

四万十川は増水中、台風は停滞中、アーク佐野は朝寝中(警戒してあまり寝てません)。

「この先はもう、大雨は降らないでほしいなぁ・・・」


増水しそうな3連休

2011-09-16 | 四万十川 初秋

 最高気温29度。

 どす黒い雨雲が、川の下流から上流にスーッと速く流れ、集まり、また離れてゆきます。

このように雲が流れるとき、四万十はまとまった雨になることが多い。

沖縄付近に停滞している台風15号から、あたたかく湿った空気が次々に流れ込んでいるのです。

 

 今日の四万十の空は(激しい雨→止み→小康状態→また降る)なんとも落ちつきがありません。

それは幼児が、空のシャワーのダイヤルをいたずらに

どわっと開けたかと思えば、急にぐいっと閉めるかのようです。

それでも僕らがカヌーで下った午前中は、チラリ太陽が顔を見せたのですが。

 

 お昼を過ぎたころには、ワイパーもきかないほどの土砂降りになりました。

昼食時のサービス用に仕込んだ「トン汁」も、この大雨では出番ナシ。

うーん。ちと、ザンネンです。

 

 15時現在。

上流部で総雨量120~160㍉。津賀&家地川ダム併せて310㌧の放流。

雨量は、明日の朝にかけて増える予報です。

この連休中は久しぶりに沈下橋が増水に浸かるもしれません。 

ビ・ケアフルです。


台風12号の雨で

2011-09-03 | 四万十川 夏

のち

 足の遅い台風12号は、3日午前10時前に高知県東部に上陸しました。

東西に長い高知県。

台風の西となった四万十は(台風の目から150キロほど離れていただろうか)

風が少し吹いたけど、台風6号の時のような大雨にはならず、大きな被害はでてないようです。

 

 雨は午前中にあがりはじめました。

雨あがりの空を、灰色の雲の群れが音もなくはやく東の空に流れていきます。

*台風が四国を直撃すると知って心配メールをくれた方々。

そのあたたかな心づかいに感謝です。ありがとうございます。

 

 四万十川は、約2メーター増水。本日のツアーは中止。

総雨量は、上流の窪川で200㍉ほど。家地川&津賀ダムの放流量は、最大330㌧でした。

でも、物事には悪い面もあれば良い面もありますよね。

来週末ぐらいまでは、晩夏の陽の下「水量たっぷりの川」を楽しめそうです。


ちどり足の台風12号

2011-09-02 | 四万十川 夏

 最高気温27度。

 当初の予報では、関東~東海地方に上陸する予定だった台風12号。 

でも、その行き先は —よっぱらいの足元のようにおぼつかず、フラフラのろのろと西に流れて―

あらら、気がつけば高知県に近寄ってくるではありませんか。

このまま北に進めば、今夜半には室戸岬に上陸しそうです。マジか・・・。

 

 四万十は、朝から雨が降りはじめ、午後は雨と風が少し強くなりました。

14時。上流の窪川の累加雨量は70~80㍉ほど。

家地川ダム&津賀ダムの放流量は、40㌧。放流量は増加中です。

 

 「うーん・・・明日、台風が去るまでにどれくらい降るか?」

さぁ今夜は「台風進路&雨量レーダー&ダム放流量ウオッチャー」に変身だぁ。