アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

LOVE & CANOE

2008-04-26 | アークツアー 初夏

最高気温22度。

 ザバン、ザバン、わぁー!

どばっと落ちてきた波が、カヤックのフロントデッキをたたいてゆく。

いつもより少し波が高い初っ端の瀬を、僕たちはブジ漕ぎぬけました。ほっ。

 

 瀬おわりのゆるやかな流れに入り、パドルを漕ぐ手を休め、大きく深呼吸~。

甘くかおる風をあじわいながら、新緑やクリーム色に染まる山にうっとりと見とれました。

「ふぅー気持ちいいねぇー」と一同。

 

 川岸では、キシツツジの紫色の花が満開です。

一昨日の雨で四万十川の水量は多め。

支流広見川から流れこむカフェオレ色の水が、江川崎で四万十川に合流しています。

そのせいで、江川崎より下流の水は笹濁りに。川面の水温16度。

 

 今日は、(初夏のヒカリのようにまぶしく、若葉のようにやわらかな)

笑顔がステキなご夫妻と初夏の川を下ったのでした。

支流広見川の泥色と本流緑色のツートンいろの瀬。

近年は、四万十川本流の透明度の悪さも気になるところです。

いやっほー!

おっとっと・・・。

ハートマーク、いいですねぇー。

ちょっぴりうらやましいので、やや恥ずかしいブログタイトルにしちゃいました。

また、遊びにきてね。


GWの薫風ツアーは

2008-04-22 | アークツアー 初夏

 最高気温23度。

 甘く薫る風が、木々の若葉と真紅のバラの花をゆらしています。

もう、この週末から大型連休が始まりますね。

時間は二度と戻らない、とうとうと流れて行く四万十川のように。

皆さんが体験する四万十川の時間と水の流れが、「ハッピーな思い出」となれば良いな、と思います。


arkツアーは少人数でのんびり行くツアーです。

参加定員:通常は7~8名まで。ワングループでは10名前後で〆切ます。

(GWやお盆の連休などの繁忙期も。

パックツアーのような、ごちゃごちゃとした大船団はイヤなので)

なお、5月5日のツアーは募集を締め切らせていただきました。


新緑の散歩道 よろよろと千鳥足のイタチが目の前を横切って行きました。

 


目に青葉、山ウグイス、初夏の海

2008-04-18 | ・足摺の海・大増水・その他

 最高気温22度。

 右手には雨上がりの新緑の山。左手には蒼い足摺の海。

車の窓を全開にした僕は、森の香りと磯の香りが混じる風を楽しみました。

初夏の陽射しさんさんと降りそそぐ海辺のサニーロード。

今日は用事で、中村の街から小一時間、大岐の浜までのんびりと車を走らせました。

♪水平線の終わりには、あーあーあっ♪ 海のトリトン 年がばれるのだ。

なんだかエーゲ海みたいですね。行った事ないけど。

1、6キロの砂浜。大岐の浜 


新緑と4月の雨

2008-04-17 | 四万十川 春

 最高気温20度。

 昨日から今日にかけての大雨予報は、ハズレです。

新緑の若葉や花が、春のやさしい雨に濡れて色鮮やか。

笹濁りの四万十川は、平水時より少し水位が上がっています。



遠くかすかに見えるのは勝間沈下橋。

四万十川は、クネクネと大きく蛇行してゆったりと流れるため、

水があたたまりやすく、平均水温が高いのです。

口屋内大橋より。遠くに口屋内沈下橋が見える。


春の雨よりもやわらかな風と若葉

2008-04-15 | 四万十川 春

 最高気温23度。

 春の空は、その表情をコロコロとかえてゆきます。

「春に3日の晴れ無し」ですね。

 

 明日の四万十は、雨予報。

一雨ごとに木々の緑は濃くなり、季節は初夏へ。

南国四万十の短き春も、もうすぐ終わりです。

*本日の画像。たまには少しデカイサイズでどうぞ。



今日の四万十川。 平水、やや濁り。

もこもことブロッコリーのような樹冠の照葉樹。

シイの木の花も咲き始めました。

カシの木のまだ赤紫色の若葉と花。

暖かな風に木々の花の香りが混じってます。

夕方、我が家のベランダから眺めた雲 旅心を誘います。


陽風にふかれて

2008-04-11 | 四万十川 春

 最高気温22度。

 「四万十の山の色が見頃なのは、

秋の紅葉の時期だと思っている人は、けっこう多いのではないだろうか?」

でもじつは、南国の山が色とりどりで華やかなのは、春~初夏なのです。

 

 あたたかな四万十は、秋に紅葉する落葉樹はすくなく、紅葉は山肌にポツポツ見られる程度。

(ハデな紅葉は、標高が高い黒尊渓谷などで見られます)

いっぽう春~初夏の山は、照葉樹(カシやシイなど)の葉の濃緑をベースに、

照葉樹の新葉の赤紫、落葉樹の新葉の萌黄、それら新葉の若緑にいろどられます。

5月には、シイやカシのクリーム色の花がいっせいに咲き、山肌にひときわ目立ちます。

このように南国の山は、春~初夏にカラフルな山景色を見せるのです。

 

 春の山につながる川岸は、

ヤナギやエノキの萌黄の葉、キシツツジ、トサシモツケ、ウツギなどの花にいろどられます。

聞こえてくるのは、瀬音、木々のざわめき、ウグイスの声、カジカ蛙の美しい声。

春の山が萌えれば、僕のココロも「新緑萌えー」って感じです・・・。

 

♪The answer, my friend, is blowin' in the wind,

The answer is blowin' in the wind ♪ (風に吹かれてbyボブ ディラン)

「春の川 ひねもす のらり くらりかな」

若葉萌える春の山に吹き渡る風を、のんびりとながめた午後なのでした

黄金週間ツアーは、

初夏の山の景色と薫る風も大きな魅力。

ヤマフジ

シャガ

シモクレン とても好きな花です。花言葉は荘厳、恩恵

今日の四万十川 水量やや多し 笹濁り


沈すればくちびる寒し春の川

2008-04-08 | 四万十川 春

 最高気温22度。

 わっ!ざばっ!ごぼごぼ。沈は、突然やってきます。

ひゃぁーつめてぇ!と瀬の流れから、

よっこらせ、となんとかロールで起き上がった僕は、苦笑い。

それは、カメラをかまえカヤックで後ろむきに瀬を下っていた時のデキゴト。

川面の水温は16度。今シーズン初漕ぎの僕に、春の川の冷たい洗礼です。

 

 春の四万十川は、雨が降ると田の代掻きの水ですぐ濁ってしまいます。

そんな春濁りの川を(昨日の雨で濁った)、今日はオジサン二人で下りました。

 

 休憩をする川原は、春の日差しがポカポカと心地よいはずなのですが、

ずぶ濡れた服のままでは、やや強い北風がめちゃめちゃひやい(ひやい:さむい)。

北風に服を脱がされた僕は、パンツ一丁でじっとしたまま太陽の光をあびました。

 

 服が乾きだした午後は、陽ざしがあたたかく感じられます。

僕らは萌黄がいろどる春の川をのんびりと下っていきました。


セレーノな空

2008-04-06 | 四万十川 春

 最高気温20度。

 春の空には、ひとかけらの雲もありません。四万十晴れです。

今日のようなおだやかな晴天を、イタリア語では「セレーノな空」というらしい。

(セレーノ・静かに晴れた・澄みきった・のどかな・晴朗な)

今、読んでいた文庫本で知りました。

 

 セレーノな空から、もう初夏を思わせる強い日差しが降りそそぎます。

服をぬいだ僕は、ベランダに出したデッキチェアに短パン一丁でごろごろ。

今年初、トドオヤジの日光浴・・・。気持ちE!セレーノな気分です。

 

 ・カヌー下り・シーカヤック・山歩山菜取り 

・春の山野花ウオッチ・バードウオッチ・散歩・エトセトラ。

春は遊ぶのに忙しいなぁ・・・。

「さて、今日は何をしようかな」と、のんびり空を眺めていたら、あらっ、もう夕方に・・・。

 

 サクラの花舞う春は、もう一つの落ち葉の季節です。

道の片隅に吹きだまった、風に散った照葉樹(クスやカシなど)の葉。

都会の神社などでは、春の落ち葉をほうきで掃いてる光景がよく見られますね。

ムラサキケマン

グミ

今日の四万十川 暖かな南風


さくらとワイン

2008-04-04 | 四万十川 春

 最高気温18度。

 週末の四万十は、雨予報です。

それならば、と僕は、サクラの花が雨と風で散ってしまう前にチャリでGO。

川岸の満開のサクラの下で、キンと冷えた白ワイン(国内産シャルドネ)で乾杯!です。

 

 薄曇りの空の下、淡いピンクの花びらがやさしい春風に舞ってます。

かたわらには四万十川のゆったりとした流れ。

背後の林で、尾の長いエナガがちゅるりちゅるりと鳴いている。

そのエナガたちに、僕の財布鳥もまじっている。始終空(シジュウカラ)・・・。

チーズちくわをかじりながら、ゼータクな春の時間をのんびりと楽しみました。


春のいろどり

2008-04-03 | 四万十川 春

 最高気温21度。

 春は、山に陽が入り暗くなるまでが少し長くなります。

薄明かりの中で、淡いサクラ色がゆるやかに吹く風に揺れている。

まだ少し冷たい風には、花の甘い匂いも混じっています。

春の夕は、1年の中でもっとも「散歩が気持ちいい」ときですね。