第二話 「あ、甘えてらんないや」
目次はこちらから。
小学生で人生の目標を定めた加賀美さん。
まずは専門学校にいきました。
今日もよろしくお願いします。
加賀美
それで自分がやりたいこと。
親が自分がやりたいこと見つけてやれ。
やりたければ二十歳までは親の責任だから
お金はだすから好きなことしなさい。と。
二十歳以降は自分で責任とって生きて行けばいいから
自分がやりたいことやりなさいって。口は一切ださない。
だけど、自分が決めたことだから誰にもあたらないでねって。
たら
責任とりなさいよと
加賀美
そうそうそう。
お母さん何も言ってないからね、
自分で決めたんでしょ?みたいな。
それで訓練されてたから
自分に責任をとらなくちゃって。
あと人のせいにもできない。
そうするとプライドがあるから
言ったことは実現させる力がつく。
たら
じゃあ、加賀美さんにはすごくいい教育だったんですね。
加賀美
あ、甘えてらんないやって言うのがあって。
ずーっとずーっとそればっかりやってて、
15くらいからは学校も言ってないのに独学で洋服つくってたね。
布をまいて、いらない所を切って、いいじゃんこれで!!みたいな。ふふふ。
たら
すごいなー。
加賀美
だったんだけどちゃんと勉強しはじめたのは18くらいからか
たら
それは学校に行ったんですか?
加賀美
そう大阪。モード学院。。
たら
はいはい。
加賀美
で、3年間みっちりやったんだけど。
でもねー専門学校って。
学校だから、レクレーションとかもある。
文化祭とか?
たら
あー、本気でやりたいからいらないんだけどって。
加賀美
こっちはさー、生温くって。4年制で3年まで通ったんだけど
4年のときはレクレーションと卒業のファッションショー制作、
それからパリ旅行の計画とかあったのね。
たら
はい。
加賀美
それにこれだけ払うのかよ?まてよ。
と思って。4年あがる前に
「あのー、レクレーションやるためにここに来てるわけじゃない。
そんなことは小中高校で、協調性っていうのは養われてきた。
お宅ではそれを勉強するんじゃなくてもっと1分1秒でも
もっと大切な縫製について授業できないのか」って言いに行ったの
たら
ひとりでですか
加賀美
そう。
たら
ははは。
加賀美
そしたらやっぱり学校はみんなが楽しんでも来れるシステムをって。
「じゃあ違いますね。」ってあと1年だけど辞めたの。
たら
へえーーー。
加賀美
それからドレーピングという立体裁断で
ものをつくる先生が青山にいたの。それをめがけて東京にきたの。
たら
それはどうやって知ったんですか?
加賀美
それはねー、知り合いに聞いたんだけど、
例えばファッションショーあったらゴルティエの
隣にならんで、あの審査するくらい
ドレーピングではもうプロ、トップっていう先生が日本にいて
たら
すみません。僕全然デザインのことわからなくて、
ドレーピングってなんですか?
加賀美
ドレーピングは立体裁断っていって、
ふつうは、メーカーの洋服って型紙があってそれで作るのね。
たら
はい。
加賀美
で、パターンっていう原型があって、
それを展開したりして図形を展開して
洋服を作るんだけど、もう
針と
布と
はさみが
あったら
このボディに対して立体でジャケットとか作っちゃうの。
たら
型をつくらないってことですか。
加賀美
型をつくらない。わたしは、
オートクチュール、オーダーメイドをやりたくて、
一点、一点みんなサイズが違うから、
たら
へええー
加賀美
その立体裁断でものがつくりたっかわけ。
メーカーに入ってると、9号、11号、13号
っていう形があって、その形に対して、ものをデザインすればいい。
たら
ええ。例えばそれなら、うまくなったら
考えなくても手が動く状態に持って行けますよね。
加賀美
そそそう。うちはサイズ展開も
基本があっての展開じゃないから、
常に、バストは11だけど
ウエストは7号だよなとか、
常に想像できないバランスの人を
一番きれいに魅せるっていう、奥の深さに魅力がある。
たら
そんな作り方をしているんですね。
加賀美
そう。それはドレーピングっていう立体裁断じゃないとできなくて。
で、ファッションで奥が深いのは、、、、・
たら
はい。
今日はここまで。
感想を送る。
arinomamaki@gmail.com
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小学生で人生の目標を定めた加賀美さん。
まずは専門学校にいきました。
今日もよろしくお願いします。
加賀美
それで自分がやりたいこと。
親が自分がやりたいこと見つけてやれ。
やりたければ二十歳までは親の責任だから
お金はだすから好きなことしなさい。と。
二十歳以降は自分で責任とって生きて行けばいいから
自分がやりたいことやりなさいって。口は一切ださない。
だけど、自分が決めたことだから誰にもあたらないでねって。
たら
責任とりなさいよと
加賀美
そうそうそう。
お母さん何も言ってないからね、
自分で決めたんでしょ?みたいな。
それで訓練されてたから
自分に責任をとらなくちゃって。
あと人のせいにもできない。
そうするとプライドがあるから
言ったことは実現させる力がつく。
たら
じゃあ、加賀美さんにはすごくいい教育だったんですね。
加賀美
あ、甘えてらんないやって言うのがあって。
ずーっとずーっとそればっかりやってて、
15くらいからは学校も言ってないのに独学で洋服つくってたね。
布をまいて、いらない所を切って、いいじゃんこれで!!みたいな。ふふふ。
たら
すごいなー。
加賀美
だったんだけどちゃんと勉強しはじめたのは18くらいからか
たら
それは学校に行ったんですか?
加賀美
そう大阪。モード学院。。
たら
はいはい。
加賀美
で、3年間みっちりやったんだけど。
でもねー専門学校って。
学校だから、レクレーションとかもある。
文化祭とか?
たら
あー、本気でやりたいからいらないんだけどって。
加賀美
こっちはさー、生温くって。4年制で3年まで通ったんだけど
4年のときはレクレーションと卒業のファッションショー制作、
それからパリ旅行の計画とかあったのね。
たら
はい。
加賀美
それにこれだけ払うのかよ?まてよ。
と思って。4年あがる前に
「あのー、レクレーションやるためにここに来てるわけじゃない。
そんなことは小中高校で、協調性っていうのは養われてきた。
お宅ではそれを勉強するんじゃなくてもっと1分1秒でも
もっと大切な縫製について授業できないのか」って言いに行ったの
たら
ひとりでですか
加賀美
そう。
たら
ははは。
加賀美
そしたらやっぱり学校はみんなが楽しんでも来れるシステムをって。
「じゃあ違いますね。」ってあと1年だけど辞めたの。
たら
へえーーー。
加賀美
それからドレーピングという立体裁断で
ものをつくる先生が青山にいたの。それをめがけて東京にきたの。
たら
それはどうやって知ったんですか?
加賀美
それはねー、知り合いに聞いたんだけど、
例えばファッションショーあったらゴルティエの
隣にならんで、あの審査するくらい
ドレーピングではもうプロ、トップっていう先生が日本にいて
たら
すみません。僕全然デザインのことわからなくて、
ドレーピングってなんですか?
加賀美
ドレーピングは立体裁断っていって、
ふつうは、メーカーの洋服って型紙があってそれで作るのね。
たら
はい。
加賀美
で、パターンっていう原型があって、
それを展開したりして図形を展開して
洋服を作るんだけど、もう
針と
布と
はさみが
あったら
このボディに対して立体でジャケットとか作っちゃうの。
たら
型をつくらないってことですか。
加賀美
型をつくらない。わたしは、
オートクチュール、オーダーメイドをやりたくて、
一点、一点みんなサイズが違うから、
たら
へええー
加賀美
その立体裁断でものがつくりたっかわけ。
メーカーに入ってると、9号、11号、13号
っていう形があって、その形に対して、ものをデザインすればいい。
たら
ええ。例えばそれなら、うまくなったら
考えなくても手が動く状態に持って行けますよね。
加賀美
そそそう。うちはサイズ展開も
基本があっての展開じゃないから、
常に、バストは11だけど
ウエストは7号だよなとか、
常に想像できないバランスの人を
一番きれいに魅せるっていう、奥の深さに魅力がある。
たら
そんな作り方をしているんですね。
加賀美
そう。それはドレーピングっていう立体裁断じゃないとできなくて。
で、ファッションで奥が深いのは、、、、・
たら
はい。
今日はここまで。
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