ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

加賀美良子さん 「ひと針 ひと針 ことん ことん」 第一話

2014-01-06 20:20:58 | ぼくらのありのまま記


鮨屋をやめた翌月に、
COLOURED WHITE 、
加賀美さんのアトリエに遊びにってきました。
仕事の話しを沢山聞いてきました。
まずは人生相談みたいになってます(笑)

第一話 「うわっ!!デザイナーになろう」

目次はこちら

たら
鮨に対するこだわりがなくなっちゃって
続ける理由がなくなっちゃったんですよね。

加賀美
こだわりがない?

たら
あの、自分が鮨屋始めたのって
「鮨屋になりたいな」っていうより
入ったお店の親方みたいになりたいなっていうので始めてて、、。

加賀美
目標ってこと?


たら
はい、そうです。

加賀美
目標って、、、失うと生きて行けないんだよね。


たら
はい、だからもう続ける理由がなくって。

加賀美
そうだよね。目標は常に高くもっていなくちゃいけないんだけど。
達成しちゃうと崩れちゃうんだよね。


たら
もう入るときにそれは思ってて。
あの、握れるようになったらヤバいぞって。
飽き症だし。

加賀美
え??
血液型B型でしょ?


たら
はい。

加賀美
B型ってね、頑張るんだけど、
もう一歩ってところで、
「完璧になるのに!!」って見えてるのに、
それが見えると辞めちゃうの。
すごいもったいないの!!


たら
いや、、、。

加賀美
なんなんだろうね。
達成する前に怖くてやめちゃうの。


たら
ああ、それはあるかもしれません。
ちょっと怖いのもあります。
続けていって、こういうところも同じになったら嫌だなって
部分が強くなって来ちゃって。

加賀美
ああ、大将みたいに?


たら
はい。


加賀美
それはないよー。
他にやりたいことができた?


たら
ありのまま記は続けたいです。
会いたい人にインタビューしながら
それを載せて行くっていう。

加賀美
うんうん

たら
それはもうずっとやろうと思っていて。
インタビューって形じゃないんですけど
子どものころに僕はキャンプに
参加していたんですけど。
そこのキャンプで知り合った大人たちが
どんな風になっているかが知りたいんですよ。

加賀美
あー言ってたねー。
私食べに行ったときに来てたじゃん。

たら
そうですそうです!!

加賀美
東北の支援に行ったとか言ってたじゃん

たら
あ、そうですそうです。

加賀美
あのかっぷくのいい男の人。


たら
その人ちょうど、今ブログに載せてます(デイヴの回のことです)

加賀美
じゃあ、今度見てみよう。
でも、、、色々時期ってあるからね。
私も色っんな時期がある。
20代はなんかこう、、なんていうか。
みんな時期は違うと思うんだけど、

たら
人それぞれ。
「20代はみんなこういう時期」とかじゃなく

加賀美
うんうんうん、一般論じゃなくて。
人それぞれの人生があるから。

たら
はい

加賀美
で、そういう意味であれば、
私は小学校の時にこの目標を
設定していたから。

たら
言ってましたよね。

加賀美
小学校5年のとき、
あのーパリコレ、テレビでみて
「うわっ、デザイナーになろう」って思ったから。

たら
まじですか?
そんなきっかけなんですか?

加賀美
ハイジやってて
ハイジ終ったから
チャンネルガチガチってまわして


たら
ガチガチって昭和っぽいなー笑

加賀美
そうそう笑
ガチガチってまわして
うわ、パリコレ、うわっかっこいいい!!って思って
で、私はあそこに歩く人じゃなくてね
こんなにクオリティ高いものが
作りたいみたいな、なんかそういう風に思って。


たら
それは洋服で

加賀美
洋服。いやー絶対これだなって。
小学校の文集とか将来の夢デザイナーって。
もうそれめがけてしか生きてないから。


たら
それぶれなかったんですか?

加賀美
ぶれないね。




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今井たら竜介

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