おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

アサのハウチ・葉打ち

2016年07月25日 03時38分07秒 | 農業



写真1(上)・写真2(下) 切りとったアサ・麻のハウチ・葉打ち。オキリボウチョウを使う酒巻さん


写真3 オキリボウチョウ(アサ切り包丁)。ボウチョウとも呼ぶ。酒巻さんは10本所持


写真4 シャクボウ(木製・手造り)。アサの茎を、まず6尺6寸(200㎝)に揃え、次に6尺4寸(194㎝)に揃える計測具
     1寸≒3.03㎝。おにぎり2個、アサの上


写真5 アサを束に縛る奥様。ハウチの酒巻さん(写真1・写真2)。ハウチした6尺6寸(200㎝)のアサ(写真1・写真2)
     ウラ(根元)をオシキリで切ってある


写真6 6尺4寸(194㎝)に切り揃えられたアサ束。6尺6寸アサ束(写真5)にシャクボウをあて、葉残る茎先をオシキリで切った
     ユカケ・湯かけ(湯洗)するために

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 43年ぶりのアサ・麻(弊ブログ2016年07月15日
 アサ畑では切りとった後、次のような作業が行なわれる
  1.葉を落とす  当作業はハウチと呼ばれる(写真1・写真2)
    オキリボウチョウ(アサ切り包丁・写真3)で葉を切り落とす
  2.茎を6尺6寸(200㎝)に揃える(写真5)
    シャクボウ(木製・手造り・写真4)をあて、オシキリで根元を切る
  3.茎を6尺4寸(194㎝)に揃える(写真6)
    茎を“ぐらん、ぐらんにたてたお湯”に入れるため短く切る

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年07月12日 撮影地:栃木県鹿沼市上永野

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