おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

下野市薬師寺・祇園祭2 小麦饅頭

2016年07月24日 02時35分27秒 | 民俗

写真1 ネギ畑で草取りのTさん(白シャツ)、筆者に小麦饅頭をくださる


写真2 Eさんからいただいた小麦饅頭2個、神輿の担ぎ棒・脇棒の上。於:薬師寺2丁目の会所

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 栃木県下野市薬師寺1丁目~6丁目の2016年07月17日
 江戸時代から続く祇園祭・天王様の日(弊ブログ2016年07月13日

 ネギ畑で草とりのTさん(弊ブログ2015年09月25日の奥様
 祇園祭の話題になると、軽4輪運転席から小麦饅頭をとってきて筆者にくださる(写真1)
 さらに、薬師寺生まれのTさん、次のようにご教示
   当地は、かつて6月に小麦を刈った
   その小麦粉を使い、祇園祭の日、女たちは饅頭を蒸かし、饂飩を打った
   男たちは山・平地林へチタケをとりに行った
   チタケは茄子と油で炒め、饂飩つゆの具にした
 
 Eさんからも小麦饅頭をいただく(弊ブログ2016年01月16日のEさん
 その饅頭を、神輿の担ぎ棒・脇棒に載せて撮る(写真2)

 撮り終えて道路端に戻ると齢重ねた男性が次のようにご教示
   “この饅頭知ってるかい”
   これを親戚や知人に“祭りに来ておくれ”と配った

 薬師寺祇園祭の表徴食チタケ饂飩を知り、ハレの菓子小麦饅頭を味わう

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記

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