おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

麦踏みから麦畑ローラーかけ

2011年04月17日 00時00分00秒 | 農業
写真1

写真2


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 初春、2011年03月13日
 鹿沼市板荷3区の協働の農業用水路整備を見聞撮した帰途
 東武日光線の車窓から見える畑の土埃
 日光おろしのせいだけではなさそう
 電車が近づき見えたのは麦踏み、いや麦畑ローラーかけ
 処は新大平下駅と静和駅の間
 
 脳裏に浮かぶのは次の二つ
 一つは渡良瀬遊水地堤防から見撮の麦畑ローラーかけ
 二つは遠ーい子どもの頃の麦踏み

 まず、麦畑ローラーかけ
 耕耘機がタイヤ11本装着のローラーを牽く(写真1)
 コンクリートに鉄板を巻いた円筒形ローラーを牽く(写真2)
 芽吹き麦が霜柱に押し上げられるのを防ぐために重いローラーをかける
 重さを増すためタイヤローラーにはブロックを4個載せてある 

 次に、故郷桜島の麦踏み
 小学生の頃、祖母に言われ、麦踏みを手伝った
 裸足で、あるいは藁ぞうりを履いて麦を踏みつけた
 作物を踏みつけて怒られないのは、この麦踏みだけ
 芽吹き麦の真っ直ぐなスジ(条)を踏み外さないように、両手を広げて前進
 それでも、バランスをくずして踏み外した
 火山灰土壌に足裏がめり込むのは心地よかった

 人力の麦踏みから機械力の麦畑ローラーかけ、大きく様変わり

 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影年月日:2009年12月23日
 撮影地:栃木県小山市生井
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