「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

飛鳥Ⅱ世界一周

2009年07月29日 | 雑記
昨日の日経新聞を見ていて、広告だけど気になる記事。それが「飛鳥Ⅱ」世界一周のクルーズの事で、景気云々がどうだと騒がれる昨今において、今でもこんな豪勢な企画があるもんだと・・感心する。

更には、もし時間とお金が裕福にあれば、一生に1度、こんな企画に参加してみたいと思う。まあ願わぬ夢である。

新聞での紹介は

企画名:2011年飛鳥Ⅱ世界一周103日間・本日より事前受付開始
期間:2011年4月4日~7月15日
料金:390万円~2250万円(客室タイプが7つに分かれている)
訪問国:20カ国

101日間にて全食事(朝・昼・夜)込のようだ。

飛鳥という船の事は→クリック

この企画広告を出している会社は「クルーズのゆたか倶楽部株式会社」というところで、詳細は→クリック

写真で見ても豪華客船での世界一周クルーズということで、まあ私にとっては映画の世界なんだけど、船内見学ができる企画もあるようで、これは食事付きで1万ぐらいの内容。もちろん停泊中の短期企画で、飛鳥Ⅱだと8月19日に横浜・10月7日に神戸で体験できるらしい。

こうなると世界で大きな船というのが興味のところだが、

○ノック・ネヴィス (Knock Nevis) というノルウェー船籍の石油タンカー
(全長 458.45m 、全幅 68.9m 、564,763重量トン)

ということで、想像もつかないけど、0.5Kmの長さがあるわけだ。

客船の場合だと、現在はフリーダム・オブ・ザ・シーズ(Freedom of the Seas)と言う船が1番のようだが、すでに今年12月に就航予定のオアシス・オブ・ザ・シーズという船が最大になる予定。

○オアシス・オブ・ザ・シーズ(Oasis of the Seas)
(全長 360m 、全幅 47m 、225,000重量トン、乗客定員: 5,400人)

この船を紹介しているYouTube動画があった→クリック

製造工程から、完成後のイメージ動画なんだけど、客室が7~8階ぐらいのホテルのようなもんで、中通路にショッピング街やメリーゴーランドがあったり、屋外にイベント広場があったりと、まあ簡単には動くキャナルシティ(福岡)っていう感じのような気がする。

1年間の3分の1ぐらい自由で、家を買うほどのお金が余っている方が世の中にはどれほどいるんだろ。更にはこの企画はシングルだと基本的には受付ないようだから、セレブな夫婦っていうのが対象なんだろう。別世界だけど現実でもある。

ところで豪華客船で有名なのは「クイーンエリザベス2号」で、これは昨年引退して、その後はドバイの海上ホテルとして利用されるんだそうだが、次世代クイーンエリザベスも2010年には就航予定なんだそうだ。

直近のゴルフのこと

2009年07月28日 | ゴルフ


鍼の先生に、「ラウンドは健康のためにいいけど練習はダメ」と言われ、ますます向上欲が薄らいでいる昨今のゴルフだが、特に先週はひどかった・・・

スコア「111」・・・(T_T)

写真は先々週行った青島ゴルフクラブのハウスの様子で、最近はここも多い。
宮崎でも景色はいいし空港は近いので遠方からのお客様を連れていきやすいと言うこともある。

ちなみに先々週のこのコースの出来は「97」だ。まあまあと言えるけど10打叩いたり出入りが激しかった。

とにかく最近のゴルフは大叩きする。

ドライバーが安定してないのが最大の原因だと思っている。

ところで、新しいドライバーを手に入れた。義理の弟の好意なんだけど、彼が新しいものを購入し、今まで使っていたものを譲り受けた。

先週はそれを使ったが、安定感は一緒ぐらいで、当たれば今までより飛びそうな感じではある。

ジャムナイトの事

2009年07月28日 | 雑記


もう10日も前の話になってしまったが・・・・面白かった。

ほんとに若い人達のパワーを頂いた感がある。

ちなみに7割ぐらいが女の子で、学生も多かったのではなかろうか。

最初からタオルを振り回してノリノリだ。

テレビアニメやドラマ主題歌などを歌っているグループが多いと言うことを知り、時々は聞き覚えがある曲も流れて身震いする。こいつらが歌ってたんだって。

清水翔太という子はほんとに歌がうまいと思った。

それにしても夕方5時スタートで、7時過ぎまで明るいので暑くて、腕を上げる事が多くて1曲の間に倦怠感。
私と同年代の面々は中心から外れ、お酒などを飲んで寝転がっている・・もしくは完全に寝てる人が多かった。これが「オヤジ」の正しい姿かな?

私は娘よりノリノリで、中心近くで腕を振り回しておりました。

真北聖子さん

2009年07月20日 | 
3連休の前夜、会社のメンバーで飲みに行く。

1次会で終わることも多いのだが、この夜は連休前夜と言うこともあり2次会まで。

最近の飲み会はスナックに行くという事も少なく、カラオケかショットバーのような所が多いのだが、この夜は困ったときのお店的な感覚で行くバー「ポトリージョ」に行ってみた。

このお店は金曜日だとだいたいライブをやっていて、特に期待している訳ではないのだがびっくりするような演奏がある時もある。
そんな金曜の夜というのも酔っ払って忘れていたが、店はいつもだけど賑わっていて、そしてライブができる舞台にはポツンと車椅子の女性が座っていた。
10分ほどは黙って座られていたのでもの寂しげな感じで、何か歌われるんだろうとは思っていたけど、ピアノに演奏の女性が1人・そして店のマスターが面白い楽器(椅子のようだけど下を叩くとドラムっぽい音がする道具)に座られ、3人での演奏開始だ。

この女性は、真北聖子さんとおっしゃっる方で、プロフィールを見たら、たぶん高校時代に発病して車椅子の生活をされているようだが、宮崎県内でいろんなイベントを催されているようで、CDも発売されている。そしてMRTラジオでも「真北聖子の癒しのトビラ」という番組を持たれているようだ。

最近、肩が痛いやら腕が痛いやら頭がモワッとするとか、何かと身体に不平不満をいう私だが、歩けないリスクというのは図りしれないけど、とても明るく歌われる姿、はきはきとした言動には感銘を受けた。宮崎でもこんな活動されてる方がいらっしゃるんだと思うと元気が湧く。

民主党

2009年07月17日 | 雑記
「民主党」・・・とタイトルを付けてみて、さて何を記載しようかと迷うところだが、今朝はなかなか記載事を思い浮かばない。

ちなみに新聞・ニュースでは、石川遼君が全英ではタイガーと一緒にラウンドして、3打の差で勝ったようで、初日21位のようだ。喜ばしい事だし維持して欲しいし、最近の遼君は極めて神がかりな結果が出るようなので期待もできる。

もう一つ賑わっているのは東国原知事の出馬断念なんて事だったが、まあこれは想像できる出来事ではあった。知事の発言1つ1つについて否定なんてしないけど、また真似もできないのだが、命を削って日本を変える意思というのは応援したくもあるし、微妙に怖さも感じる。今回の事でちょっとマスコミからの扱われ方も変化するのかなと思う。

さて民主党・・・

もう世の中が今度の衆議院選は民主党圧勝という雰囲気なので、ちゃんと知っておく必要があると思っているが、世間は目先にある何とも不安な状態をちょっとでも解消できる期待感からの政権交代という部分が強いのではなかろうか?
私はそうで、正直自民党・民主党、それぞれの政策に対して評価して選挙しようとはしていない。ただただ日常見聞きする情報を解釈し左右されながら判断するわけで、それは各メディアに登場する評論家であったり、記事であったり、とにかく表面的な部分だ。恐らく懐に入らないと判ん事も多いのではないかと思うが、今のまま選挙があるのはとても怖いことだし、風潮で流されている感はある。操作されてるとは思わないけど。

民主党「生活・環境・未来のための緊急経済対策」(骨格)は以下の通り

1.基本方針

○基本理念は「生活が第一」「生活を良くすれば、経済が良くなる」。
○2年間で約21兆円の財政出動(真水)で景気回復・雇用拡大の実現をめざす。
○生活不安世帯・若年世帯を中心に、家計が自由に使えるお金(可処分所得)を増やす。
○セーフティネット(年金、医療、介護)の抜本的な拡充を図り、現在の不安を軽減し、将来の安心感を高める。
○「内需主導型」経済構造への転換により需給ギャップを縮小し、未来に向けた産業を育成する。
○既得権温存を目的とする事業、旧来型公共事業などの非効率な事業を排し、生活・環境・未来のための政策を実現するために、予算の総組み替え(税金の使い方の抜本改革)に着手する。

具体的なところで判りやすいものを抜粋すると・・・

○中学卒業までの子ども1人あたり月額2.6万円の「子ども手当」を支給
○所得800万円以下の世帯の子女に対し、国公私立大学それぞれの授業料に見合う無利子奨学金を交付
○首都高速、阪神高速を除く高速道路料金を、原則無料化
○2.5兆円の減税を実施すると共に、直轄事業に対する地方負担金制度を廃止し、地方の自主財源を増やす。
○中小企業向けの法人税率を11%に引き下げる。
○住宅用太陽光パネルの設置に対する半額助成など再生可能エネルギー導入に対する経済的支援を実施する。

などなど

なんだろう。自民党と同じ発想のような気がする。ただ金額規模などの差があるぐらいの感じ。もともと自民党から分離した派閥だから発想は一緒なんだろうな。斬新という感じは受けない。
もちろん斬新が良いわけではないが説得・納得には欠けるような。そんな気はしないだろうか・・・

選挙までに、きちんと判断できるよう、大人としての選挙ができるような知識を身につけておきたい。

大麻の知識

2009年07月16日 | 勉強部屋
昨日は福岡の出張にて、飛行機内で文庫本を読もうと決めている私が現在手にしているのは養老孟司氏の「読まない力」というメッセージ集なのだが、その中に大麻の事に触れてたので、今朝はその事に興味を頂いて調べている。

もともと大麻なんぞ覚せい剤の一種ぐらいに思っていて、また今まで当然ながら接する機会もなかったのであまり気にしていなかったのだが、以前、知人から大麻なんてのは何処でも生えていたし、覚せい剤ではないと聞いた。

Wikipediaには事細かにその正体が記載されていて感心するところだが、無頓着でほんとに私って知らないんだと思う事に、マリファナってのが、乾燥大麻のことで花・茎・葉を乾燥させて燃やし、その煙を吸引し使用するわけで、つまりタバコと同じ扱いのものだ。他に大麻樹脂・液体大麻など摂取方法が3通りあるようだが、手軽なのがマリファナ。

大麻の麻「あさ」というのはもともと繊維としても使われてきた草であり、マリファナっていう言葉はメキシコの言葉のようだが「安い煙草」という意味だそうで、何処にでも生えていて安価に手に入るタバコというものらしい。

そして大麻の特性なんだけど、タバコやアルコールと比べても依存度は低いようで、また医学的見地においては、常用者は精神病発症リスクが高いというぐらいの感じで、今まで大麻ってとんでもない覚醒作用などがあるもんだと思ってたけど、そんなもんではなく、国によって取締がないのは歴史的に吸引習慣があったり、何処でも生えているので規制しきれなかったり、取り締まるほど深刻なものではないという見識もあるようだ。

日本では覚せい剤と大麻の取締は分かれていて、覚せい剤については使用者が被害者で大麻は加害者になるため罪が重いと聞いた。
日本で取締法が制定されているのは第二次世界大戦後の事で、それまでは繊維確保などの目的で逆に多く栽培されていたようで、現在は撲滅作戦などもあって、自然に生えていても大騒ぎになったりしているが、歴史背景で作ったり無くそうとしたりと人間の勝手であり植物にはいい迷惑なのかも知れない。

養老孟司氏の大麻の話なんだけど、ブータンに行った後に、日本に帰ってきたら高校生が大麻乱用で逮捕された記事があり、ブータンだったら草原にいくらでも生えていて、牛馬などが食べてしまうと具合が悪くなるので自らは食べず、逆に目立っているぐらいなんだそうだ。牛馬が食べないぐらいだから地元でも使う事もないけど、法律で規制したばかりに、逆に一部の若者が吸うようになってしまったという笑い話。

日本では大麻を取り締まる大きな理由とされることの一つに、いったん大麻を使うと他のドラッグをも使用するようになり、他の薬物への入り口となるという意見があるようだ。ただこれは根拠が乏しく、現在は各国で再考察が盛んにおこなわれているようだけど、つまりはこんな理由でしか規制ができない代物のよう。

大麻がとんでもないものかというと、そうでもないという事に行きつく。だからと言って、大麻所持などしたら日本は厳しい罰則があるので、そんな事で捕まるほど馬鹿らしい事もないのだが、理由が無くなってくれば、いつの日かタバコと同じぐらいの扱いになる日が来るのかも知れない。

ゴルフ肘

2009年07月15日 | 雑記
現在3回(週1回ペース)針療院に行っている。

先週は忙しくて行けず、今週月曜夕刻に行ったのだが、効果は明らかでビフォーアフターでは頭の状態というか、気分が随分変わる。解けなかった問題が何でも解決するのではないかというほどだ。

前回ちょっとばかりこの針治療の事を記載したが、もう頼るしかないと思ったのは肩の痛みというか違和感で、今年は特に3月ぐらいからずっと悩まされていて、これを克服したいという思いからだったけど、1回めの治療にて随分と頭がすっきりすることが判り、肩については今もまだ完治と言うことではないが楽にはなっている。そしてもう1つ。左腕の痛みの事がある。

一連の違和感というか痛み(頭・肩・腕)は左に集中しているので、それぞれに因果関係があると思っているのだが、原因はゴルフと釣りとPC操作・・・いや年齢だな・・・

先週は中盤から頭が重くなり、金曜日にはかなりきつくて、日曜日などはもう最悪で、今週月曜日はどうしても行かんとならん状態だったが、治療を受けた後は信じられないほどすっきりした。もう手放せない感じで生涯付き合っていく覚悟ではある。(^_^;

さて表題の「ゴルフ肘」なのだが、知人でゴルフ・釣り仲間でありガソリンスタンドの社長である「あぶらや」さんに腕が痛いという話をしたら、それはきっと「テニス肘だよと言われた。
さっそくWEBにて「テニス肘」を調べたらそれなりの専門用語のようで、テニスプレーヤーには多いけどテニス以外でも起こる「使いすぎ障害」とのこと。高年齢でも起こりやすいと言うことなので、つまりは「寄る年波」障害の1つだ。

針の先生に知ったかぶって「テニス肘でしょうか?」と言うと、「それはゴルフ肘だよ」と言われた。腕のチェックを受けて、これは「女子プロの○○さんと一緒」と言われる。ちなみに○○さんも先生の治療を受けているそうだ。付け加えて、この痛みは時間もかかるよって言われた。○○さんは想像にお任せだが、まあ宮崎出身のメジャー選手。

先生「練習しちゃいかんよ」
私「え?ゴルフ(ラウンド)も駄目ですか?」
先生「ゴルフには行きなさい。君は運動しないんだろう?」
私「運動はゴルフだけです。」
先生「メタボを治さなきゃ完治しないよ」

って事で、18歳の時の体重に戻すことがすべての解決策と言われてしまった。
10数キロ落とす必要があるわけだな。

とにかくここ数ヶ月のゴルフはこの腕の痛みに耐えながらだったので面白みに欠けていて、またゴルフだけではなく釣り竿も左を使うので確かに酷使している気がした。
だからちょっとゴルフは休憩しているのだが、今週日曜、来週は予定がある。
針治療もしてちょっと調子よくなってきた感じだが、また痛めぬよう気遣いながらになりそうだ。

ところでちょっと、この針療院の先生のことだが、とてもよく喋られる。ビッグネームをよく口にされるのがちょっと胡散臭い感じもしたりするが、手際のよさと結果が伴うので、まあおしゃべりな方と言うことなんだろう。
ただよく神経内科の悪口を言われる。つまり世の中の鬱の状態の人っていうのが針で解消できる部分も大いにあるというのが持論で、薬漬けにしてしまう治療は間違っているというもの。
弟が神経内科医師の私にはちょっと、微妙。相槌打ちながら心の耳をふさいでいたりする。

フェニックス・ジャムナイトに行く予定

2009年07月14日 | 雑記
今週末は、宮崎県民には毎年恒例となっているフェニックス・ジャムナイトが2夜連続であり、土曜日がポップスで日曜がジャズ。

今回ポップスの方に行く予定。(気持ちはジャズなんだけど)

娘に喜んでもらおうという企画である。嫁も一緒で3人で行こうと思う。

若かりし頃、つまり20年以上前なのだが、当時はフェニックスジャズインと言う名称だった。昔、東京で生活していた頃、六本木ピットインとか、渋谷ライブインなんて店にジャズ・フュージョン聞きに何度か通ったけど、「イン」ってのが流行りだったのかな?最近聞かんけど。

とにかくその頃に生のT-スクェア・マルタ・阿川康子・カシオペアなどを聞いた。アルバムなどで聞いた曲だと感動で体が震えたもんだ。
その頃は徹夜ライブで、夜中はマイナーなメンバーの演奏で、うとうとしたり、もしくは夜の野外コンサート場なのに、しっかり睡眠。だいたい夜明けにメジャーメンバーが盛り上げてくれた。
雨の確立も高くて、2回ぐらいはびしょびしょの状態で聞いた。

もう20年以上行ってないが、今年は開演PM5時~PM10時なので5時間・・・もしかして立ってないといけないのかな?

今年のメンバーが、もう私にはついていけんのだが、キマグレンとか清水翔太とかSalyuなどという人達で、また娘がファンと言うわけでもないのだが、嫁の提案で、ちょっと娘にも雰囲気を味わってもらおうという情操教育の一環なのである。(^_^;

にな貝

2009年07月13日 | 釣り話題


土曜日は釣りで、この時期だとかなり暑く、昼間はきついので水に浸かって貝採りなどもしてみようと、着替えの服なども準備の上出向いていった。

目標は「シマアジ」5~6匹と、「トコブシ」を5~6個。

そして釣りではシマアジ(20Cm程度)が昼ぐらいまでに6匹釣れ、おまけにカンパチの子供も釣れて満足し、あとは貝を採る。

釣りを計画する際は潮や天候の状況を確認するのだが、先週の土曜日の場合は昼間2時ぐらいが干潮で、1日に2回ある干潮の中でも大きく引く方。干満の周期だが、1回は小さく1回は大きい。
つまりその時間帯だと普段は水中の岩がむき出しになり、そこに目標の貝がお目見えとなるわけだが、ちょうど暑くてしょうがなくなる時間帯に水に浸かるのは楽しそうだ。

まずはずぶ濡れになってもよいようにポケット内の小物を整理して、岩場に向かい、足を水に浸けると・・・

計画ではがっつりと足に絡み、心地よく岩を歩き回る予定だったCLOAKSの靴が、裸足の場合に内部がかなり滑る。異常なほどに歩きにくい。
危険を感じていったん荷置場に戻り、一度脱いだ靴下を履いて再チャレンジ。
これなら何とか安定し、さあ開始ということだったけど、久しぶりに浸かった海は、波が来ると足をすくわれる感じで気色悪い。CLOAKSの靴は案外岩をしっかりと捕えて滑ることはないのだが、またこのシチュエーションを考えて購入したんだけど、地下足袋(ゴム底)などのほうが絶対良いだろうと思った。

トコブシを探すがなかなか見つける事ができない。10分ほど探して諦めモードだったけど、ある岩壁(水中)を見たら、写真の「にな」が見えた。
良く見たらあっちにもこっちにもという状態だ。
予定を変更して「にな」拾い・・・だが、この貝は水中にしかいないようで、つまり海中に頭を突っ込めればよいのだが、メガネの私はちょっと辛い。

夢中に採って、50個ほどだろうか?
前回は1個も見つけられなかったこの貝を、釣り場に持ち帰り、同行のANさんと半分に分けても十分な量。

そして昨日、ネットでいろいろと調べ、食べてみた。

うまい!

ネットで調べたのは、もっとも美味しい煮方なのだが、醤油と合うようで、ぐつぐつと煮立った鍋にさっと貝を流しこみ、醤油味付けをするようだ。水に入れたまま煮込むと、身が奥に入りこんで取りにくいとのこと。また煮込みが足りないと外しにくいよう。ちょっとした事だけどコツがあるもんだ。

ところで、宮崎では「にな」とか「にな貝」と言うこの貝は、ニシキウズガイ科「バテイラ」というのが正式名称のようで、関東では「しったか」という名で流通している。また宮崎だと、磯貝(まき貝)を何でも「にな」という風潮もあるようだが、「にな」の代表が写真のもの。
「にな」は漢字では「蜷」で、本来は川にいる貝「かわにな」が語源らしい。「かわにな」に対して海にいる巻貝が「うみにな」→「にな」なんだそうで、宮崎に限らず、広域で「にな」という呼び方をしている。

きちんとした名も大事だけど「にな」って呼び名も愛着があっていいな。
そんな「にな」が何を指すのか、最近やっと知った。

宮崎海域カサゴ資源回復計画

2009年07月12日 | 釣り話題


先日、写真のシールを頂いたので早速クーラーボックスに張り付けている。
とても判りやすい図なのでちょっとお気に入り。クーラーボックスでいつまで維持できるのか微妙だけど、まあ剥がれるまで。

カサゴの事は1度紹介文を書いているのでご確認→こちら

最近、ロックフィッシュとしてこの手の魚がちょっともてはやされている。ロックとは岩場の事だがテトラポットなどもポイントで、そこに生息するカサゴやメバル・ムラソイ・クロソイ・アイナメ・ハタの仲間を指す。
宮崎の場合はカサゴ以外の魚はなかなかお目にかかれない。特に日本各地で普通に釣れるメバルと言う魚も宮崎では釣れないのでさほど盛んな釣りとは言えないけど、この釣りは手軽にワーム(疑似餌)をつけて、テトラの穴ぼこに落とし込むのでお手軽だし女性・子供でもできる。道具が身軽なのもよい。

カサゴと言う魚は宮崎でも水産資源として捕獲されているが、水揚げが激減しているようで、計画書(PDF)によると、平成元年の漁獲量が40トンあったのに対して、平成16年には12トン。毎年右肩下がりで落ち込んでいて、県漁連などが危機感を持って回復計画を作っているようだ。

宮崎全域で稚魚放流なども行われているようだが、18Cm未満の魚については放流するようになっている。
ただ定着するには生息に必要な藻場の問題があり、カサゴに限らずいろんな魚が生息する藻場の喪失も大きな問題ではあるようで、乱獲の結果減っているとは言えないよう。とにかく全体的に魚が減っていると言える。

この魚は約2年で15Cm程度となり繁殖能力を持つよう(つまり成魚)だが、その後はだいたい、年間2Cm弱の成長となるようだ。つまり30Cmものカサゴと出会ったとすれば、それは9年以上は生きている魚で、持ち帰ってもよい18Cm以上の魚の場合は4年以上のものとなる。

家族で釣りにきて、あんまり釣れないけど時々この魚がポツンと釣れる様子を見かけるが、もちろん子供達は大喜びだし、その場で逃がしなさい!なんて野暮な事は言いたくない訳だが、お父さんの立場だったら、「まだ子供の魚だから逃がしてあげようね」って感じにはしたい。広く伝わるといいなと思う。稚魚放流は考えることもあるけど。

↓岸で釣れるカサゴは、ダークレッド色


↓沖で釣れる(ちょい深場)のは美しい朱色。別魚みたい・・・



ちなみに資源回復計画の詳しいことは・・こちら