「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

コモンフグ(FileNO40)

2005年09月30日 | お魚紹介

写真の魚はコモンフグと言う。沿岸で釣れるフグにはこれ以外に「クサフグ」「ショウサイフグ」「キタマクラ」などがあるが、クサフグ・ショウサイフグ・コモンフグはちょっと区別しにくい。だけど模様が違う。
上記の4種ともに毒持ちだから食べたら駄目。だけどショウサイフグは大きくなり、時々は平気で港町のストアーに売られていたりするから怖いと思う。宮崎では数年前だが、このショウサイフグで毒中毒事件がおこっている。ちなみにフグ目の魚で堂々と販売されているのが通称「金フグ」と言われる標準和名「シロサバフグ」である。この魚はまた別の機会に紹介したい。
フグ毒はテトロドトキシンといい、天然物の中では最も合成しにくい部類の毒のようでその毒性は「青酸カリ」の1000倍以上とのこと。2mgの摂取で人間が絶命する猛毒なんだそうだ。怖い怖い。毒はおもに皮・内蔵部分にあるが種にもよるけど身にも弱毒を含んでいるから素人は絶対に食べないべきだ。

コモンフグはクサフグよりちょっと外海で釣れるイメージを持っているが写真の魚は25日に河口で釣った。数匹釣ったがすべてコモンフグだったので、時期によりクサフグ群れとか、これの群れとか入れ替わっているのかも知れない。クサフグは大きくて15Cm程度までだろうか?コモンフグの場合25~30Cm程度になる。簡単な見分けとしては目の下に斑点模様があるか無いか。無ければクサフグ・あればコモンフグであり、白い斑点模様が同じぐらいの大きさの小さいものが散りばめられていればクサフグ・小さいものから大きなものまでまだらに配置されてるのがコモンフグである。ちなみにショウサイフグはこの斑点が崩れたような感じで判りやすい。

行動力基本動作10ヶ条

2005年09月29日 | 雑記
これまた釣りとは全然関係ないが、思い出しちゃった記憶。それは「行動力基本動作10ヶ条」。随分昔、研修会で暗記させられた。今でも言えるか思い出そうとしたが残念ながらあやふや。でも仕事をする上で大事な心得だと思っている。

さて10ヶ条とは・・・
■第1条
ぐずぐずと始めるな、時間厳守。行動5分前には所定の場所で仕事の準備と心の準備を整えて待機せよ。
■第2条
行動に当っては、短期間に最高の成果を上げる事を心に誓え。そして心の中に達成意欲がメラメラと燃えるまでは決して行動に移ってはならない。やってやるぞと一声叫べ。
■第3条
指示を受けたら大きな声でハイと返事をし、直ちにとりかかること。いったん行動を開始した後は、猟犬の如く忠実に、狐の如く賢く、そしてライオンの如く勇猛に。
■第4条
始めに結果の報告書を作成し、仕事の進行と共に空欄を埋めていけ。これを企画という。
■第5条
行うべき作業を列記し、項目に優先順位を記せ。
■第6条
行動は敏速を旨とす、このためには動作はきびきびと、言語は簡潔明瞭にてきぱきと進めよ。
■第7条
質問されたら全員即座に手をあげ、指名された者は簡潔明瞭に答えること。わからない場合はわからない旨はっきり答えよ。
■第8条
いかなる困難に直面しても目的を放棄せず、時が深更に及ぼうとも最後までやり遂げる不退転の強い意志を持て。
■第9条
行動の価値を決定するのは、結果の良し悪しである。もっとも短い時間で最良の結果を得られるよう常に、手順・方法を工夫改善し、昨日より今日、今日より明日と、時間の短縮と結果の向上を図れ。
■第10条
行動は命令者への結果報告によって完了する。やりっぱなしは何もしないよりまだ悪い。報告及び事後処理を完璧にやれ。

ビジネスマンとして、各種研修会を受けて、これを暗記させられた方も多いのではなかろうか?懐かしくない?

そう言えば研修会のとき、暗記のためにこれを人前で、大声で読み上げる訓練があり、ある漢字が苦手と思われる方が第4条のくだりで「・・・・埋めていけ。これをきがという。」と発言され、一瞬みなシーンとして、その後失笑が起こった。決して私自身も漢字が得意とは言えないが、これは笑った。その方は「松竹映画」を「まつたけえいが」とも言ってたな。これも聞いたときには意味不明で、後で考えて・・・!思いっきり笑った。

現在台風19号

2005年09月29日 | 雑記
今年の台風は九州を直撃したものは少ないが、14号の爪跡は今だ癒されず、新しい台風の進路情報は常に気になるところ。
現在19号が沖縄に近づきつつあり、8割の予報で中国・上海方面へ向かうようだが2割の確率で進路を九州にとるそうだ。この台風も現段階で「非常に強い」勢力を持ち、沖縄の方々も心中穏やかではいられない事だろうと察する。

毎年の事ながら、台風は週末にかけて近づいてくる。不思議なもんだ。サンデー釣り師の私は週末の海の状態がとても気になるのだが、今週末もこの台風19号のお陰でウネリが強くなると予想できる。秋の釣りはこの情報との戦いだ。
温暖化の影響で季節がずれてきてるのではないか?という気象予報士のラジオ談話を聞いた。
だけど、私はそれは感じてない。今年も彼岸の時期に「彼岸花」※マンジュシャゲが咲き誇っているし、8月末に同じペースでシマアジの幼魚やサヨリといった魚達は接岸している。自然とは摩訶不思議。自然で生を営む動植物は、人間以外は時計を持たず、日にちもカウントしている訳でもなかろうに、ほとんどズレなく(数日の誤差はあっても)同じサイクルを繰り返すのだ。

シロギス(FileNO39)

2005年09月27日 | お魚紹介

シロギスと言えば、皆の仲間。浜の女王。海釣りの登竜門。ともっとも身近な夏の釣り対象魚なんだけど、狙わないと釣れないし、数釣りしようと思ったらテクニックが必要だ。キストーナメントもあるし「全日本サーフ」という浜の投げ釣りをメインの団体は全国5000人以上の会員を有する。(2代目の会長が「釣りサンデー」小西和人さんである事も有名)
全日本サーフはキス釣りを中心の、浜のいろんな楽しみ方を追及しているが、キスが原点である事には違いない。そんなシロギスの魅力とは?

魚としてはなんとも馬面で魚体が透明というか青・ピンク交じりの美しい色。釣りとしては、数釣りできる魚で子供でも狙えるが最近は宮崎でも数が減ったと感じる。宮崎だと浜が短くなって狙い難くなったとも言える。実は環境で釣果が左右される魚なのかも。浜が綺麗でないと居付かないし、海が澄んでいるほど釣れるのだ。

私は船で狙う数釣りが大好きだ。数釣りできるし大物も釣れる。思いっきりストレスの解消ができる釣りだ。小物竿で狙い竿先がピクピク動くのを見ていても楽しめる。

シロギスの大物記録は36Cm強だったと思う。場所は五島列島のどこかだったな?だけど漁師の知人曰く、網には40Cmを超えるものが入るそうだ。

食べて美味しい魚である。天ぷらは言うに及ばず、新鮮なものは刺身で美味しい。だけどストアーで売られているキスっていまいちだけど、網の中で暴れて旨味が落ちるのかな?



三井グリーンランド

2005年09月24日 | 旅行

旅行というより「お遊び」なんだけど、昨日「三井グリーンランド」に行ってみた。家族サービスというかなんというか。
私の子供達も遊園地で楽しむという年齢でもないのだが雰囲気を味わうためだ。嫁の妹の子供達が小学生なので、この子達のオモリなのだ。
三井グリーンランドの規模は九州では最大だろう。以前私が経験した遊園地としては、豊島園がもっとも大きく、富士急ハイランドが2番目で、3番目がここだけど、先日行った韓国の「ロッテワールド」と比べたら「絶叫マシーン」の数は三井の方が多いだろうな。
だけど、私の年齢ともなると「絶叫マシーン」は全く興味なし。というか怖い。わざわざ自分から恐怖を体験しなくてもよいと思っている。
観覧車には乗ったが6機に1つぐらいの割合で透明カゴがあり、それに乗った。足元が透明なためちょっと怖いが、前を向いていればさほどでもない。それ以上にこの観覧車(写真)はかなり大きい。従って絶景である。遠くに海(有明海)も見える。

ところで暑かった・・・

もう9月も終わりの時期なのになんでここまで暑いんだろう。子供達も暑さで帰宅指示に素直に応じるほどだ。
帰りに高速の「北熊本」パーキングエリア内にある熊本ラーメンを食べた。義妹の情報で美味しいとの事。最近は宮崎でも美味しいラーメン店が多いし、私はそんな情報を聞くと行ってしまう性質のせいか、このラーメンは1事・2事言いたい事もあったが、まあ美味しいほうだろう。

私の自宅からここまでは、車で3時間半。えびのインターチェンジから、菊水までの高速料金が片道3300円。入場料も遊具のフリーパス券を買うと結構な値段なので、まあちょっと遊びに行くという事ではなく、ちょっとした覚悟はいるかも。(金銭的に)往復7時間も帰ったらどっと疲れが生じる距離感ではある。

伊勢エビ料理

2005年09月20日 | 魚料理
伊勢エビ料理といえば刺身と味噌汁だ。
今年のエビ漁は台風の影響でしばらくは海に出られない状態も続いたようだが、出たらまあまあ調子は良いようだ。浜値でキロあたり3500~4000円。一般的な価格はキロ6000~7000円で購入できる。今が一番安いだろうがこれから正月に向けてだんだん高くなっていく。
昨日は知り合いから1匹が500~600g程度の比較的に大きなエビを2匹頂いたので料理してみた。
自分でさばくのは初めてなんだけど、まずは頭と胴体部分をスプーンで切り離し、調理バサミを使って腹側を縦に切って身を取り出した。身の部分は刺身。
頭は真ん中から2つに割り、味噌汁の具とした。
刺身は酢醤油。味噌汁はエビみその味を最大に引き出すべく必要以上の具を入れずネギのみ。伊勢エビの料理としては王道である。
いずれもチョー!!!美味。自分で料理した満足感も加わり幸せ感じた。

台風14号の爪跡(その後)

2005年09月17日 | 雑記
今週は宮崎県のほぼ全域を仕事で回ったので、台風がどれほどの被害を出したのか見せ付けられてショックを受けている。私の記憶に留めておくためにもその状況を書いておこうと思う。

●宮崎市
小松地区(大淀川沿)は床上・床下浸水を被った家が多く、家具類を家の前に出され、追いつかない回収を待ちわびている様子は悲惨だ。冨吉地区という場所もひどい。
更には強盗集団が入りこんでいる噂も聞く。ボランティアに紛れ込んで盗みを働く輩って、人間なんだろうか・・・
●高岡町
ここもひどい。宮崎市からちょっと山手の隣町で、この辺に水が出たから宮崎市の被害は今ほどだが、もしここが大丈夫だったら宮崎市はもっと激しい被害を被った事だろう。宮崎より旧家が多い分被害もひどい気がする。
●山之口町
山崩れで死亡被害者が出たが、崩れた場所は意外と傾斜がなだらかで、なんでこんな場所が崩れるのかという疑問。恐らく水が増して土石流という状態だったのだろう。
●野尻町
今の時期は「彼岸花」が咲き誇る萩之茶屋という場所が山崩れしていた。ここもまさか崩れるとは?という場所だ。
●北方町
町の中心部が氾濫した川の泥水で茶色く感じるほどの激しさ。町役場の1階も水につかりなんとも悲惨な状態が続いているようだ。町を抜けたら川を横切る高千穂鉄道の鉄橋が水の力でもぎ取られていた。これもとんでもない景色。
●五ヶ瀬町
一見被害は少なそうだが、教員住宅などが4棟中3棟が土砂に埋まったとのこと。役場から見える山斜面の家も土砂崩れしていてかなり危険な感じ。

これは私が見たごく一部の様子だが、随分いろんな被害があったことだろう。

被災された方は今でも大変な思いをされている。お悔やみを申し上げたい。

大物よ!いずこ・・・

2005年09月11日 | 釣行記

写真は南郷町にある「港の駅・めいつ」だ。目井津漁港の入り口に最近(今年初めぐらいだったかな?)できた海の幸(物産)販売所および食堂。とくに食堂は人気があり昼食時間は行列ができるほどのようだ。
なぜこんな写真から始まるのかというと「ネタ」がないからである。

今日の釣りもいつもの大島防波堤。

朝8時に出発し、現地到着は10時過ぎ。AN師匠と2人と思ったがKIさんも来られ3人でのバトル。私は前回の仕掛「アームフロート」を再度試したくて同じ場所にした。というか最近はこの場所で満足している。でも台風14号の通過後は海の濁りがひどく、現地も厳しい予感もしていた。
予感は的中で、かなりの濁り。しかも台風の影響で防波堤の一部が決壊している。テトラも少し動いている。防波堤に登るハシゴも消えてなくなっているし港内の電柱も折れている。これも昨年度の経験で予想もしていたが、波が激しかった事がうかがえてゾッとする。よく見たら大島の山斜面も崩れている。ほんとにヒドイ台風だった・・・

撒餌を入れると木っ端メジナはうじゃうじゃと見える。これはアームフロート有利かと思いきや、今日の木っ端君達は活性が高く、普通のドングリウキ・フカセ釣りでもガンガン釣れて手返しが遅い分数では負ける。ならば大物をという気持ちもあるが、今日はアームフロートで釣れるのはいつもより小さめが多い気がする。
海全体が木っ端の群れに囲まれているような気がした。なにをやっても他の魚も大物も釣れない。メジナだけはずっと釣れ続けたが最近は30Cm弱は持ち帰らないので、結果的にはボウズである。実はデジカメを忘れていて、トウゴロウイワシ・ツマジロモンガラも辛うじて釣れたのだが、撮影できなかった。

釣りを終えて、写真の「めいつ」に寄ってみた。新鮮そうなカツオ・キハダマグロの身が売っていたが、私は瓶詰めされた「ウニしぶき※イカ入り」という代物を調達。先ほど食べたが、これは想像通りの味。とっても美味しかった。


場所 南郷町・大島防波堤 対象魚【狙ったお魚】 メジナ・シマアジ
同行者 AN師匠・KIさん 仕掛 フカセ釣り他
潮況(データ) ◆天気(曇り)
◆潮(小潮)
◆釣行時間(AM10:30~PM4:00)
◆濁りがひどく、わずかなウネリもあり釣りづらかった
釣れた魚 木っ端メジナ(クロメジナ幼魚10~25Cm)いっぱい
イスズミ・トウゴロウイワシ・ツマジロモンガラなどの外道



台風14号の爪跡

2005年09月09日 | 雑記
台風通過から3日経過するが、やはり激しかった事を垣間見ることしばしばだ。

紹介すると
●台風の日は風が納まったタイミングで車で様子を見に行ったが、近所で道路が冠水している場所が何箇所もあり町を抜け出せなかった。
●コンビニに物資が入らず、食料品が絶えていた。(惣菜・パンやペットボトルの水)
●貯水場が冠水して水が止まった。(翌日の夕方まで)
●翌日出勤しようとしたら、まず橋周辺の信号が止まっていて交通渋滞。
●道路が川から流れ出した流木などでふさがれ、通行止めとなっていた場所が数箇所
●床上まで浸水した家が無残な姿だった。タンスなどを運び出していた。
●山手(都城市・小林市)の町が土砂崩れでまともに行けない。通常1時間程度の場所が迂回して4~5時間かかる。またその道しかなく渋滞する。

いまだに不便な思いをされている方が多い状態だ。そんな私はほとんど被害を被らず幸いだったが、直ぐに何がしかで被害者と成りえるもんだと感じた。

自然は偉大で怖い・・・・

台風14号真っ只中

2005年09月06日 | 雑記
宮崎では現在暴風圏内真っ只中という状況だが、まだ停電にはなっていない。今回の台風は久しぶりに恐怖を感じている。
近くの宮崎市の大淀川河口北側で避難指示がでている。知り合いも多く住んでいるので心配である。もうすぐ堤防が決壊しそうな勢いだ。
AM6時現在、中心部がもうすぐ鹿児島県枕崎西に上陸のよう。九州の8割程度が暴風圏内に入っている。
波の予報が14mとなっている。波高を意識しだした6年ほど前から聞いた事がある最高の高さである。

ほんとに怖い。時々暴風の影響で家がきしむ音がする。宮崎ではけが人も4人出ているみたい。昨日は竜巻が発生して屋根が吹き飛んだ家もあるみたいだ。