「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

政治混沌

2009年06月23日 | 雑記
先週末、私の出身地のえびの市長が逮捕というのはYAHOOのトピックス(トップ画面)となり、その後、新聞にて詳細を知ったのだが、入札価格(最低価格)を事前に業者に連絡していたというものだった。

えびの市の宮崎市長は私が子供の頃は薬屋のおっちゃんで、小さな薬屋だったけどとても温厚な印象がある。
私は薬を買うと引かせてくれるクジを目当てに通った思い出があるが、たぶん年末企画だったんだと思う。パンダの形をしたラジオが最初に当たって、マイラジオなるものを持ったのも初めてだったけど、そのクジを引きたくてお袋に何かないかとおねだりして、1週間の内に3~4回薬屋に行った。
もちろんラジオは最初の1回だけだったけど、市長は快く相手してくれた。そんな気の良いおっちゃんだったと思う。たぶん小学校3年生だったな。

市長になって交流もないし、もちろんそんな事を覚えてくれてるわけもないのだが、私は覚えているわけで、そんな事から応援していた。

まあ政治の世界はよく判らんのだが、悪いこととは思うけど氷山の一角だろう。きっと世の中の多くの政治家が大小別にしてやっている話だと思う。まあこの調査から賄賂のような事が発覚すれば、それはもう有罪で仕方なしなけど。
こんな記事がでると、よっぽど恨んでいる人がいて、情報をリークしたんだろうなと思う。
つまり行為自体はもちろん犯罪なんだけど、人から恨まれるような事をしたのがこの市長の不幸に繋がったと思うわけだ。

肝心のえびの市はというと、事件発覚の翌日、市役所に所要で行ったのだが案外落ち着いていて、ある部署で話などしたのだが、まったく噂や事前調査など無かったそうで、新聞で事を知ったと言うぐらいで、かなり突然だったそうだ。
それでも仕事が変わるわけではなく、とにかく部署々ではたんたんと事を進めるわけで、今後市長が自分で辞職するのか、臨時議会で罷免となるのかは来週ぐらいには結論が出ることだろう。

さて今週の宮崎の話題はもっぱら東国原知事の事で、この知事の認識は県内と県外で大きく違う気がする。
宮崎県人にとっては「なかなかの人」なのだが、県外の人からは相変わらず「芸人」だ。宮崎県人はすでにこの人を芸人と思っている方はいないと思うほど2年半で県政を牽引されてきた。

そんな知事が全国区にて、「自民党党首」として・・・などと言ってしまうのが奇抜というか面白いというか知事らしいのだが、それに対する意見がまた面白い。
政治も良く判らん私のような一般(以下かもしれないけど)宮崎県民の見解としては、まあ知事の思想というのは率直にテレビなどで発言している通りで、国政での立場なら、自民党を改革する気持ちだろうし、実現するなら党首としてでないと、ただの国会議員としては理想の実現は出来ないと言う思いなんだろう。
そしてそれを聞いた自民党の面々は馬鹿にされたような気分なのかも知れないけど、それは私的にはいささか心地よいわけで、馬鹿にしてるというより、よくぞ問題提議してくれたという感じだ。改革するにはそれぐらいの事が必要だと思う。

時間が無くなったので、もっと書きたい気分なのだが、何かと将来に不安を感じる今の政治だ。

喜界島にいくためには。

2009年06月20日 | 釣り話題
WEB魚図鑑にて私が提案した喜界島オフ会について、数名の方から賛同を頂いて、まだまだ先の話だがぜひ実現したいと思っている。ただゆっくりと考える時間がなかったのだが、今日はPCに向かう間があるので、ちょっとこの場で記録し考えてみたいと思っている。

喜界島というのは↓



鹿児島県大島郡喜界町ということで人口が約11000人。

私は仕事関連で知り合いがいて話を聞くので行きたい気持ちが強まっているが、喜界島ホームページを見ても島全体がサンゴ礁リーフに覆われているようで、石垣島を彷彿させる。(写真のイメージだと)
こんな場所だと、珍しい熱帯魚がわんさかと集まっているのではないかという期待があるし、写真の通り、奄美大島の東に位置しているので潮通りもよくて魚も多いのではと思ったりする。

さて日程だが、定かではないものの来年の5月の連休は1日(土)~9日(日)となるのか、1~5日ぐらいなのか・・・

そうすると1日に出発して2泊もしくは3泊できれば良いのかなと思う。できれば3泊だな。そうすると1~4日。

交通アクセスは飛行機と船があり、

まず船情報では
行き:鹿児島港からPM5時半発→翌日AM5:05分着
・・・で気がついた事は・・・土・日の便がないじゃん。つまり金曜夜か月曜夜出発の必要があるわけで・・・もし連休が長ければ3日出発し6日着だろうか。要検討。
帰り:喜界島を夜9時10分発→翌日9時50分着。

こうなると、具体的な案としては、
4月30日金曜日の夜に鹿児島港を出発する(その為には仕事を早上がり?)
1日はどっぷり遊び、そして宿
2日めもどっぷり遊び、泊まる。
3日め夜にフェリーに乗って翌4日に鹿児島。

う~ん。家族に怒られそうだが・・・夢があるな。

料金は片道2等級で8800円なので往復17600円。
車を持っていくとなると往復で10万ぐらい掛かりそうなので無理か。そうなると手荷物をまとめないとな。

ちなみに飛行機もあるが、鹿児島から朝の1便に帰りは昼ぐらいで、往復で44200円・・・ちょっときついかも。

宿泊および飲食を1日1万とすると、まあ安く見ても3万ぐらいは必要だろうし、船と合わせ約5万程度か。

宿の良しあしもあると思うが、できれば民宿のような場所で、目の前が海で、外でバーベキューなんてできる環境が望ましいので、その辺はこれから調べてみたいと思う。

喜界島貯蓄なんてのも始めようかな。

娘・・・がんばる

2009年06月20日 | 雑記
2人の娘たちはがんばっている。だから親父もがんばらねばと思う次第だ。

最近の嬉しい出来事だが、下の娘が東諸県郡歯科医師会主催の「歯の健康フェスティバル2009」という催しにおいてポスターを出展し、最優秀賞だったそうで、直接は絵を見てないけど写真で見た限りなかなかの出来栄えなのかな?と親ばかではあるが喜びを噛みしめているし、何度か褒めている。親としては最大に褒め讃えることが役割かと思ってもいるが理屈抜きに嬉しい。

上の娘は専門学校生で、今春に2年の過程を終えるや、その上位の技術を習得すべく、あと1年別学校に通い出したのだが、この学校は学生だけではなく、すでに実務を行われている面々も通っているそうで、夜間部もあり、そんな社会人との交流の中でぐんぐんと成人の道を歩み出している。
そして、恐ろしいほどの課題が与えられる中で、深夜にも及ぶ作業を寝る間を惜しんでこなしている姿があり、昨日などは明け方5時過ぎに帰ってきた。聞くと、レポート提出のためにジョイフルにて作業していたそうで、途中で寝たから大丈夫などと言ってたけど、がんばりすぎで体を崩さないか心配なぐらいだ。

頑張れと言う言葉はプレッシャーになるのではという不安をいつも思っていて、それは職場でも一緒なのだが、私自身はとてもプレッシャーに弱いと思っているので、私が声を掛けられたらどんな言葉が嬉しいのかと考えたりするが、その時適切な言葉というのは中々出ないもので、昨日は「無理すんなよ」ぐらいだったけど、とにかくだんだん頼もしくなっている。

私も悩みも多いけど、目標に向かって邁進せねば。

ゴルフと釣りと体調不良と

2009年06月20日 | 雑記
一週間の間に2日の休みがある場合、というか土・日曜は普通休みなのだが、1日をゴルフに費やし、1日を釣りというのが理想だ。
しかし最近はこのスケジュールだと相当に体がだるい。休みと言うからには体を休める必要がある年齢なんだと思う。

先週はそんな土日を過ごした結果なのか、はたまた仕事で長距離の運転を繰り返したからか、昨日昼から「どん」とした倦怠感。辛くて何もできないというぐらいで、予定もあったので何とか出向いて作業したが、とにかく突然訪れる肩の痛さと熱っぽさとダルさ。

2年ほど前から、年に2~3度(2~3日)はこんな日があるのだが、今年は2回目で、1回目はそこから肩の痛さが約1か月ほど続いた。どうもリンパが腫れあがったようで、この痛さと倦怠感のために1日は休んだし病院にも行ったけど、はっきりした原因はつかめなかった。

ただ、この話を身近な同年齢の面々にすると、私も・私もと言うことになり、皆こんな苦しみを背負って生きてるんかいなという感じだが、辛さ・痛さというのは単位があるわけではないので、各々の状況は計り知れない。

私の場合は生死に係わるほどとは思っていないけど、なんだか突然死というのが頭をよぎる。そんな話も聞くし、つい2日前にも、娘の高校の体育教師が自宅で突然死だったようで、年齢は私より若干若かったらしい。娘に諭されたけど、その先生はヘビースモーカーだったそうで、お父さんタバコ辞めたら?・・・と・・・
そうねぇ。何で辞める気がないんだろう。返事もできずに、頭では自問自答していたりするのだが、こんな倦怠感があると、やはりタバコが良くないのかなと思う。

最近、ゴルフはいつものペースで先週・先々週とコンペに参加している。先週はスコア96で先々週は100だったかな?
先々週は総勢60名弱の大きな大会で、ダブルペリア形式で8位だったけど、まさか3桁のスコアでこの位置というのはちょっと驚きというか、皆叩いているなぁというコンペだった。先週は22名中の中間ぐらい。
詳細をブログに書こうと思いながら、その日はぐったりで記録できないまま日が流れてしまう。良くも悪くもないぐらいのスコアなので正直思い出すことが少ないのだが、先々週は10打・11打があった割にはよく100で納まったなという感じで、先週の場合は後半の9ホールの中で1バーディ・2パー・5ボギーだけど1ホールのみ痛恨の10で、結果はハーフ47。ゴルフはタラレバだけど、10打が半分の5打なら42。これが2回続けばゆうに80台なんだけどな。

体調不良の話から突然ゴルフの事になったけど、最近のゴルフは、肩痛に加えて腕の痛さをずっと引きずったままで、更には上記の如く体調不良と言うことが間々ありいい結果を出せる気が最初からしない。
たいがい最初の1打目に左腕に違和感を感じていて、そのままドライバーショットが不安定になる。ラウンド途中から昨日昼から感じているような倦怠感もある事が増えた。
こんなゴルフだから面白みに欠ける。かと言って行きたくもないというほどではない。

釣りについては魚種を集めるという明確な目的があるので行きたいばかりだ。
ただ、ゴルフ同様に腕の痛さが致命的で、今現在も1Kg程度の荷物を右手なら難なくまっすぐ腕を伸ばしたまま持てるのだが左だと痛くて持てない。
つまり竿を持てないしゴルフクラブも片手(左手)ではきつい。
ゴルフのリードも左で釣りも構えているのは左なので、酷使された結果なのかもと思っている。
ただ釣りについては倦怠感というのはない。だるければ寝てしまえる環境だ。

今週はゴルフは休み。
釣りは・・・明日行けるかどうか。
もし誘って頂けるなら日向に行こうと思うし、いつもの大島にも行ってみたい。
ただ今夜は飲み会予定があるので、どの具合次第で明日はゆっくりかも知れない。
ちなみに今日は娘の学校に行く用事あり。

連休にどちらもせずに翌週突入というのは・・・ちょっと悲しい。

タコ

2009年06月19日 | 釣り話題


「タコ」とGoogleって見ると、上位1番はWikiPediaで、まずはこれで学習。

軟体動物門 頭足綱 八腕形上目 タコ目で英語だとOctopus(オクトパス)
これは基礎知識だけど、興味ある記載としては

○寿命は短く(2~3年)、卵の管理が難しく養殖はまだ成功していない。
○記憶力が良くて、2年ほどは色・形状を覚えている。
○タコの墨はイカと比べてうま味成分が強いが、粘性が低く水に溶けやすい、墨汁嚢が取り出しにくい、ということで加工がしにく料理には適さない。
○外敵に襲われた時、捉えられた足を切り放して逃げることができる。
○8本足だけど96本足のタコが捕獲されたことがあるそうだ。足が切れて2つに分かれて再生することがあるらしい。

タコの種類だが、一般的にタコと言われるのは「マダコ」を指す。
しかし、このマダコは漁獲量がだんだん減っていて、最近は「アフリカ産」などが流通しているけどその種類は定かではないようで、極めてマダコに似ているというか近い種であるらしい。タコの分類(学問)というのはまだまだ発展途上のようだ。

ではマダコ以外だと、よく名を聞くのが「ミズダコ」「イイダコ」などだが、
「ミズダコ」はかなり大きくなる種で、最大では足を広げると3m以上にもなる。
食用にされるがマダコより味は落ちると言われる。東北・北海道だと大抵はタコと言えばミズダコなんだそうだ。
いつも釣りに行く大島にて、タコ突き漁師が大きなタコを多く捕えているが、これも2種類あるようで、マダコかミズダコの違いだろう。大きい方が美味しくないと言われる。
「イイダコ」は浅い海に生息する小型のタコで、釣りの対象としてタコテンヤなる仕掛けにて釣れる。大きくても30Cm程度。

一般的に大きいのが釣れたら「タコ」で、小さいと「イイダコ」という言われ方をするので、写真のタコは何だと言われると微妙な大きさだったけどイイダコになってしまう。
ところが専門的に見たら眼状斑が無いということでイイダコにはならないらしい。一応「スナダコ」と言う判断をしてもらっている。

先日の船キス釣りではタコが乗ってくる機会が多く、私も1匹は釣れたのでググッと興味が湧いて、また狙って釣ってみたいと思い、そんな仕掛けも準備しているのだが次回の船釣りがいつになるやらで、すでに梅雨入りしているので土・日微妙。

魚も楽しいのだが、食べるならタコ・イカが美味しいので、それが釣れるならそれでもよい。
タコの食べ方だけど、先日釣れたタコは、まずタコ墨をよく洗い落し、内臓を採り出してから塩で揉んで、ヌルみを取る。あとは湯がいて刺身にした。
タコには酢味噌が合うだろうと、味噌・みりん・酢・砂糖で作ってみたが、微妙な味(まずくはないが市販のものが美味しいような)
タコ自体は美味しかった。家族はみな食事は終わっていたので1人で1匹食べたけど(さほど大きくなかったので)飽きる事もなく食べることができた。いい食材だ。

キス釣りの面白さ

2009年06月16日 | 釣行記


出発前に運転席前に写真のようなシール(WEB魚図鑑)を張り付けられたこの船は、なんとも100槽以上は並んでいそうな個人艇の中でもとても目立った存在になった。保有者のJUNさんのこだわりは私の想像を超えるもので、投資された費用も半端ではないと思うが、今回は自作にてシールを作成され、私も頂いてクーラーボックスに張り付けた。

このシールには、写真では判りずらいが「Reseacrh Bort FUMIMARU」というサブタイトルが刻まれていて、今後は色んな魚種を確保するという意志がガッツリと伝わってくるのだ。

そんなこの船での2回目の釣行。

メンバーは今回、JUNさんが連れてこられた某テレビ局プロデューサーさんと流星号さんの4人で、この釣りの良さってのんびり感の中でも時々はドラマチックな出来事があり、係留場所が日向と遠いものの、その道中の会話も面白く接待には最適なのかも知れないと思った。(今回が接待ということではなく、JUNの楽しい遊び仲間の1人と言うことなんだけど)

釣りはいつもの場所を流すが、まったくではないものの調子が悪い。船を風に任せて釣るので、魚のコンディション次第で釣果が変わるのだが、今回は開始時刻がAM7時半ぐらいからで、ベスト時刻。潮も満潮に近いので雰囲気的には爆釣の予感だったのだが。

何か所かを移動したが、ポツン・ポツンと釣れる程度で、1匹1匹はかなり大きいのだがまとまらない。
門川湾まで足を延ばすと、突然風向きが変わり、しかも強くなったが、そのタイミングで割りと引きの強いモワッとした当りが続いた。
これはタコで、皆で5匹釣りあげたが、逃したのはその倍ぐらい。専用の仕掛けでもないのでなかなかハリ掛かりしない。タコの種類はスナダコと言われるものらしい。私も1匹釣れ自宅に持ち帰ったが、かなり美味だった。

キスがダメならタコでも何でも良いというのがこの船釣りの醍醐味で、帰りに釣具店に寄って、次回のためにタコ仕掛けを皆購入した。恐らく次回、タコ・タコといいながら真っ先にそのポイントに向かうに違いない。

自宅にてキスの数を数えると、少ないとは思っていたけど20匹以上だった。これは満足というか腸や鱗を処理するには多すぎる数で、もっと的を絞り適量釣れたら別の遊びを考えるべきだと思ったり。

感動の対面(大島の釣り)

2009年06月09日 | 釣行記


WEBさかな図鑑に出入りしだして、もう7~8年経過しているのかも知れないが、私の立ち位置というのは微妙で、プロデューサーのJUNさんはどっぷりと知り合いだし、旧家村にて運営スタッフと膝を合わせてのヘビーな会話もしながらも、私自身はスタッフではないのだが、なぜ参加しないというと魚の同定ができるほどの知識がないから。

それでも不定期にBBSに書き込みなどしているので、何となく、ほぼ毎日書き込みをチェックしているし、先日はスタッフでもないのにオフ会の呼びかけなどしてしまった。
企画としては、来年の話になってしまうが、5月の連休ぐらいに鹿児島県喜界島に集まろうというもので、これには意外や多くの反応があって、ぜひ実現しようと思っている。

前置きが長くなったが、先週日曜日。そのBBS内でも仲間というか交流が深い「マリトコ」さんが宮崎に来られ、一緒に釣りをした。
きっかけはマリトコさんのメールで、先週始めに訪問予定の連絡を頂いた。
ちなみに彼は近畿から来られ、日頃は和歌山・三重県あたりがフィールドの釣人だ。なぜに遠路宮崎の地まで来られたのかというと、微妙に私がきっかけでもあるようで、「WEBさかな図鑑」に投稿している私の魚が、日南市大島撮影のものが多くて興味を持って頂いてたようだ。
もう1つの理由は4月からの高速道路の土日割引の利用で、近畿からでも往復2000円なので、もちろんガソリン代は相応にかかるけど、今までと比べたら3分の1ぐらいのコストで済むのではないかと思う。

初対面なのできちんと挨拶ができるかすらが微妙に緊張したが、待ち合わせの定期船の場所には約束の時刻(AM7時半)の30分前には到着し、近畿ナンバーの車を探すが判らない。
船付で海を覗いている男性がいて、恐らく彼かと思うが声を掛けづらくて、しばし見ていたら寄ってこられて向こうから話かけられた。感動の対面。思っていた会話はできず握手などしようと思っていたのに何となくつきなみな挨拶。それでも感極まる。

珍しく釣人が多くて、いつもの釣座は確保できなかったが、まあ何処でも釣りは可能でマリトコさんは防波堤手前、私は中間ぐらいで釣り開始。
私はいつものフカセ釣りで開始したが、彼は投げ釣り。岩場でもあるので大丈夫なのか不安だったけど、最初からお互いに魚名が判らない魚を釣り上げられた。


最初の写真はマリトコさんの姿で、この魚の撮影を開始された様子だ。
ちなみにWEBさかな図鑑の中でも彼の写真は極めて美しい。これは撮影の状態がしっかりしている事に他ならないが、とにかく魚を綺麗に写すというこだわりだ。

参考までにマリトコさんの写真は→MY図鑑「マリトコさん

写真の魚は便乗して私が写させてもらったもので、魚名は「タコベラ」のようだ。
ところがこの魚はお互いに釣った事もなく現場では魚名は不明。
会話の中で、マリトコさんの魚の知識に触れたが、かなり出来る!という印象で、ポンポンと色んな魚の名が出てくる。ちなみに写真の魚の判断としては、ブダイの幼魚では?という話とか、モチノウオ系統かもとの話だったり、とにかく感覚的には基準が一致しており楽しい。釣場でこんな会話ができるのは、ある意味魚ヲタクと言うべきかも知れないが、とにかく魚をきちんと同定するという事がこだわりなのだ。

写真撮影についても、白いボードの上で、活きの良い内に鰭をキチンと立てた魚撮影を目指す。撮影にあたっては水汲みバケツやタオルを準備して、カメラが濡れないように注意しながらも、魚を突いて鰭を立てさせる。
元気がなくなれば一度バケツに魚を戻して回復を待ったりする。
根気よく、ベストショットを追及するのだが、私の場合は結構いい加減で、「こんなもんか」と言う感覚が強いけど、マリトコさんはきちんとされていた。

釣り場の様子だが、最初から微妙な印象で、防波堤の内側は連日の雨のせいかかなり濁っていた。そして構えた表の釣座はだんだん潮の流れが速くなって釣りづらい。
そんな中でも魚種としては、写真に残せたものは5~6種にはなり、宮崎ならではという魚も混じったので良しという感じ。満足頂いたかは微妙だけど、私自身が楽しいと感じたなら、それは一緒かも。

ちなみに姿見できた魚種は以下の通り

○タコベラ(写真の魚)
〇アカササノハベラ
○クロメジナ(若魚)
○メジナ
○テンジクスズメダイ
○アイゴ(これが一番多く、わずらわしい状態)
○ホシザヨリ
○ノトイスズミ
○ヤマトカマス
○マアジ(子)
○カゴカキダイ
○ハタタテダイ
○ヤマブキベラ
○ツマジロモンガラ
○ギンユゴイ
○ホオアカクチビ