田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

夜叉猫

2017年09月25日 | 日記
「もう少し曲のバリエーションに幅を持たせたい…」
という思いが常にあります。

それで2017年に入ってから『第三木曜部』にて、
月に1曲新曲を発表することに取り組んでいます。
そんな取り組みの中で感じるのは、
曲数が増えてもバリエーションが広がるとは限らない…ということですね。
曲作りもなかなか簡単ではありません。

しかし何事もまずは実行することが大切。
新曲作りに励んでいる間に少しずつですが、
新境地も開けつつあります(^-^)

9/3ワンマンの数日前に曲の輪郭が出来て、
9/9赤と黒の遊園地2にて初めて歌わせて頂いて、
9/21『第三木曜部』でも歌いました。

またいずれ音源もUPしたいです。
とりあえず歌詞だけですが、どうぞご覧くださいませ。

歌詞だけでも、
今までの僕の作風と少し変わっていることがお分かり頂けるかも知れません♪



夜叉猫 作詞作曲 田中悟

私の前をあなたが      
いつも歩く夢を見るの
追いかけたくて走ったら
足がもつれて目が覚めた

そんなこと真面目な顔で
お前に言われたら
馬鹿な俺だから
まんざらでもない気分になっちまう

どちらかと言えば私
冷たくされるのが好きで
あなたの妙な優しさに
うんざりとした気分なの

そんなこと甘えた声で
急に言われたら
馬鹿な俺だから
こんがらがって解けなくなる

月の明かりに
浮かぶお前の
影は野良猫の形
こっちを見てる 

月の明かりに
泪隠しては
悪戯な顔で俺の
言い訳を盗む
夜叉猫

私の世界の中には
私のルールしかないの
私の心の鍵は
渡したくないの誰にも

そんなこと寂しそうに
そっとつぶやけば
馬鹿な俺だから
野暮に抱きしめたくなる

月の明かりに
映ろう雲が
我侭華奢な黒猫の
爪跡みたいだ

月の明かりに
浮かぶお前の
影は野良猫の形
屋根裏を散歩する
夜叉猫

気まぐれに踊る
夜叉猫


田中悟
コメント
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