「EDEN from you」・・・ASローマ+鹿島アントラーズ

鹿島3連覇へ、ローマ来季に期待!!youの辛口ブログ

X JAPAN ライヴは全日程参戦

2008-02-29 18:28:21 | 蹴日記
ヨシキは倒れない様にトレーニングしてるみたいですね!
ってこっちはこっちで首筋肉痛になる覚悟は十分に出来てますので、ぜひ壊れたライヴにしてもらいたいです。スーツ参戦日がありそうなんですが気にせず頭振るしかない!!

セリエA25節 インテルvsローマ

2008-02-28 07:59:53 | ASローマ コラム
インテル1‐1ローマ

ローマGOAL:トッティ

GKドニ7、0
最高のセービングで87分間、ゴールに鍵をかけていた。
DFメクセス5、0
退場で試合をわからなくしてしまった。守備で奮闘していただけに残念すぎる。
DFフェラーリ6、0
久し振りに充実したパフォーマンスを見せた。
DFカセッティ6、0
激しい運動量でピッチを駆け回った。守備も及第点。
DFトネット6、5
アシストのクロスは絶品。守備でマイコンに手を焼いたが奮闘した。
MFピサロ5、5
細かいミスが続き、らしくない流れが押し寄せている。
MFデロッシ6、5
落ち着いたボール回しで中盤の底を支えた。守備のハードマークも効いていた。
MFヴチニッチ6、0
決定的なシーンを創るなど、かなり充実したパフォーマンス。調子を上げている。
MFタッディ6、0
テクニカルなドリブルでゴールに迫った。決定機の場面は枠にいきたい。
MFペロッタ6、5
豊富な運動量でローマを支えた。攻守で翻走した。
FWトッティ7、0
パーフェクトな左足ボレー。完璧なフォーム、バランス、コースで突き刺した。
ベンチ
MFアクィラーニ6、0
あの決定機を決めていれば試合は終わっていた。悔やまれるシュートを外した。
MFジュリ‐‐
DFファン‐‐

80分過ぎにメクセスがピッチ外で警告、その直後にクレスポのシュミレーションによって退場してしまう。これまで交代枠終了後の怪我により、一枚優勢だったローマが退場で10対10になるまでのインテルは完全に戦意を失っていたが、これが全ての崩壊の始まりだった。すぐさまファンを投入して守備を固めたローマだったが、87分のサネッティのゴールで全てが台無しになった。
ローマとしては勝たなければならなかった、怪我人を抱えてベストには程遠いチームで闘うインテルに勝てないとしたらいつ勝てるのかという疑問に行き着く内容だった。動きの量も質をも上回って、最後に引き分けにされ、勝ち点差9のままというのは限り無く負けに近い悲劇だ。

セリエA24節 ローマvsフィオ

2008-02-27 21:38:34 | ASローマ コラム
セリエA24節 ローマvsフィオ

ローマGOAL:シシーニョ

MGスパレッティ6、0
GKドニ6、5
DFフェラーリ5、5・メクセス6、5・トネット6、0・シシーニョ6、5
MFアクィラーニ6、5(ピサロ‐‐)・デロッシ6、0・タッディ6、5(ペロッタ‐‐)・ジュリ6、0・ブチニッチ6、0(カセッティ6、0)
FWトッティ6、0

MVPはシシーニョ、守備の懸念によりレアル戦に起用されず、思わず移籍願望を覗かせてしまったが、この日はモチベーションMAXで試合開始から飛ばして、中盤のタッディを追い越しまくっていた。そのシシーニョがゴール前の混戦を押し込んで先制し、この得点を守り切りローマが大きな勝ち点3を手にした。
ただそれまでの道のりはなだらかではなく、セットプレイでの不安定さから何本か決定的なシーンを作られた他、ムトゥにあわやというシーンを作られた。そのムトゥが負傷で去ったのはローマが勝ち点3を取る上で重要な事件であった。更には好調ビエリのらしいシュートもドニのスーパーセーブにより難を逃れていた。試合内容だけを見れば勝者に相応しいのはフィオだったのかもしれない。

UEFA CL アーセナルVSミラン リバプールVSインテル

2008-02-22 21:53:00 | UEFAチャンピオンズリーグ
アーセナル0‐0ミラン

ミラン寸評
GKカラッチ6、5
DFネスタ6、0(ヤンクロフスキ6、0)・カラーゼ6、5・マルディーニ6、5・オッド6、0
MFピルロ5、5・アンブロジーニ6、5(エメルソン‐‐)・ガットゥーゾ6、5・カカ6、0・セードルフ5、5
FWパト6、0(ジラルディーノ6、0)

4‐5‐1の布陣でアーセナルの早いテンポのサッカーに引いて対応するのかと思ったが、あえて引かずにパトを中心に激しく前線からプレッシャーをかけていった。その証拠に試合が停滞する事もなく、むしろ落ち着きなく絶えずボールが動くような展開になっていた。 前にこのblogの記事でプレイテンポについて書いたが、ミランは遅いテンポのチームだとあげた。それは間違いないとは思うけど、アーセナル戦なんかを見てるとやろうと思えば早いテンポでも全然やれるんだなと思った。 前掛かりにプレッシャーをかけると必然的に生まれるスペースでスピードで勝負される局面に遭遇する。実際にアデバヨールなんかがかなり仕掛けて来ていたがやカラーゼやマルディーニは本当によくマークしていた。 相手カウンターで守備の枚数が足りない場面でオッドが逆サイドから自分のマークを捨ててまでカバーし、なんとか苦難を乗り切ったというシーンなんかも見応え抜群だった。フレブが徹底的にピルロを潰しに来てたので、ミラン特有の攻撃を仕掛けていけなかったので、一つ飛ばして縦に入れざるを得なかったともいえるかもしれない。時間と共
にピルロは見るからに消耗して、守備でのカバーリング、軽さ等が目立つ様になっていた。それをカバーする為に代わりに走って頑張ったアンブロジーニが疲労で交代されたのも、そういう背景があったのである。 攻撃面ではカカ、セードルフ、パトの3人による個人技での勝負になった。カカはやはり枚数を付けて守られるので、DFを引きつけてパトを使うというシーンが目立っていた。貰うパトはこれでもかと言わんばかりの積極的なドリブルで仕掛けて勝負していた。ゴールはなかったがその姿勢は評価に値し、またスケールのでかさを表していた。このドローで手にしたアドバンテージはやはり果てしなく大きい。スクデットを諦めたミランが連覇へ向けてエンジンをかけた。

リバプール2‐0インテル

インテル寸評
GKセーザル7、0
DFマテラッツィ5、0・コルドバ6、5(ブルディッソ‐‐)・キブ6、5・マイコン6、0
MFサネッティ6、0・マクスウェル5、5・カンビアッソ6、0・スタンコビッチ6、0
FWクルス5、5(ビエラ5、0)・イブラヒモビッチ5、5

まず審判がマテラッツィを退場させてから、更に守備に気を使う様になり、激しく興味を削いだ試合になったということは言うまでもない。
それでも総合力の高いインテルはキブをセンターに、マクスウェルを左サイドに配置したフォーメーションに変えたが、ツートップは維持してせめてものカウンターにチャンスを見いだそうという狙いを撤回し、サイドバックが攻め上がるのも皆無というくらいまでに攻撃参加を避けて守備偏重になった。
この試合一番のターニングポイントはクルスに代えてビエラを投入した場面。74分という微妙な時間で守りを固めるのを決意。逆にリバプールはバベルやクラウチを投入して攻勢を強める。そのクラウチが立て続けにゴールに迫るがセーザルは神懸かりなセービングでピンチを切り抜ける。好調なクラウチとは対照的に怪我明けのビエラはパスミスを連発し、完璧に裏目に出てしまうばかりか、決定的なミスから決定的シーンを創出されてしまった。
試合が動き出す終了間際、負傷でこれまで気迫で守ってきたコルドバが負傷したりして、不運もあり、カイトに土壇場でゴールを破られてしまう。 痛恨のゴールでこれまでの努力が流れてしまった、しかし悲劇は終わらない、ロスタイムにジェラードにぶち抜かれて2点のビハインド。黄金期を迎えるインテルはこのまま終わってしまうのか?

UEFA CL BEST16 ローマ2‐1レアル

2008-02-21 01:42:05 | ASローマ コラム
ローマ2‐1レアル

ローマゴールズ:ピサロ、マンシーニ

MGスパレッティ6、0
見事逆転逃げ切りに成功。パヌッチの交替がすごいよかった。
GKドニ6、0
失点シーンは仕方ない。危なげなく緊迫したシーンを乗り切った。
DFパヌッチ5、0
対面するロッペンに手を焼いた。失点もそこからやられた。
DFメクセス6、5
いい形のインターセプトから逆転ゴールへの起点になるパスを供給。簡単に逃げすぎた場面もあったがハイパフォーマンス。
DFファン5、5
怪我の影響か途中交替したが、それまで随所に得意なタックルを見せていた。
DFカセッティ5、5
労を惜しまぬ多大な運動量でチームを助けた。
MFピサロ6、5
同点ゴールは値千金だったが細かいミスが少なくなく、危険な位置でもボールを失っていた。
MFデロッシ6、0
守備に追われたが忍耐強く踏ん張った。
MFペロッタ6、0
普段より深く入っていたので、その分攻撃参加が遅れて前線が完全に孤立してしまった。
MFマンシーニ7、0
文句なしの動きだしのタイミングでトッティのパスを引き出した。
MFジュリ6、5
ボールタッチこそ少なかったが確実に変化をもたらしていた。
FWトッティ6、5
発熱に耐えながらのプレイは流石、その甲斐ありのアシストを記録。
ベンチ
DFトネット‐‐
MFアクィラーニ‐‐
DFフェラーリ‐‐

試合はいきなりレアルの先制から始まる。ローマはなかなかいい形を作れない中で同点ゴールが生まれた。その後お互い譲らない接戦になったが、試合を動かしたのはメクセス→トッティ→マンシーニというシンプルなシーンであった。
ロッペンと対面するパヌッチは、このドリブラーに苦戦した。このパヌッチのサイドを崩されてのクロスという形で失点してしまった。それを修正する監督のトネット投入は効いたはずだったが。なぜか一番脅威になっていたロッペンを交代させてくれたのでローマとしてはラッキーだった、 逆転勝ちで勝利したが、アウェーゴールを奪われたのは不覚だった。まあベルナベウでもローマが勝てばいい、ただそれだけの話だけど。

セリエA23節 ユベントス1‐0ローマ

2008-02-18 18:40:36 | ASローマ コラム
ユベントス1‐0ローマ

GOAL:デルピエロ

ユベントス
GKブッフォン6、5
DFレグロッタリエ6、0
DFキエリーニ6、0
DFモリナーロ6、5
DFゼビナ5、5
MFザネッティ6、0
MFカモラネージ6、5
MFネドベド6、5
FWイアクィンタ6、5
FWトレセゲ5、0
FWデルピエロ7、0

ローマ
MGスパレッティ6、0
交代のタイミングも悪く、モチベーションの高い若手を上手く起用出来ず。
GKドニ6、0
難しいシュートをいくつか防いだ。なかなかの高パフォーマンス。
DFメクセス5、5
失点に繋がるファウルは仕方ない。安定したプレイが出来ていた。
DFフェラーリ4、5
ミスを多発し不安定な守備に終始。
DFカセッティ5、5
気合いを感じるプレイを見せていたが結果は出せず。
DFトネット5、0
気力を感じない中途半端なプレイに終始していた。モチベーションにまず問題を抱えた。
MFピサロ5、0
らしくないミスを多発。気合いは入ってただけに残念だった。
MFデロッシ6、0
豪快なミドルでゴールに迫ったが、ゴールには結び付かなかった。
MFペロッタ5、5
激しい運動量でチャンスに絡んだが、いまひとつ。
MFタッディ5、5
モリナーロと激しいバトルを繰り広げたが、ハードなタックルに苦しんだ。
MFマンシーニ6、0
最もゴールに近づいた。ドリブルで、シュートで脅威を与えた。
FWトッティ5、0
覇気のないプレイに終始。1シーンですら、らしいプレイを披露出来ず。ベンチ
MFジュリ6、0
果敢に仕掛けてユベントスDFに脅威を与えた。
MFアクィラーニ6、0
スタメンで見たかった。短い時間ながら片鱗を見せた。
MFエスポージト‐‐

チャンピオンズリーグを意識しすぎた結果か、一番やられたくない時間に点を失い、それを奪い返す事は出来なかった。 逆にユベントスにしてみたらCL出場組が苦しくなる今週からのゲームを大事にしてラストスパートに向けて着々と勝ち点を奪取するチャンスだ。 試合はローマが攻勢になる時間もあったが、狙い澄ましたタイミングでの守備で奪われてはカウンターというツボにハメられた。そういう意味では唯一脅威を与えたセットプレイでゴールを奪えなかったローマが負けたのは順当といえば順当だったのかもしれない。

ACミランのロナウド重傷

2008-02-16 12:28:49 | セリエA 
順延されていたセリエAリーグ戦でクロスボールに反応して飛び込んだ際に膝を負傷した様だ。といっても激しい接触プレイの類ではなく、ピッチの外から見たら怪我をする様なプレイには全く見えない。
手術は無事に終了したみたいだが、復帰までには9ヶ月から1年と見られているので、来期の開幕にも到底間に合わないという大怪我を負ってしまった。色々問題視されたフィジカル的な問題を抱えつつも、シュートの精度の高さなんかを考えたら、未だパッとしないジラルディーノが活躍を確約できない現状ではやはりロナウドはミランFWの基軸になる選手だった。果てしなく残念だが怪物ロナウドが元気になるのを待つよりも新たなFW探しが急務になりそうだ。

セリエA第22節 ローマVSレッジーナ

2008-02-12 09:18:32 | ASローマ コラム
セリエA第22節、ローマ2‐0レッジーナ

ローマゴールズ:パヌッチ、マンシーニ
MGスパレッティ6、5
無難な舵取り取りで逃げ切りに成功。負けられない戦いが続いていく
GKドニ6、0
幾度か困難なシーンに遭遇したが安定したパフォーマンスを披露。
DFシシーニョ5、5
守備で後手を踏み、対応に追われて持ち味は出せず。
DFメクセス6、5
体を張った2本のスライディングタックルで決定的シーンを阻止。窮地を救い無失点に。
DFパヌッチ7、0
老獪なプレイで見事な一発。とにかく勝負強い。
DFカセッティ5、5
繋ぎのミスパスが少なくない。ロングランは魅力だがまだまだ
MFアクィラーニ6、0
随所に攻撃的センスを発揮し、攻撃に色を付けた。
MFデロッシ6、5
攻守で安定した活躍。惜しいミドルもあった。
MFジュリ6、5
試合を決める2点目を演出。トップ下でしっかり仕事をした。
MFタッディ6、0
攻守で躍動。徐々にコンディションを上げている。本領発揮は間近。MFマンシーニ6、5
ここにきて調子を上げている。得点以外のプレイも安定。契約更新間近
FWトッティ6、0
独特なポジショニングでガンガン中盤を上げさせた。怪我を抱えながらもハイレベルなプレイを維持。
ベンチ
MFトネット5、5
余りにも軽率なプレイが多かった。著しくクロス精度が乱れた。
MFペロッタ‐‐

インテルとの勝ち点差が8、これでもかというぐらいの状況でも負けないインテルを追うローマとしては、前節シエナ戦の様な失態は絶対に許されない。次節ユベントスとの試合でも当然勝ち点3が要求されてくる。逆にココで突き放す事が出来ればユベントス以下のチームに少し開きが出てくるので、そういう意味でも来週末はシーズンの成否を分ける試合になりそうだ。

ハイレベルサッカーのススメ その2

2008-02-09 01:54:03 | マイサッカー記
昨日の話の続きだけど、守備の話でいくとプレイテンポの話から焦点ブレるから攻撃で考えてみる。セリエAではピルロ、ピサロ、リベラーニ、といったレジスタの必要性が非常に高い。まあセリエAでも順位が低いチームなんかになるとひたすら守備で走れて、水を運べるオボドみたいな選手が重要になってくるんだろうけど。チャンピオンズリーグとかの国際レベルの相手を迎えたら確実に引いた位置でまずは守備から入る。ローマみたいに速攻を得意とするチームも当然あるんだけど、基本的にはまずボールを落ち着かせてポゼッションするところから始めて、リスクマネジメントをしっかりするのがセリエのサッカー。逆にボールを奪ったら即みんなが走り出すというサッカーをするのがイングランドではジェラード、ランパード、キャリックみたいな、攻撃的MFじゃん?みたいな選手が起用されてる。そう考えてたらバラックなんかはプレミアよりもセリエAに合いそうなんだけどな、インテルでビエラと組ませたりしちゃってね。逆の例としては去年ボルトンからローマにやってきたヴィルヘルムションなんかは完全にプレミアのMFという感じでひたすら前線にダッシュしてたなー。割合流動的で激しい運動量を必要とするローマのサッカーですらプレイテンポが合わないんだから、プレミアは相当なハイテンポなんだろうな。こういうチーム全体というかリーグそのもので求められる能力が全く違ってくるわけだし、監督によってやりたい事が全く違うんだからね。
 まあ自分としてはチームがプレミアみたいなサッカーを要求してきたら、少しどころかかなり戸惑うだろうな。まぁ自分はFWだからあれだけど、ボランチでやってたら、本当にプレイテンポは常に頭に入れて、監督の意思をある程度意識しながらやってないと、まぁ無理なんだろうな。果てしなく奥が深い話ですわ。

ハイレベルサッカーのススメ その1

2008-02-05 22:22:06 | マイサッカー記
今回はサッカー選手のプレイテンポについて考えて見ます。というのもエルゴラッソに書いてあったのですが、岡田サッカーとオシムサッカーについてのコラム内で、相変わらず遠藤保が早いテンポでサッカーをしているが、彼の様な選手にはもっとスローなテンポのサッカーの方が合っているという指摘を見て考えたのである。
まあ日本代表クラスになればハイテンポだろうがローテンポだろうがいいサッカーがそれなりに出来るだろうし、プロの視点から見たら、大した事じゃないのかもしれないけど、テンポの違いって考えてみるとお面白い。大きく分けたらプレミアとセリエのサッカーを比べると解りやすいかもしれない。
特にマンUなんかの試合見てると一気に選手が動き始めて、それこそ雪崩の様な攻撃を仕掛けていく。そんなサッカーだからこそギグス、ロナウド、ルーニー、テベスと突貫系プレイヤーが同時起用され、そして機能する。
セリエAはというとミランなんかは基本的にローテンポ、かつ完全なポゼッションサッカーをする。極端な程にドリブル突破を仕掛けたりはせずにパスで崩すサッカーで、サイドをドリブルで突破するシーンなんかも殆ど見られない。時間帯にもよるが基本的にプレッシャーに行く位置が深く、人数をかけてプレスを機能させるのだ。この守備が基本なのはインテル、ユベントスも同じで、とにかく徹底的に引いて守る場面から全てが始まる。
これ程にちがう型を用いて戦う訳だから、当然必要になる選手も違うし、変わってくるわけだ。極端な話、全ポジションにそういう戦術的な能力が求められると思う。
例えばセリエのDFに最重要とされるのは攻撃面ではカウンター時に少ない枚数で攻めるので正確なロングパスを蹴る能力が、守備では高さとタフさで、とにかく最後で弾き返せるマテラッツィやネスタの様な選手。プレミアではより正確なクリア技術でクリアをパスに繋げるか、守備では仲間が攻撃に出て空けたスペースを確実に埋められるテリーやカルバリョの様な危険察知能力に優れた選手がそれぞれ求められる。まあこれを日本に置き換えるなら前者は中澤もしくは闘莉王、後者は宮本、もしくは阿部といった感じである。
次回はボランチ以降の話をして行こうと考えています。長くなりましたので続きは次回で。