ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

ダムに親しむつどいでした

2013-07-29 06:30:12 | 涸沼の水源は笠間湖こと飯田ダムです
 茨城笠間は晴れておりますが、全国から、豪雨のニュースが届いております。
謹んで、お見舞い申し上げます。
国土と国民の皆様の安全を念じつつ、ダムイベントに伺いました。



昨日は、青葉の地元・飯田ダムさんにおきまして、「ダムに親しむつどい」でした。
毎年、今頃恒例の行事ですが、初めて伺いました。
画像は、記念に頂いたダムカードです。



 さて、さっそく、ダムさんのおなかに、潜入させていただきました。
全面コンクリートの管理用通路を、どんどん下へと降りていきます。
にわかに空気がひんやりとして、異次元トンネルのおもむき。



トンネルの壁面に見える、規則正しい水平の筋。
これは、建造時のコンクリート流し込み施工の、いわゆる「打ち継ぎ目」です。
施工ムラも無く、震災のダメージも無し。



振り返れば、モダンな天井画に見えなくも無い、施工の履歴書。
有り難く、楽しく拝見致しました。
木製型枠の模様もまた、味わい深いものがありました。



底にたどり着きますと、側溝が目に付きました。



等間隔のパイプから、少しづつですが、絶え間なく排水しております。
ダムの基礎岩盤の浸透水など。
この水を放置すれば、巨大なダムも、水の圧力で浮き上がるとか。



まことに小さな一滴ですが。
壮大なお力を、秘められておりました。



ダム内の温度は、予想よりも低かったですが、これは、湖底の水温の影響でしょうか。
外気温の高い夏場は、水の対流が弱まります。
水深のある湖では、低温水が底にとどまっているのでしょう。



さまざまな神秘を拝見したところで、お開きです。
地上には、やはり、地上さんならではの安堵があります。



そして、水上では水上の、安堵の調べを聞きながら。
寡黙なダムさんは、今日も黙々と働いております。



森さんとダムさんのお陰様で、下流の皆さんも安泰です。
水深浅い田んぼダムさんにも、深く感謝いたしました。
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