月の涙

季節の匂い、暮らしのキオク

餃子

2010-08-31 | ゴハン
なんでこんなものを作りはじめてしまったのだろう・・・

夏の平日の夕方、あたふたと時間に追われながら、汗を流して
1人で餃子の皮を包む作業は果てしなく感じる。
必死に包んでいたら、足を蚊にさされた。
今年の夏はロールアップしたジーンズの下の、生足の部分ばかり
蚊にさされるのだ。くるぶしの下あたりなど、かゆくて仕方ない。

家族が休みの日曜日に作れば、面倒くさい作業も手伝ってもらえたのに、しくじった。
おまけに焼いている途中に電話がきて、ちょっと話をしていたら焦げてしまった。
ぐやじぃ~!!

それでも、包んだ60個の餃子、皮が余ることなく具がぴったりとなくなった。
そんなささいなことが嬉しい。

そしてぱりっと焼いて、熱々を食べる頃には後悔は消え
作ってよかった~と思うのです。
(お弁当用の冷凍ストックもできたし!)

ちょっとした箸休めに

2010-08-30 | ゴハン
「好評につき、酒粕売り切れです。今度の入荷は水曜日以降の予定」
よく行くスーパーにこんな紙が貼ってあった。
その横には瓜が1つ50円で売っている。

母にそんな話をしたところ、瓜と酒粕で奈良漬を作る人が多いので売り切れるらしい。
そういえば、祖母がよく奈良漬を作ってくれたよなぁ・・・と思い出す。

白瓜を薄く切り、塩でもんで30分ほど置いたら水気をぎゅっと絞る。
そこにたたいた梅干とほんのちょっとの日本酒とみりんを入れ、白瓜と混ぜ
上に重石の皿をのせて冷蔵庫へ。
今年はこればかり作っている。ぱりぱりとした歯ごたえがさっぱりと美味しく、
焼酎にもごはんにも合うのだ。

万寿満という緑色のナスはアクも少なく、これときゅうりでも即席漬けを作った。
なすときゅうりを塩でもみ、刻んだみょうがと庭の青じそとすりおろしたにんにく、
醤油やみりんなどを混ぜて冷蔵庫で味をなじませる。
ごはんにのせて食べると旨い。

こういうのが一品あると、忙しい日の朝ごはんにちょっといいのです。

虫倉最中

2010-08-28 | 甘いもの
栗の形をしたこの最中、粒あんの中には栗と胡桃が入っている。
そして甘い粒あんにちょっぴり塩がきいている。
とても美味しいのだが、高級感があるというよりは庶民的なお味。
小ぶりだけど甘いので、この大きさで十分満足する。

注意点としては、食べるときには必ず飲み物がないと美味しくいただけない。
(最中の皮が口の中で張りつくし!!)

この虫倉最中、山の中にぽつんとある、その名も「金多満屋」という
なかなか声に出しては言いづらい名前のお店で作っているお菓子なのです。

父親が中条村周辺に仕事で出かけたとき、必ずお土産で買ってくる
我が家では近頃定番のおやつです。

白ワインには

2010-08-24 | ゴハン
暑いときには白ワイン。安くて美味しいカヴァもいいなぁ・・・

おのずと作る晩ごはんは飲むお酒に合いそうなものが多くなる。
じゃがいもと玉ねぎとたまごでスペインオムレツ。



庭に植えたミニトマト、ピーマン、バジルが結構採れる。

庭で採れたそんな野菜と紫玉ねぎも入れて、豆とツナのサラダを作る。

オリーブオイル、白ワインビネガー、マスタードとにんにくがちょっぴり入った
ドレッシングであえて、冷蔵庫で冷た~くすると味がなじんで美味しい。

我が家の小さい人も、こういうおつまみ系のおかずが大好きなので
将来は酒飲みになるのかも・・・!


2010-08-23 | お出かけ
蓮の花を見たあと、美味しいごはんを食べてから海へ。

砂浜の砂は裸足で歩けないほどの熱さ。
お盆をすぎたのに、まだ泳ぎにきている人が多い。



相変わらず、水が苦手で恐る恐る波打ち際に近づくお子。
穴を掘ったり、きれいな石を拾ったり、指についた海水をなめてみたり。

暑いので、解体された海の家の屋根の下の日陰へ避難。

そこからぼんやり見ているといろんな人の人間模様が。
無理やり、浮き輪のちいさな穴に2人でぎゅうぎゅうに寄り添って浮かぶカップル。
シートをひいて大きなクーラーボックスを置いて、黙々となにかを食べている中年男女。
泣き出す子供の世話をするお母さん。
いいなぁ、夏だなぁ・・・しみじみそんなことを思う。