月の涙

季節の匂い、暮らしのキオク

やっぱりいいなぁ

2014-04-27 | 音楽
土曜日の朝は、時間があるときはNHKFMのラヂオを聴いている。

家にいるときはピーターバラカンのウィークエンドサンシャイン。
その後ゴーシュの買出しに出かけて車に乗っているときは、
ゴンチチの番組に突入して聴くこともある。

この前のウィークエンドサンシャインで久しぶりに聴いた、血湧き肉踊る曲。



ウィルコ・ジョンソンは余命あとわずかと宣告されているけれど、
音楽活動を続けているらしい。・・・知らなかった。

最後まで命を燃やしつくして活動しているなんて、すごい気迫だと思う。

実際にかかった曲のヴァージョンは画像のものとは違って
京都のライブハウス磔磔で演奏したときのライブ音源だった。

やっぱり格好ええっすなぁ。
シビレました。

少しでも長く、安定して活動が続けられることを祈りたい。
 

振り子

2014-02-28 | 音楽
TV番組の情熱大陸に星野源が出ていたので録画する。

最近、図書館で『そして生活は続く』という彼の本を見つけて
あっーと思い借りて読んだばかりだったので。


星野源は、俳優、音楽、文筆家をしている人で、
わかりやすく言うと、NHKの朝の連続テレビドラマの「ゲゲゲの女房」で
水木しげるの奥さんの弟役をやっていた人である。

また松尾スズキの大人計画にも所属している。
そして、インストゥルメンタルバンドSAKEROCKのリーダーでもある。

はたまた、歌もうたっている。


星野源は、小学校のときあることをきっかけにパニック障害を発症し、
薬を飲み続けていた。その後高校生になった頃、不安神経症も発症し
学校に行ったり、人に会ったりできなくなった。
自分はこのままどうなってしまうのだろう、狂ってしまうのだろうかと
切羽詰っているときに、クレイジーキャッツの
「そのうちなんとかなるだろう」という歌の詩に救いを感じ
それにすがり、そこから少しずつ回復したそうだ。

様々なコンプレックスを感じ、あちこちにぶつかり
自分と向き合ってきたであろう星野さんは、
「アウトプットしないで生きていかれたら、それは一番いいことなんだろうけれど
自分は、それをせずにはいられない」とTVで語っていた。

『そして生活は続く』の文章の中でも
生きづらさを緩和するために表現をするのだし、マイナスがあるから
プラスが生まれるわけだし、陰があるから光が美しく見えるのである。
不満がなくなり、全てのことに満足したら何もしなくなってしまうだろうなといつも思う。


と書いている。
星野さんがたくさんの表現方法を持っているのは、上記のようなことに
由来しているのかもしれない。

若いときに、こうして思い悩んだりして自分と向き合ってきた人は、
振り子が思い切り後ろに振り切れた分だけ、壁を突き破った時には、
思い切り前へ、より遠くへ飛べるような気がする。

ちょっと違うかもしれないけれど、宮澤りえさんもそんなイメージ。
いろいろ苦しい時間があっただろうけれど、それを突き破ったからこそ、
表現者として、より魅力的に深く美しくなったような感じがする。

そんな星野源にさらなる試練が訪れる。
表現者として活動している最中、2度にわたる、くも膜下出血の手術、
それも生死に関わるような大きな手術だったようだ。

その手術からの復帰と武道館のコンサートの模様も映されていた。

その中で
「自分の人生、人から見れば壮絶だと思われるだろうし、実際に
大変なこともいっぱいあったけれど、その中には面白いことも
楽しいこともいっぱいあった。意外に大変なことに中には面白いが
詰まっている」
というようなことを語っていたのが印象的だった。

そんな風に言えるって、すごいことだなぁ、ステキだなぁと思った。

色んなことがあっても、静かに淡々と(けれどきっと見えないところでは熱く)
表現者として活動している星野源の姿が垣間見られて、
なんだか元気が出たのだった。
新しく発売される本も楽しみだー


懐かしい曲

2013-11-18 | 音楽
車に乗ってラジオを聴いていたら、トムウェイツのタイムが流れてきた。

今から15年以上前に、へヴィーローテーションしていた
アルバムに入っていた曲。
久しぶりに聴いて、とても懐かしい気持ちがこみあげる。



トムウェイツは、ジムジャームッシュ監督ののダウン・バイ・ローや
コーヒー&シガレッツなどの映画にも出ていて、俳優としてもステキなのだ。

そんな彼が1949年生まれで、自分の父親とあまり変わらない
年齢なのだからビックリしてしまう。

久しぶりにCDをひっぱりだしてゆっくり聴いてみよう。


いかした音楽

2013-09-05 | 音楽
車でラジオを聴いてたら、久々にいかす音楽が流れていた。

音楽が流れた時間を記憶しておいて、帰宅してから
なんていう歌い手が歌っていたのかを検索してみる。

かっちょいい~。

1987年生まれの彼が、どうしてこのような'50s-'60sの
ソウル・サウンドに影響をうけたのか、興味深いところですが…

Nick Waterhouse 『Time's All Gone』


むかしむかし・・・

2013-08-26 | 音楽
今日は、湿気もなくカラッと乾いていて過ごしやすい気候だった。

20年以上前の今日、友達たちと城山でテントを張って
お酒を飲んで騒いで一夜を過ごしたのを思い出す。

あの日の空もこんな風だったのだろうか。

JAMES TAYLORの歌う場面なんぞを色々検索して見ている今日この頃。