阿南神召キリスト教会 礼拝メッセージ

徳島県の阿南神召キリスト教会の礼拝メッセージです

素晴らしい値打ちの真珠

2013-09-06 14:10:55 | Weblog

聖書 マタイ13:45~46

題  素晴らしい値うちの真珠

 

暗唱聖句 マタイ13:45~46

「また、天の御国は、良い真珠を捜している商人のようなものです。

 すばらしい値うちの真珠を一つ見つけた者は、行って持ち物を全部売り払ってそれを買ってしまいます。」

 

はじめに

8月29日、30日に徳島でセルコーチングが開催されました。前回はベン先生がお休みでしたが、今回は香港から来てくださいました。前回休みになられた理由は奥様が手術をされたからです。今も治療が続いています。主が癒し主であることを信じて、奥様の為に祈りましょう。

 

今回のセルコーチングでは一人ひとりが成長したことと、それから津田キリスト教会に特別素晴らしいことが起こっていると報告されました。津田教会の人々に7つの本質が受肉したからです。今日は津田キリスト教会の歩みから、教会の7つの本質の受肉について学びます。受肉というのは、ある教えが、まず、その人の頭の中の知識となり、そのあと、心の中まで届いて、実践できるようになり、すっかり、その人の人生に溶け込んでしまうことです。受肉化されたみ言葉に従って生きる人は幸いな人です。

この7つの本質は教えで留まるのではなく、この教えに従って生きることです。ですから、実行しないと身につきません。繰り返し、聞いて、毎日の歩みに取り入れ、実行することです。そうすると、身について来ます。身につくことを受肉と言います。

津田キリスト教会は三段階の教会成長を通って、今の教会になったそうです。現在は7つの本質を取り入れてから7~8年過ぎています。受肉するのには時間がかかりますが、キリストの命に生きるので、みんな、生き生きしています。

 

今日は津田教会の水村先生の証から7つの本質をまなびます。私たちの教会でも、イエスさまを中心にして、いのちあふれる教会になりたいと願っています。

 

今日のみ言葉はマタイ13:45~46節です。

「また、天の御国は、良い真珠を捜している商人のようなものです。

 すばらしい値うちの真珠を一つ見つけた者は、行って持ち物を全部売り払ってそれを買ってしまいます。」

 

真珠の値うちを知っている真珠商人は、すばらしい真珠を見つけると全財産を売って、その素晴らしい1個の真珠を買い求めます。そして、幸せなのです。その真珠にはそれだけの価値があります。この教会の7つの本質にはそれだけの価値があります。真珠というのイスラエルの国ではとても高価なものです。真珠は神の国の価値観を表しています。またある人はイエスさまを表しているとも言っています。7つの本質はイエス様中心の価値観です。

 

1.津田キリスト教会の歴史

7つの本質の価値を伝えるのは最初に枯れる教会の姿を話した方が良く理解できると思います。ですから、教会の歴史を含めてお話します。

 

*最初の教会の状態

写真1.

この写真にには教会と池の鯉(こい)と温泉に浸かっている猿がいます。

鯉は口をパクパクしてえさを求めています。猿は気持ちの良い温泉に浸かっています。

牧師はイエス様に献身して、礼拝厳守、十一厳守、祈祷会厳守をモットーにしていました。

メッセージは信徒が口を開けて聞いてくれ、信徒たちが教会から去らない、居心地の良い教会を目指し、プログラムをこなすのに一生懸命でした。しかし、口と行いが違いました。

 

写真2.日曜日の顔と毎日のクリスチャン生活が違う生活

表面的にはニコニコしているが、とても偽善的で、燃え尽き、あきらめ、孤独の中にあった。実は帰りに車の中で・・・

家に戻ると・・・

会社では・・・

罪を犯し、隠し、傷で行動しているかも?

偽善者の生活になりやすい

 

写真3.

枯れるチャーチの7つの特徴

①    プログラム中心

②    お世話型牧師

③    権威独占・囲い込み(牧師に権威が集中)

④    牧師中心

⑤    内向き

⑥    孤立

⑦    伝統重視

 

 

*津田教会の第二段階の取り組み

行き詰まりからセル教会に変えた。すると、当たり前の生活態度が変わった。以前の当たり前は、牧師にお世話してもらうことだったし、内向きだった。しかし、セル教会になって変わった。セル教会では「出て行くこと、信徒が牧会すること、伝道」が当たり前になった。鯉のように口を開けて恵を求めることをしない、自分で霊の糧を食べることができる。

 

かなり本質に近づいてきた、命がないとセルはできない。「命とは何か?何が本当に大切か? 」を求めるようになった。いのちがないと枯れたセルになる。

本当に大切なことがわからないと本当のセル化はできない。

 

*第三段階

写真6.

「神のいのち=本質」が教会に注がれた。

 

使徒4:13

「 彼らはペテロとヨハネとの大胆さを見、またふたりが無学な、普通の人であるのを知って驚いたが、ふたりがイエスとともにいたのだ、ということがわかって来た。」

 

無学な普通の人を弟子として世界を変えていく、神の命とは何か?

一人ひとりが聖霊に満たされて出て行く。出て行って宣教するのが当たり前になった。

 

写真5.真珠の絵

マタイ13:45~46節です。

「また、天の御国は、良い真珠を捜している商人のようなものです。

 すばらしい値うちの真珠を一つ見つけた者は、行って持ち物を全部売り払ってそれを買ってしまいます。」

 

人生は短いのです。何に集中すべきでしょうか。もっとも大切なことに集中すべきです。次の証は、彼らがその大切なことを手に入れた結果の証です。

 

 

写真9.尖閣諸島問題がおこって一週間後の中国訪問

中国に聖書を持っていくことになっていた。大人も子供も中国に行くことは怖いと思ったし、牧師は責任があると思った。しかし、本人の意思を尊重しようと思った。この子供は優秀な子供ではなく落ちこぼれの子供でチャーチスクールに来ている子供です。「君、どうする?」と聞いてみた。すると「イエスさまに聞いてみる。」と答えが返ってきた。「イエスさまは行けと言ったので、行きます。」と言った。そして中国へ行った。すると返ってきた時、「中国の人は優しかった。怖くなかった。親切だった」という感想が返ってきた。

 

写真10.

韓国に宣教に行った子どもたち(子供は3人、後は大人がついて行った)

1500人の宣教師たちが集まる宣教大会で津田のイッピーのグループは賛美と証をした。8月15日の日です。小学5年の子供が「僕のおじいちゃん、おばあちゃんは韓国人です。・・・・・宣教は自分たちでするもので、伝道者や牧師の仕事ではありません」といってびっくりさせた。するとこの男の子は、集会後、たくさんの人たちから、お菓子をもらった。後の2人の子供たちは面白くない。そして喧嘩になった。しかし、3人は7つの本質で考え、行動していた。関係が良くない。宣教に来たのに喧嘩している場合ではない。そして集まって話し合いをした。男の子はまだ洗礼を受けていなかった。「どうして洗礼を受けないのか?信じていないのなら、あんなことを言っておかしい。・・・」と言われ、男の子は悔い改めて、洗礼を受ける決心をした。子供たちは自分たちで考えて、話し合いをし、男の子を悔い改めに導いたのです。

 

何を手に入れたのでしょう。

額田先生の教会では、北海道へ12名、100万以上かけて宣教へ、いったい、何名の教会でしょう。(30名の教会)

津田ではこの夏は4チームが高知、東北、韓国、種子島へ宣教に行った。アジア・中東へ4か月の宣教へ行った一人、フィンランド、香港、中国・・・と出かけた。

一体何名の教会でしょうか。(80名の教会)

10~100倍の力をもたらしたのはなんでしょう。

 

写真12.

津田の弁当会社の社長の証

これを手に入れたら、生涯勝利です。もう何も恐れはありません。人生に勝ったようなものです。

写真13.自信たっぷりの赤ちゃんの絵

何を手に入れたのか。

①イエスさまがいる

②教会がある

③セル、仲間がいる。

 

写真13.(何を手に入れたか)

何を手に入れたのでしょう。

人生を集中させて良い最重要事項。

人生の中心においてよいもの。

イエスさまが受肉化されていたもの。

イエスさまが最も大切にされていたもの

確信と自信を与えるもの

神のいのち、神のみこころ

*これらは「教会の7つの本質」です。

 

写真15.

7つの本質

①            関係:大命令、偉大な関係

②            参加:ライフスタイル

③            能力付与:整えられる弟子、万人祭司

④            イエス・キリスト中心:従順・献身

⑤            伝道・増殖:大伝道命令

⑥            ネットワーク:キリストの体

⑦            適応可能な構造:神の栄光を現わすために器を整える。御霊が働きやすい形に整える。

 

何を得たのでしょうか。

*7つの本質の教えではなく、7つの本質を行うことに人生を集中し、真の献身と神のいのちを得たのです。

 

写真17.真珠貝に核を入れる写真

最初は「痛い、不愉快」かもしれない。しかし、その上を真珠貝の液で多い、幕ができた時、美しい真珠ができる。

 

写真18.

核となる本質

「イエス様中心」の生活、真珠を見つけた商人のように、イエスさま中心の生活をする。

写真19.7つの本質の威力、自信ある人生、イエスさまに従う人生。

マタイ28:20「わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように彼らに教えなさい。」

写真19、大切度と成果:何に集中するか

大切なことを大切にする。最も大切なことは何か、それはイエス様が受肉化しているもの、イエス様が大切にしている事、 それを私たちが大切にするなら、神が働かれ、神が成果を現してくださるのです。

(マタイ16:24~26)
「それから、イエスは弟子たちに言われた。「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。
 いのちを救おうと思う者はそれを失い、わたしのためにいのちを失う者は、それを見いだすのです。
  人は、たとい全世界を手に入れても、まことのいのちを損じたら、何の得がありましょう。そのいのちを買い戻すのには、人はいったい何を差し出せばよいでしょう。」


最新の画像もっと見る