全日本コシャリ研究所 略称「コシャリ研」

コシャリに関する簡易HP.
カイロのコシャリ店評価、コシャリ考など。

● アブータレク コシャリ生産所。{07,2,20撮影}

2007年02月20日 | カイロのコシャリ屋
● アブータレク コシャリ生産所。{07,2,20撮影}

アブータレク本店では、店内でソースやパスタ、米を調理していない。
その秘密の調理場は、
店から少し離れた、シャンポリオンstからやや奥まった、
自動車部品屋や果物屋台に隠れた所にあり、できあがったパスタなどは、
ここから台車にて人力で店まで運ばれるのである。

写真のビル、緑色の所がアブータレクの基礎調理場。

●コシャリ シャンボリオン 07,2月20日

2007年02月20日 | カイロのコシャリ屋
●コシャリ シャンボリオン 07,2月20日

シャンポリオンSt、アブータレクから100mほど離れた所か。

:コシャリ ワスタ1,5LE{1ドル5,69LE}

シャンボリオンSTといえば、言わずと知れたアブータレクがある通りであるが、
そこから程近い所にある同業種店が、この、

● コシャリ シャンボリオン

である。
あまりにもアブータレクの存在が大きかったので、取材漏れしていた。
シャンボリオンは立地的に苦戦を強いられているわけであるが、
客付きが全くないわけではなく、取材時に客が3人ほど来た。
個人経営の小規模コシャリ店としてはまあまあなわけだが、
しかし、アブータレクの賑わいと比較してしまうとあまりにも淋しい。
日本で言えば、超人気有名ラーメン店近くの、旧態依然とした個人経営のラーメン屋といったところだろうか。

コシャリに関しては、

:盛り 現代カイロでこの立地条件ではなかなか良心的な盛り。
 しかし、入店時に英語で
「スリーポンド?ファイブポンド?」
と、外国人大盛り誘導をしたのはいただけない。
店内にはアラビア語のみのメニュー表があり、私が声を出して読むと、
それ以上言わなくなったけれど。

{注:私のアラビア語力は相変わらず伸びがないが、
基礎メニューや食品くらいなどは読むことができる。}

:パスタなどの状態は標準。ややロズが少なめか。

:サルサ、シャッタ、ダッアは、水準以上。

:塩は塩のみ。

サルサやダッア、シャッタをもう一工夫し、商品回転が良くなれば、
繁盛の可能性もあるだろうが、
{これまた、日本のラーメン屋でいえば、荻窪の春木屋と丸福の関係のような。}
個人経営店はそれぞれ経営者のポリシーがあるわけで、
変革の可能性は低そうだ。

まる評価:C