2016/6/26 藤原英厩舎
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26日の阪神競馬では五分のスタートから中団を追走。いい手応えで直線を向いたが、最後の伸びを欠いて5着。「うまく流れに乗って、いいポジションにハマったなと思ったんです。直線もうまく前が開いて、しっかり脚を使ってくれたのですが、残り200mで手応えが抜けてしまいました。重い馬場で前半スタミナを使ってしまった分だろうと思います。それでもこのメンバーでここまで来るのですから馬は力をつけていますし、これからも楽しみです」(戸崎騎手)「ほぼ完璧なレース運びでしたが、最後の最後に脚が上がってしまいました。あのあたりが馬場のせいなのかもしれません。とはいえ強い競馬はしてくれましたし、力をつけていると感じる内容。このあとは放牧に出しますが、秋が楽しみです」(藤原英師)あとひと伸びあれば、という内容でしたが、そこまでのレースぶりは見事でしたし、まだまだ力をつけてきていると思わせてくれました。このあとはひと息入れて、秋に悲願のG1制覇を目指します。
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【キャロットクラブより、公式HPの近況レポート等の転載につき、許可を受けています。】
蹄鉄打ち替えのアクシデントはあったものの、レースには影響なく、スタートから道中も非常に良いリズム。4コーナーまでは完璧で、追い出してビュッと加速した時には、一瞬突き抜けるかと思いました。しかし、ラスト1Fで脚が上がって5着まで。勝ち負けを意識した競馬だったので悔しいですが、このメンバーの中での5着掲示板ですから健闘と言って良いでしょう。普通の馬場コンディションであれば2,200はこなせると思いますが、今日のタフな馬場では厳しかったかな。レース上がり36.8秒という厳しい競馬で、この流れを先行して粘るキタサンブラックも強いし、4角からマクって勝ち切るマリアライトも相当強い。そして、今日の展開の中、後方で揉まれる競馬から最後に勝ち負けまで差し込んでくるドゥラメンテはやはり恐るべし。上位陣はどれも本当に強い馬です。ステファノスにとって悲願のG1制覇は成りませんでしたが、また秋にチャレンジですね。秋には今日の負けた馬達にリベンジして欲しいものです。
2016/6/26 阪神競馬場