のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

手首の赤み

2012-04-06 | KA
 サンタモニカで診て下さった先生が貼って下さった湿布で、手首がかぶれていました。今朝起きた時は、きれいになって痒みもなく、治ったかと思っていると、書きものをしている時に状態が変わり、ぷわーっとみるみる赤くなってきました。その変化は急激で、見ているのが楽しいほどでした。
 観察しながら、原因を考えました。朝になってということで、日光なのかしら。お茶を飲んだばかりでしたので、お茶かしら。しばらく見つめながら、お茶を入れたアルミニウムの急須かと思いました。私は、金属アレルギーを持っていて、アルミニウムは反応しませんが、考えられなくはありません。明日は、アルミニウムの急須を使わずに、お茶を入れてみようと思いました。赤みも痒みも数分で引いたので、その場所を日光に当ててみました。反応は出ず、逆に気持ち良い感じでした。痒みはなくなって欲しいですが、原因を調べるには反応が顕著で分かりやすいです。顔のこととも関係しているかもしれませんから、この痒みがある内にいろいろ試せると良いです。
 ゲイルは、
「ノリコ、良くなったわよ。」
 と明るい顔。
「調子が良いから、ケトルベルのレッスンを受けたわ。」
「ゲイル...。」
 まだ膝に痛みがあるということですが、ゲイルはこういう人です。
 ピラティスをしたからでしょうか、下半身が重い感じでした。でも、今日は前向きな自分がいました。「最後から三番目までKAのステージに居て欲しいです。」という言葉に励まされていたのかもしれません。
 二回目のショーは、さらに大変な感じで、ひどく咳き込みました。優しく踊ろうと思って始めましたが、余裕のない身体は、力を使わなくてはなりませんでした。ピラティスをしたことと関係しているかは分かりませんが、以前は大丈夫だったことです。この状態になることを恐れてやらないでいたら、進歩はないでしょうから、無理はいけませんが挑戦していくことも必要だと思います。
 帰り支度をしていると、顔が汚く、またひどい赤みが出てきました。顔につけたものがいけなかったのかもしれません。
 昨晩寒かったので、セーターを持って出掛けましたが、それでも寒さを感じる夜でした。

小指と膝には効あり

2012-04-05 | KA
 胡蝶蘭六つ目が咲きました。あと一つずつ咲くと満開です。
 最近、以前のようにご飯を食べた後にパンも食べることが出来る感じになってきたので、久しぶりにパンを焼きました。
 先週フィジオで手首を診て頂きましたが、何でもないと言われ、もう行かないつもりでいましたが、昨日、首を温めていたら来るように言われてしまったので、行きました。手首のディスクが問題なのではないかということで、超音波で治療をして下さいました。
 ショーが始まる前、トレーニングルームに居ると、アーティスティックコーディネイターに、キャプティビティの芝居を短くするように言われました。彼女の希望に添うようにしなくてはいけないのは分かりますが、私も自分の気持ちを下手な演技ながら伝えなくてはなりません。どうするのが良いのか考えながら、本番に向かいました。
 そのことと、手首のことを考えていると、頭がいっぱいになってしまったのか、一回目に舞台袖で動いていると、もう手首はどうなってもいいから、考えないで、注意しないで、思いっきり使ってしまおうという気になってきました。しかし、それは危険です。正常であった半分の自分が、諦めている自分を一生懸命に言い聞かせて出て行きました。
 手首を自分で治すことが出来ないか、いろいろと試しながら、左手小指の痛みに良い方法を思い出し、試してみると、長い間抱えていた痛みが半減しました。どうしてもっと早くに気付かなかったのか。愚かでした。そして、ゲイルの膝に良いのではという方法も思い出し、ショーが終わると行なってみました。緩めたいところが緩んでいくのが分かり、彼女もそれを感じ、喜んでいました。膝の痛みに効いていきますように。
 半袖にジャケットでは、寒い夜でした。

「手首はどう?」

2012-04-04 | KA
 胡蝶蘭六つ目ともう一つの枝に五つ目が咲きました。
          
 とても汚かった顔ですが、ほぼ元通りになりました。三日間お化粧をしないで済んだことは、有り難かったです。瞼の問題は残っていますが、これは長年抱えている問題なので、仕方ありません。
 心配があると行動が遅くなるようで、時計を見るといつもより時間が掛かっていました。
 新しいスカートになるとのメモがありましたが、そこに新しいスカートが無いので衣装部屋を訪ねると、まだ取り掛かっていないとのこと。六時の通し練習時までに、出来上がっていることを願いながら、練習へ向かいました。
 手首の痛みが出る動きは、やはり以前と同じようなので、それはなるべくしないように練習をしました。
 お昼ご飯を食べている時、手術したアキレス腱の外側に、左足には無いものを見付け、急いでフィジオに行きましたが、何でもないとのことでした。
 週頭のミーティングの間、首から肩を温めようとホットパック当てていると、質問され、手首の為と答えると、フィジオに来るように言われてしまいました。
 スカートは、幸いにも六時からの通し練習の前に出来上がっていたので、その前に着けてみると、きつくて踊るのが大変そうです。急いで衣装部屋へ行き、直して頂くことにしました。前半に使うスカートは大丈夫かと思うと、ファスナーの縫い目が解れていました。二センチほどでしたから何とななるかと思いましたが、一応報告をすると、直しているものが出来上がり次第、こちらを直して下さるとのことでした。最近、もっと余裕を持って新しい衣装を出して下さるのに、今日はどうしたのかしらと思いながら、本番を迎えました。
 一回目のショーは、満席に近かったようで、始まりが五分遅れました。約二センチ解れている方のスカートも少しきつく、長い時間着けていると気持ち悪くなりそうでした。
 アーチャーズデンの前に楽屋へ戻ると、スカートが出来上がっていて、それを試着していたら、アーチャーズデンで着けるスカートを、危うく着け忘れるところでした。
 練習が出来なかったスカートでの本番。手首の不安を抱えての本番。身体は動くのですが、全体をどう調整していけば良いか考えながらの本番でした。
 ショーが終わると、様々なことが煩わしく、誰とも話したくない感じでした。カツラを外しながら、担当者のメイガンが、
「手首はどう?」
 彼女が手首のことを覚えていてくれたことに少し驚き、心が少し解けました。
 手首の痛みはまだ出ますが、小さくなったようにも思えます。大事に使っていきます。

Lake Balboa

2012-04-03 | 旅日記
 早起きをして、外に出ると、とても寒い朝でした。木に丸い実が生っていましたが、何の実でしょう。
     
 朝食にパンケーキを食べました。ホットケーキより薄め、クレープより厚めというパンケーキでした。そして、昨日行かなかった辺りを散歩しました。
       
 ソルバングは、昨年百周年のお祝いをしたことが分かりました。移住して来た人が自分達の為に町を造り、観光地と分けることなくそこで普通に生活をしているから、そして、周辺にはワイナリーがたくさんあり、お金に余裕がある人もたくさんいるので、百年経った今でも活気があるのかしらなどと話していました。
            
 帽子屋さんには、木で作られた帽子とコートが飾ってありました。
     
 お菓子屋さんは、開店前で残念。アンデルセンの博物館もありました。風車がこちらにもありました。
          
 歩いているだけで、本当に楽しい町です。
       
 ラスベガスもこの街も、どちらも造られた街なのでしょうが、ラスベガスの人工的な感じと違うように思えるのは、デンマークの方が再現させ、そこにデンマークの方がお住まいになられているからでしょうか。
       
 ノルウェーに、バトントワリングの演技披露や指導に行った帰り、コペンハーゲンに寄ったことがあります。世界大会での『リトルマーメード』の作品に因んで、人魚姫の像を見に行く為でした。思ったよりも小さくて驚いた記憶がありますが、その人魚姫の像もありました。
             
 サンタバーバラに向かいました。途中湖に寄りました。そしてその後展望台に寄ると、その湖が見えました。
     
 そこに蜂鳥が現れました。
     
 サンタバーバラのビーチは、崖の上から木が倒れ落ちてきていました。
          
 その木には鳥が止まり、羽を乾かしていました。
          
 嵐が訪れたそうで、砂浜にはたくさんの海藻が打ち上げられていました。波によって作られたと思われる、捩れている海藻は綺麗です。
     
 その一部が千切れたものは、根菜のようでした。
     
 タラバ蟹のような大きな蟹も打ち上げられていました。カリフォルニアの海岸でこんな大きな蟹が見られるのは珍しいとのことでした。
 カリフォルニアには、いろいろな花が咲いています。
   
  
 ロスアンゼルスに戻り、遅めの昼食をとっていると、予約していた飛行機がキャンセルされたとの連絡が入りました。一便早いものに変更して、急いで、もう一カ所の行きたいところへ向かいました。
 行き先は、レイク・バルボア。ロスアンゼルスに桜の名所があると知り、是非行きたいと思っていました。飛行機がキャンセルとなり、どうなることかと思いましたが、訪れることが出来ました。
「わあ、桜だ!」
            
 どれくらい咲いているのか心配でしたが、まだまだ綺麗に咲いていました。公園内は、たくさんの人。火曜日の午後にどうしてこんなに人がいるのでしょう。
 “レイク”と聞くと、どうしても“湖”と思ってしまいますが、公園にある池も“レイク”なのです。
     
 その“レイク”を囲むように植えられている桜は、何と三千四百本以上だそうです。ロスアンゼルスの気候に合う桜として選ばれたピンククラウドという種の桜は、八重桜との記事を読んでいましたが、違いました。ソメイヨシノより少しピンクの強い五弁の桜でした。
            
 そして、ここにも蜂鳥が現れました。
          
 ここの桜は、日本企業の寄贈により植えられたとのこと。嬉しく、素晴らしく、有難いことです。私もラスベガスに桜を植えたいです。
          
 ラスベガスに戻ると、友人のお父様がウエブサイトをお作りになったことを知り、早速拝見させて頂きました。こんなにもたくさんの木版画を作られていたとは、驚きました。作品はネパールの山岳博物館にも飾られているそうで、そちらにも驚きました。部屋に飾ってある作品を、改めて見つめました。

Solvang

2012-04-02 | 旅日記
 午前四時半に起床し、五時前に空港へ向かいました。駐車すると丁度シャトルバスが来て、搭乗時間に無事間に合いました。
 機内では、その後の旅に備えて寝ようと思っていましたが、朝日が綺麗で、それからラスベガスの街を眺め、アパートの上を飛んで、レッドロックを見ていると、いろいろと興味深く、眠れませんでした。干上がった湖も見られました。元々は湖畔であっただろう場所に並んでいる家々には、今も人が住んでいるのかしらと思いながら眺めていると、到着の時間となりました。
          
 友人は遅れると言い、一時間ぐらい待つことになりましたが、空港はインターネット接続が出来たので、無駄にはなりませんでした。その間に、手首を診て頂けたらと思っている先生に連絡をしてみましたが、治療場所はまだ始まっていないようでした。
 迎えが来て、車を走らせながら、もう一度電話をしていました。すると、先生は金曜日までいらっしゃらないとのこと。先生に直接掛かると思われる電話番号にも掛けてみましたが、掛りませんでした。留守番電話にメッセージは残しましたが、きっと、休暇中なのだと思い、今回は諦めることにして、治療場所の方向ではなく、目的地に向けて車を走らせていました。すると、電話が鳴りました。先生は、昨日私が送ったメールはご覧になっていないご様子。一から話をしました。そして、今日でも診て頂けるとのことでしたが、方向を変えてしまったので、明日伺えればと言うと、明日午後の予定を調べて折り返しお電話をして下さるとのことでした。
 電話を切ってから、そのことを友人に伝えると、今日診て頂けるのなら今日行こうと、先生からとの連絡も出来ない内、すぐに行き先を変えてくれました。そして、サンタモニカに着いた頃、先生とも連絡が取れ、十二時半に診て頂けることになりました。私は、サンタモニカからずいぶん離れたところにすでにいるのかと思いましたが、そうでもなく、友人がすぐに方向を変えてくれたこともあり、今日の治療場所であるご自宅にはすぐに着きました。そして、まだ時間が早いので、散歩をしました。
          
 海が眺められる絶壁に出ると、大きな家が並んでいました。こんなに素敵な家で、こんなに青い海を毎日眺める暮らしは、どんなに素晴らしいものでしょう。
                         
 お昼を食べに行きました。小さな街は、空き店舗が目立つことが多いですが、この街は、まだまだ活気があるようでした。入ったお店は、健康的なメニューが多く、お店も混んでいましたから、住民のみなさんの意識が高いのかしらと思いました。私が食べたもの、綺麗に盛り付けられていましたが、一口頂いてから写真を撮ることになりました。
     
 先生のお宅は、お住まいの一段上に治療所がありました。そこで、指圧、鍼、電気、赤外線、キネシオテープなどで手際良く治療をして頂きました。帰り掛け、先生は、
「頑張り屋さんなのでしょうけれど...。」
 そのようなことが読み取れるような会話をした覚えはありませんから、身体がそういう身体なのかと思いました。少しでも、身体が良い状態になっていますように。
 ようやく、サンタバーバラに向かうことになりました。海岸沿いの道を、気持ち良く走りました。サンタバーバラのビーチに寄る予定でしたが、通り過ぎ、山の方向へ入って行きました。しばらくすると、ぶどう畑がたくさん見られる地域に入り、少し散歩をしました。ワイナリーがあるそうです。
     
 そして、いよいよ目的地、ソルバング。そこに現れたのは、可愛らしい街並み。
     
「え、こんな町があったの?」
 友人は、オランダと言いましたが、通りにいくつも掲げられている旗はデンマークの旗です。コペンハーゲンという文字も見えました。
「オランダもデンマークも一緒じゃないの?」
 ちょっとびっくりする発言です。デンマークは、スカンディナヴィアの括りになりますから、私の中では全くの別物です。
     
 ホテルを探しながら、その街を走るだけで愉快になってきました。まあ、良くもお造りになられたこと。ソルバングという地名も、デンマーク村がカリフォルニアに存在することも聞いたことがなかった私は、本当に驚き、笑いました。
 ホテルも、街並みに合うように造られていました。
     
 夕食に出掛けながら、デンマークの街並みが続くところまで歩きました。途中風車が見られ、確かにオランダを連想させると思いました。
     
 夕食は、“デンマークの”と書いてあるものを選び、ミートボールを食べました。デザートは、散歩の途中で立ち寄ったパン屋さんでデニッシュと思っていたのですが、すでに閉まっていました。ラスベガス時間で考えてはいけません。
         
 お花も綺麗に植えられていて、本当に美しい街。異国に来たかと思うような楽しい町。素敵なところに連れて来てもらいました。
               

精製水を探して

2012-04-01 | 日記
 友人を空港へ送りに行きました。どうしようかと思いましたが、帰るともう一度寝ました。
 胡蝶蘭は、五つ目ともう一つの枝には四つ目が咲きました。
     
 顔に何を塗っても痛みが出るので、乾燥しないようにせめて水だけでも振り掛けておこうかと、精製水を買いに行きました。何軒か回りましたが、見付けられませんでした。
 友人を迎えに行った時にもらった小豆のデニッシュも、プリンも美味しかったです。
 カリフォルニアの先生の連絡先を教えて頂きましたが、日曜日でお休みのようでした。
 私も明日は空港へ行きます。今日よりももっと早いので、早く寝るようにしました。