お気楽王の日記

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PLUTO・6巻

2008年08月04日 | マンガ
PLUTO・6巻」浦沢直樹著

待ってました!PLUTO!
この巻はすごいよ!ぐぐっと先に進んだよ!

7人の地上最大のロボットのうち、
モンブラン(スイス)、ノース2号(スコットランド)、ブランド(トルコ)、
アトム(日本)、ヘラクレス(ギリシャ)が殺され、残るはエプシロン、ゲジヒト。
今回はゲジヒトです。
ええ?ゲジヒトって主役じゃなかったの??

ゲジヒトの捜査でPLUTOはアブラー博士が作ったロボット、サハドであることがわかる。
アブラーは先の戦争で家族を失い、戦争で活躍していた7人のロボットを憎んでいる。
サハドの脳をPLUTOに入れ、復讐している。
サハドは砂漠の祖国にも咲く花を作るため、オランダの大学に留学中だった。
父アブラーの役に立ちたい。憎しみを植えつけられたPLUTOと
生き物を育てるサハドの心がぶつかりあう。

PLUTOの熱線、磁力線の攻撃はゼロニウム合金のゲジヒトには通用しない。
高度な人工知能を持ち、悲しさ、憎しみを知ってしまったゲジヒトに適した
やり方で殺されてしまう~。戦いで負けるのではなく。

天馬博士が最後に出てきたから、やっぱりアトムは復活するんじゃないかな。
エプシロンは原作と同じく、天気の悪い日に子供たちを守るためあっさり負けるだろうし。

って、この展開、原作と同じじゃない??
サルタン=ダリウス
アブラー=アブラー
ゴジ=アブラー=テディのルーズベルトだったりして!!

ボラー、アブラーは人工知能をゴキブリにのせて
移動して、人工知能の入っていないロボットに乗り移るみたいだね。
PLUTOはボラーと相打ちで倒れるんでしょうか。

トラキア合衆国が、世界中の高性能なロボットを倒すためにやっていたりして。
ペルシアに戦争しかけたこと、世界の7体のロボットをPLUTOに倒させることとかさ。
あ、でもそうするとアブラーの憎しみは生まれないか。
ゴジ=アブラーは正解だろうね。
そして残ったゴジ、ボラーを所有しているトラキアが
世界を支配する?なんちゃって。